がんばれ元気 【概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優】

原作 小山ゆう

連載・掲載誌 週刊少年サンデー

掲載期間 1976年~1981年

テレビアニメ放送期間 1980年7月16日~1981年4月1日

テレビアニメ放送時間 水曜日 19時00分~19時30分

放送局 フジテレビ系列

話数 全35話

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概要 (説明はWikipediaより)

小山ゆうによる日本の漫画、およびそれを原作にしたテレビアニメ。

1976年から1981年にかけて『週刊少年サンデー』(小学館)に連載された。

単行本は、小学館少年サンデーコミックスより全28巻、ワイド版が全12巻刊行されている。

第22回小学館漫画賞少年少女部門受賞作品。

『あしたのジョー』と並んでボクシング漫画の名作に挙げられる作品である。

かつて『あしたのジョー』に感銘を受けた小山ゆうが、戦いの中で成長する物語を描きたいとして、これまで用いていたギャグは一切使わずに、連載を開始した。

当時のボクシング漫画が、歴史的大ヒット作となった『あしたのジョー』の影響から脱しきれない中、ジョーを意識しつつも全く異なる主人公像や境遇を描ききり、ボクシング漫画における新機軸を打ち出した。

作者は本作について、『あしたのジョー』とは全て逆の物語にしようと考えて執筆したことを語っている。

漫画評論家の米沢嘉博は、『あしたのジョー』で死を描くまでにエスカレートしたスポ根路線のスポーツ漫画が、1970年代も後半になると再びかつての明るく元気なスポーツを描くようになったとし、その例として『がんばれ元気』を挙げている。

同じく漫画評論家の村上知彦も、ヒロイックさやドラマチックさをなるべく描かない等身大の少年による日常的な作品として本作を挙げた。

また、ボクシング解説者郡司信夫は、本作の試合場面描写のリアリティについて「ルールを守った正しい打ち方でルール違反はひとつもありません。違反なしにボクシングの技術を描くことは大変難しいことです。」と絶賛している。

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あらすじ (説明はWikipediaより)

ドサ回りのボクサー・シャーク堀口は、5歳になる一人息子の元気と共に、各地を転々としながら生活を送っていた。

そんなある日、父のプロボクサー復帰が決定。

慣れないフェザー級での試合ながら連勝を飾るが、天才ボクサー・関拳児との死闘の末、帰らぬ人となってしまう。

やがて時が経ち、世界チャンピオンとなった関は、不敗の王者としてボクシング界に君臨。

元気は母方の祖父母に引き取られ、田舎で何ひとつ不自由のない生活を送っていたが、志半ばで倒れた父の夢を実現するため、中学卒業と同時に単身上京、関を倒すべくプロボクサーを目指す。

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登場人物 (説明はWikipediaより)

堀口 元気(ほりぐち げんき)  声 – 藤田淑子

本作の主人公。

幼少時は父・シャーク堀口と共に各地を転々とする生活を送っていた。

父の死後は資産家の祖父母に引き取られ、惜しみない愛情を与えられて何不自由なく育ったが、中学卒業を目前にして、父との約束を果たすべく上京。

都会に一人で自らの生活を立てながら、プロボクシングの世界に足を踏み入れる。

父・シャーク堀口の手ほどきを受けてボクシングを始め、祖父母に引き取られて以降は我流で練習を積み、中学3年になってからは三島栄司から本格的なコーチを受ける。

上京して永野ジムに入門した後はしばらく自分一人でトレーニングを行っていたが、デビュー戦を目前にして露木をトレーナーに迎えた。

必殺技は、大きく身を屈め、立ち上がる勢いを利用して相手の顎をめがけストレートを放つ『アッパーストレート』。

5歳の時のちびっこボクシングにおいて我流で習得し、その後も山場で度々用いていた。

卓越したボクシングセンスとパンチ力を持っているが、誰に対しても気遣いを忘れない心優しい性格で、そのためプロボクシングには向かないと思われていた。しかし、心の奥底には凶暴なまでの闘争本能が眠っており、激怒するなどするとそれが目覚め、誰にも止められなくなる。

小学校時代の担任だった芦川悠子に対し、少年時代からずっと思いを寄せ、彼女の上京後も折に触れては交流を持ち続け、心の支えとしていた。

原作最終回で関拳児に勝利し、WBC・WBAのフェザー級統一王者になるが、突然、ボクサーを引退し、祖父母である田沼夫妻に電話で「帰ったら田沼元気になります」と告げ、芦川への手紙をしたためた上で祖父母の待つ家へ帰っていった。

シャーク堀口(シャークほりぐち)  声 – 井上真樹夫

元気の父親。

本名・堀口秀樹(ほりぐち ひでき)。

元はうだつの上がらないライト級の6回戦ボクサーで、妻・美奈子の死をきっかけにボクシングをやめ、様々な仕事で元気を養っていた。

やがてドサ回りのボクサーとして元気と共に各地を回る生活を始め、プロボクシングのリングに復帰。

2階級低いフェザー級の試合に連勝し8回戦に昇格するが、若手のホープだった関拳児と激闘を繰り広げた末に敗れ、その試合での負傷と無理な減量が原因となって命を落とした。

