機動戦士Vガンダム　【概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優】

原作　矢立肇、富野由悠季

テレビアニメ放送期間　1993年4月2日～1994年3月25日

テレビアニメ放送時間　金曜日　17時00分～17時30分

放送局　テレビ朝日系列

話数　全51話

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概要　（説明はWikipediaより）

サンライズ制作のテレビアニメであり、『ガンダムシリーズ』の1つ。

ガンダムシリーズのテレビアニメとしては第4作目にあたり、2013年現在宇宙世紀を舞台とした最後のテレビシリーズ。

SDガンダム世代の小学生に受け入れやすくするため、主人公の年齢は13歳と従来のシリーズから引き下げられ、同じ理由から旧作ガンダムを知らない世代でも理解できるよう、旧作とはほとんど関連を持たない内容になっている。

これまでのテレビシリーズでは、物語の出発点がスペースコロニー（宇宙）であったのに対して本作では地球となっているが、これは「ガンダム＝宇宙」というイメージを払拭するためである。

こうした意図から物語開始から1クール近くにわたってヨーロッパが舞台となっており、主人公達が宇宙に上がるのは15話である。

物語序盤は明朗活発な主人公ウッソ・エヴィンが幼なじみのシャクティ・カリンや憧れの女性カテジナ・ルースを守るためにガンダムに乗り込み、トリッキーな戦法で敵を打ち負かすというシンプルな活劇としての方向付けがなされていた。

しかし物語が進むにつれ、宗教を背景とした民族主義など重いテーマに比重が置かれるようになっていく。

また、ギロチンで主人公の仲間の首がはねられたり、敵のパイロットが非武装の民間人の虐殺を楽しむような描写や、戦闘の際に機体を破壊するのではなく、コクピットを潰したりビームサーベルで中のパイロットを焼き殺すなどの残酷描写がある。

未成年の多くが視聴できる時間帯であるにもかかわらず性的な描写も見られる。

ウッソ役には当時19歳の新人で、本作が声優デビュー作となる阪口大助が抜擢された。

また、次作『機動武闘伝Gガンダム』の主人公ドモン・カッシュを演じる関智一がトマーシュ・マサリク役で出演。

関は、本作が声優としての本格デビュー作に当たる。

このほか各話のゲスト声優にも『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイを演じた緑川光など、後の平成ガンダムシリーズ3部作のメインキャラクターを演じる声優が数多く出演している。

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あらすじ　（説明はWikipediaより）

宇宙世紀0153年、地球圏を統治している地球連邦政府は形骸化し、宇宙に存在する各サイドは連邦政府の統制を離れた独自の道を歩み始め、各地で紛争が勃発する「宇宙戦国時代」に突入していた。

そのなかでもサイド2に存在するザンスカール帝国はギロチンによる恐怖政治と、救済と慰謝を基調とするマリア主義を掲げて急激に民衆の支持を獲得し、地球に向けてベスパと呼ばれる帝国軍を派遣した。

ベスパはヨーロッパの都市 ラゲーンを制圧下に置いた後、地球侵攻のための拠点とする。

また、ザンスカール帝国への抵抗活動を続けている組織 リガ・ミリティアの構成員たちも、それに対抗してヨーロッパで散発的な抵抗を始めた。

こうした中、ヨーロッパの都市 ウーイッグ近くに存在するカサレリア近辺にてパラグライダーを操っていた主人公の少年 ウッソ・エヴィンはベスパのMS（モビルスーツ） シャッコーと、リガ・ミリティア所属のマーベット・フィンガーハットが操縦する小型戦闘機との戦闘に巻き込まれ、シャッコーに引っかかり取り付いたあげく、ベスパのエースパイロットのクロノクル・アシャーを引き摺り落としてMSを奪って操縦する。

この活躍を目の当たりにしたリガ・ミリティアの面々は、自分たちの反攻のシンボルとして作り上げた「ヴィクトリーガンダム」のパイロットとしてウッソを迎え入れる。

ウッソはカサレリアの仲間たち、そして幼馴染のシャクティ・カリンを守るためにリガ・ミリティアに参加するが、戦いは熾烈さを増し、オイ・ニュング伯爵のギロチン刑や、ガンイージを駆る女性部隊・シュラク隊のメンバーが次々と戦死していく様など、生々しい戦場の現実を見せつけられる。

そしてオデロ・ヘンリークをはじめとする友人たちも、戦いの激化とともにMSパイロットや後方支援要員として戦いに身を投じる。

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登場人物　声優　（説明はWikipediaより）

ウッソ・エヴィン　　声 – 阪口大助

シャクティ・カリン　　声 – 黒田由美

ハロ　　声 – 松本梨香

ウォレン・トレイス　　声 – 松本梨香

エステル・チャバリ　　声 – 達依久子

エリシャ・クランスキー　　声 – 柳沢三千代

オイ・ニュング　　声 – 掛川裕彦

オーティス・アーキンズ　　声 – 坂東尚樹

オデロ・ヘンリーク　　声 – 中田雅之

オリファー・イノエ　　声 – 園部啓一

カルルマン・ドゥカートゥス　　声 – こおろぎさとみ

カレル・マサリク　　声 – 小林優子

クッフ・サロモン　　声 – 森川智之

ジン・ジャハナム　　声 – 松尾銀三

スージィ・リレーン　　声 – こおろぎさとみ

ストライカー・イーグル　　声 – 藤原啓治

ソフィア・イエリネス　　声 – 吉田古奈美

トマーシュ・マサリク　　声 – 関智一

ネス・ハッシャー　　声 – 折笠愛

ハリー・モスト　　声 – 渡辺哲也

ハンゲルグ・エヴィン　　声 – 堀内賢雄

ケイト・ブッシュ　　声 – 安達忍

コニー・フランシス　　声 – こおろぎさとみ

ジュンコ・ジェンコ　　声 – 小林優子

フランチェスカ・オハラ　　声 – 石川寛美

ペギー・リー　　声 – 渡辺久美子

ヘレン・ジャクソン　　声 – 深見梨加

マヘリア・メリル　　声 – まるたまり

ミリエラ・カタン　　声 – 日高奈留美

ユカ・マイラス　　声 – 田中敦子

ムバラク・スターン　　声 – 藤城裕士

カテジナ・ルース　　声 – 渡辺久美子

クロノクル・アシャー　　声 – 檀臣幸

アジス・バギ　　声 – 山崎たくみ

アルベオ・ピピニーデン　　声 – 北島淳司

カズー・ミウラ　　声 – 柴本浩行

ガリー・タン　　声 – 山崎たくみ

カリンガ・ウォーゲル　　声 – 冬馬由美

キーラ　　声 – 富田晃介

キスハール・バグワット　　声 – 梅津秀行

キル・タンドン　　声 – 森川智之

クリス・ロイド　　声 – 関智一

クワン・リー　　声 – 小杉十郎太

【主題歌　（説明はWikipediaより）】 ●YouTube動画やMP3で紹介●

【オープニング（第1話 – 第31話）】

【曲名】　STAND UP TO THE VICTORY ～トゥ・ザ・ヴィクトリー～
【作詞】　井荻麟、みかみ麗緒
【作曲】　川添智久
【編曲】　神長弘一、川添智久、井上龍仁
【歌】　川添智久

【オープニング（第32話 – 第51話）】

【曲名】　DON’T STOP! CARRY ON!
【作詞】　西脇唯
【作曲】　小泉誠司
【編曲】　福田裕彦
【歌】　RD

【エンディング（第1話 – 第31話）】

【曲名】　WINNERS FOREVER～勝利者よ～
【作詞】　長友仍世
【作曲】　長友仍世
【編曲】　板倉雅一、infix
【歌】　infix

【エンディング（第32話 – 第51話）】

【曲名】　もう一度TENDERNESS
【作詞】　浜口司
【作曲】　安宅美春
【編曲】　葉山たけし
【歌】　KIX-S

【挿入歌（第31話・第38話・第39話・第42話・第45話・第50話）】

【曲名】　ひなげしの旅のむこうに
【作詞】　井荻麟
【作曲】　千住明
【編曲】　千住明
【歌】　小峰公子、黒田由美

【挿入歌（第30話・第32話）】

【曲名】　いつかまた生まれた時のために
【作詞】　小峰公子、井荻麟
【作曲】　保刈久明
【編曲】　karak
【歌】　karak

【挿入歌】

【曲名】　生まれてくるものへ
【作詞】　井荻麟
【作曲】　千住明
【編曲】　千住明
【歌】　ACEILUX

【挿入歌（第50話・第51話）】

【曲名】　いくつもの愛をかさねて
【作詞】　井荻麟
【作曲】　岩崎元是
【編曲】　岩崎元是
【歌】　岩崎元是

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