関との壮絶な試合とその死に様は、元気と関のその後の人生に大きな影響をもたらしている。

芦川 悠子(あしかわ ゆうこ)  声 – 杉山佳寿子

元気の小学校4年生のときの担任。

元気の担任でなくなった後も、何かと元気を気にかけている。

人当たりがよく美人で、色々な男性から注目を浴びているが、学生時代からの恋人である三島に想いを寄せており、持ち込まれる縁談などは全て断っている。

三島が死に、元気が単身上京した後、教師を辞めて元気の後を追うように上京し、OLとして働きながら、元気の身元保証人になるなど、折に触れて交流を続け、彼の心の支えとなり続けた。

原作最終回でボクサー引退と祖父母の家に帰る事を告げた元気からの手紙を読み、既に帰郷の途にあった彼に思いを馳せるも、元気の愛を受け止めるにはまだ戸惑いもあり、ヨーロッパへ行き、いつか自分の中でわだかまりがなくなった時に会いに行くと手紙をしたためる。

ちなみに悠子という名前は、原作では一度も呼ばれたことがなく、アニメ化にあたって設定されたものである。

三島 栄司(みしま えいじ)  声 – 池田秀一

芦川悠子の学生時代からの恋人にして、元気のボクシングの恩師。

元全日本学生チャンピオン。

プロ転向後、関拳児に叩きのめされて挫折し、一時期はヤクザの用心棒にまで成り下がっていた。

背中に不動明王の刺青を入れてしまい現役復帰は不可能になってしまう。

元気と初めて出会った時は丸山ジムの居候で、酒浸りの生活を送っていた。

元気が小学4年の時、ジムに殴り込んできたヤクザを返り討ちにし、出所後に元気のトレーナーになることを約束して刑務所に収監される。

その後、元気が中学3年の時に出所するも重病に冒されていた。

しかし、そんな体を押して約束通りトレーナーを務め、最後はスパーリングで自分と互角以上に渡り合った元気の成長を喜びながら息を引き取った。

露木によると、基本に沿ったきれいなボクシングをしていたという。

関 拳児(せき けんじ)  声 – 森功至

フェザー級プロボクサー。

かつては若手の有望株と目され、自惚れの強い不遜な性格だった。

しかしシャーク堀口との試合でその傲慢さを叩きのめされ、幼い元気と世界チャンピオンになる約束を交わし、19歳の若さでWBA世界王座を奪取。

以降無敗のまま王座を防衛し続け、試合の度にKOタイムを予告しそれを実現させる怪物王者として君臨している。

芦川に想いを寄せていたがために、かつて三島を試合で嫉妬から容赦なく叩きのめしてしまい、期せずして三島を転落させるきっかけを作ってしまった。

元気との統一戦を前に、己の中の野生を解放するため山籠もりを行い、猪や熊を素手で殴り殺し、己の力を研ぎ澄まし、元気との闘いに赴くが、激闘の末敗れ、満足げな表情を浮かべ元気に抱きかかえられながらリングを後にする。

火山 尊(ひやま たける)  声 – 古谷徹

元気の小・中学校時代の一学年先輩。

貧しい家に育ち、関拳児を目標にプロボクサーとして成り上がることを夢にしている一方、正反対の環境でボクシングに打ち込んでいる元気を激しく敵視している。

元気はもちろん親のシャーク堀口すらも「老いて階級を落とし勝ち目がないのに再起するのは自己満足で舐めている。

関拳児に殺されるのは当たり前だ」と冷酷かつ非常にシビアだが正論と言えば正論を元気に吐いて元気と直接対決するが圧倒する。

結果的にはこの闘いが元気自身の甘さを見なおさせ元気を進歩させる一因となった。

小学校、中学校とボクシング部に所属し、高校へは特待生として進学、1年生から2年連続で学生チャンピオンとなり、将来のオリンピック代表と目されていた。

しかし元気との公開スパーリングで、テクニックの差を見せつけ終始優勢であったが、元気の放ったラッキーパンチによってダウンを奪われてしまう。

その悔しさから高校を退学し、プロに転向する。

プロ入り後は、打たれ強さを身につけるために相手のパンチをわざと受けるような試合を続け、それが原因で視力が悪化。

東日本新人王トーナメントの決勝戦で元気と対戦。

圧倒的なテクニックで元気を追い詰めるが、理性が飛んで暴走した元気の逆襲に遭って逆転KO負け(顔面に32連打される)を喫し、視力を失って引退した。

引退後は視力が若干回復し、母校でコーチを務めている。

警備員のバイトをしていた時にともこと偶然再会し、以来ともこに対して好意を抱く。

皆川 のぼる(みながわ のぼる)  声 – 中野聖子(少年時代)

子供預かり所で生活していた頃からの元気の友達。

少年時代は、母親がストリッパーをしていたことでよくいじめられてグレていたらしい。

いつしか元気への憧れがきっかけでボクシングを始め、上京してきた際に元気と10年ぶりの再会を果たす。

ジムでトレーニングする傍ら、ラーメン屋で働き、母親と生活している。

プロテストでは元気とおなじくスパーリング相手をノックアウトし、その後も快進撃を続ける。

東日本新人王トーナメントの準決勝では元気と念願の同門対決を迎えるが、どちらも負けさせたくないジムの方針で不戦敗にさせられ、元気との一戦は叶わなかった。

のちにジムを移籍し日本チャンピオンとなって再び元気の前に立ちはだかる。

元気の強打に耐え抜き、立ったまま気を失いKO負けとなるが、元気と闘った充実感を得て引退し、ラーメン屋を母親に手伝ってもらい開業している。

石田 ともこ(いしだ ともこ)  声 – 潘恵子

元気の中学の同級生。

元気に好意を寄せ、積極的にアタックし続ける。

中学卒業後、大切にしていた元気から届いた手紙を父親に見つかり咎められたことをきっかけに家出し、元気を追うように上京する。

アイドル歌手としてデビューし人気者になるが、引退しミュージック・ティーサロンでピアノの弾き語りを務める。

岡村 秀一(おかむら しゅういち)  声 – 田中秀幸

元気の中学の同級生。

勉強一筋のガリ勉で、それ以外に取り柄のない自分に人知れず劣等感を抱いている。

一時は元気のことを気に入らなかったが、殴り合うことで理解しあい、元気の親友となる。

後に東京大学に進学し、上京してからはかなり明るい性格になった。

彼もまた都会の生活の中で、自分のあり方や異性への葛藤に苦しみながらも成長していく。

法学部に所属しており、将来は官僚を目指している。

山谷 勝三(やまたに かつぞう)  声 – 増岡弘

丸山ジムの練習生で、本業はクリーニング屋の店員。

ジムで初めてプロテストに合格しフライ級プロボクサーとなったが、小学生時代の元気とスパーリングをしても「パンチがスローモーションのようによく見える」程度の実力であり、未勝利のまま引退。

元気が上京後もプロテストや試合の度に駆けつけ応援をし続ける。

モデルは川谷拓三。

永野 英吉(ながの えいきち)  声 – 大竹宏

永野ボクシングジムの先代の会長。

どのくらいの期間つとめていたか定かではないが、少なくともシャーク堀口が現役の頃~プロとしてカムバックした時期まではつとめていることがわかる。

会長として活躍していた際は、いつもサングラスをかけており、ダンディーで渋いキャラクターを醸し出していた。

シャーク堀口がカムバックした際は、彼の才能がないことを指摘し、ずばり辞めるよう意見する場面もあった。

しかし、その厳しい言葉の意図は、元気のためにもっとしてあげられることがあるはずだということを暗にアドバイスしたかったがために出た優しさゆえの発言だったことが推察できる。

会長を引退した後、孫を連れて何度か永野ジムに訪れていたようだ。

関拳児の戦いを心待ちにしていたが、皮肉にもその決戦の直前に亡くなってしまう。

堀口 美奈子(ほりぐち みなこ)  声 – 小山茉美

元気の母。

資産家の一人娘として裕福な生活をしていたが、シャーク堀口と恋に落ち、駆け落ちする。

もともと体が丈夫ではなく、産まれてくる子に、元気な子供に育って欲しいという願いを込めて『元気』と名付けるが、元気が産まれて間もなく亡くなる。

田沼 樹三郎(たぬま きさぶろう) / 田沼 愛子(たぬま あいこ)  声 – 永井一郎 / 坂井志満

元気の母方の祖父母。

資産家。

シャーク堀口の死後、身寄りのなくなった元気を引き取り、中学3年生まで育てた。

互いを「愛ちゃん」「樹三郎ちゃん」と呼び合う仲良し夫婦。

一人娘だった美奈子と、美奈子の忘れ形見である元気をこの上なく愛しているが、シャーク堀口に対しては美奈子と駆け落ちし、貧しい生活で死に追いやったと思い込んでいるため激しい憎しみを抱いていて、元気を引き取ろうとしたさい、夫婦でシャーク堀口を罵っている。

原作では最終回で元気から、ボクサーを辞めて自分達の家に戻ること、行かなかった高校に進学すること、そして田沼姓を名乗ることを電話越しに告げられ、ベッドの中で万感の思いと共に互いに涙を流しながら、元気の帰りを待つところで物語は終わりを告げる。

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【主題歌 (説明はWikipediaより)】

【オープニング】

【曲名】 風になれ!
【作詞】 海野洋司
【作曲】 森田公一
【歌】 堀欣也、こおろぎ’73、ザ・チャープス

【エンディング】

【曲名】 まっ白なリングへ
【作詞】 海野洋司
【作曲】 森田公一
【歌】 堀欣也、こおろぎ’73、ザ・チャープス

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