原作 永井豪
連載・掲載誌 テレビマガジン、テレビランド
テレビアニメ放送期間 1989年3月11日~1990年1月27日
テレビアニメ放送時間 土曜日 17時30分~18時00分
放送局 テレビ朝日系列
話数 全43話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”獣神ライガー” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
永井豪の漫画、およびそれを原作としたサンライズ製作のテレビアニメ。
前番組の『鎧伝サムライトルーパー』に始まり、勇者シリーズの終了まで足掛け10年にわたって毎年作品を替えつつ続けられた、サンライズ・東急エージェンシー・タカラの3社による体制で制作されたアニメの第2作目である。
バイオアーマーと呼ばれている通り、機械の体ではなく、生体のメカ(便宜上こう呼ぶ)を操るという、永井豪ならではの設定である。
同作者の他作品の例に漏れず、この作品も(当時の子供向けアニメとしては)過激な残酷描写やハードなストーリー展開、お色気やサービスカットという要素を超えた頻繁な性的描写が特徴である。
容赦の無い展開に対して剣達はその都度打ち拉がれ、絶望しながらも再び立ち上がる成長ドラマが展開される。
また帝国側においても大局においては優勢に戦いを進めながらも、目先の手柄争いや長年の互いの啀み合い等が原因でしばしば仲間同士が互いの足を引っ張り合って結局は自滅するなど、戦いの現実や人の業を描き出している。
遥か神話の時代より繰り広げられた、善と悪の戦い。
「善神アーガマ」の血を受け継ぐ「大牙剣」は、現代に復活した「邪神ドラゴ」の末裔「女帝ザーラ」率いる「ドラゴ帝国」から人々を、世界を救うため、「バイオアーマー」「獣神ライガー」と一体化して戦う。
あらすじ (説明はWikipediaより)
邪神ドラゴの復活を望むドラゴ帝国の怪異なドラゴナイトが釧路市に出現。
自分の町や小学校が地獄図と化す中、大牙剣は祖父・龍造の教えに従い正義の巨神ライガーを召喚する。
大牙家は“善き神々の血を引く一族”だった。
戦いの中、神秘の力を秘めた神代姉妹のゆい・まいたちも剣に力を貸す・・・
登場人物 声優 (説明はWikipediaより)
大牙 剣 声 – 田中真弓
善神アーガマの末裔でライガーの操縦者。
小学六年の少年。
その右手の平に刻まれた獅子の痣から獣神ライガーを呼び出すことができる。
ガキ大将気質で生意気な一面を持つおっちょこちょいのスケベ(得意技はスカートめくり)だが、神崎の持っていたグラビア誌を見せられて赤面したりするなど年相応の面もある。
神代 ゆい 声 – 松井菜桜子
善神アーガマの血を引く双子の巫女の青髪の姉。
おしとやかな性格だが料理は下手。
妹のまいと協力することでベガルーダを召還できる。
邪神を復活させる鍵となる存在であり、その忌まわしい運命を呪って自殺を試みることもあった。
リュウ・ドルクの存在を知ってからは兄として強く慕うようになった。
団五郎のことは「五郎くん」と呼んでいたが、後半では「ダンゴくん」と呼ぶようになった。
神代 まい 声 – 伊藤美紀
善神アーガマの血を引く双子の巫女の赤髪の妹。
活発な性格で料理が下手。
姉のゆいと協力することでベガルーダを召還できる。
スケベで威張り屋の剣とはソリが合わないことが多いが、幾度と無く命を救われて以降は「剣はどんな時でも必ず自分を助けに来てくれる」と強い信頼感を寄せるようになる。
善神を甦らせる切り札でもあるが、姉のゆいの運命を気遣ってか、帝国に対して容姿のよく似た自分が身代わりとなることを買って出る勇気も持ち合わせている。
大牙 龍造 声 – 沢りつお
剣の祖父。
幼くして両親を失った剣を男手一つで育て上げた。
職業は獣医師。
神代姉妹を「~さま」付けする。
ドル・アーミーの攻撃の犠牲により命を奪われた。
団 五郎(ダンゴ) 声 – 塩屋浩三
剣の悪友。
このほか、タイチ、シュンスケという子分がいた模様。
実家が魚屋。
当初から剣たちとつるんでいたが、6話ゲルコブラ戦以降本格的に剣たちと行動を共にし、31話メタルナイト・ヘルランチャー戦にてりえと共にバトルスーツを操縦。
バトルスーツ・フラッカー1号機の操縦パイロットとして登録されてしまったことから以後バトルスーツ隊の隊員として戦いに加わる。
過去には神の一族でない自分の出自を卑下して出奔したこともあったが、ゆいに引き留められて以降は出自に拘らずに剣や神代姉妹の戦いに積極的に協力するようになった。
リュウ・ドルク 声 – 梁田清之
剣のライバル。
魔竜王ドルガを駆る。
邪神ドラゴの血を引く御子とされていたが、実は善神アーガマの血を引く御子で神代姉妹の兄に当たる。
「戦士とは美しき野獣であるべき」との信念を持ち、正々堂々とした戦いを好む。
ただし、初期にはドル・サタンの鬼虫を使用した作戦を看過しなおかつ激怒する剣を見下す発言をしたこともある。
その立場ゆえに、サタン以外の四天王とはそりが合わない。
ドル・コマンドとは生身でだが戦ったことすらある。
ドル・ファントムによる暗殺未遂事件の際、一時的に記憶を失い倒れていた所を剣の初恋の人とも言える女性・アキに介抱され、行動を共にしていく内に惹かれ合っていくが、記憶を取り戻してライガーと激突した際の衝撃に吹き飛ばされて彼女は命を落としてしまう事になり、この件以降、戦う事に迷いを抱いていく事になる。
そして、ガイストが専権を振るう帝国に失望し、生き別れの妹達であった神代姉妹との邂逅、サタンの死などを経て、自らの真の宿命に目覚める。
孤高の一匹狼的存在。
右手、掌に竜の痣があり、危険なことをさりげなく済ませるだけでなく、男気も持ち合わせている様である。
八神 冴子 声 – 藤井佳代子
TVレポーター。
さる財閥の令嬢で、ライガー復活の場面に居合わせたこと、祖父がドラゴ帝国について研究していたことが縁で一行に加わり、家を破壊された剣達の後見人になる。
実は神の末裔であるが能力は持たない。
話の語り部役。
当初は純粋に興味本位で剣やライガーの取材を行っており、仲間の死に際しても何らの動揺も見せない徹底した仕事人的な思考を持っていたが、剣達の後見人となり神崎と再会して以降は心優しい女性としての面も強く見せるようになっていった。
神崎 真吾 声 – 堀内賢雄
冴子の元恋人。
考古学者。
元々ドラゴ帝国とは対話を望んでおり、それが原因で冴子の祖父と反目して出奔、冴子とも別れてしまった過去を持つが、対話が不可能と言うことを身を以て知り、また邪神の聖杯の出現と関わって以降は、剣達と積極的に行動を共にするようになる。
冴子とは直接的に仲が悪くなって分かれた訳ではないため、現在でも当時と同様の好意を抱き続けているようである。
長身の美男子のため、神代姉妹からも大変に気に入られていたが、冴子に対する想いが強いためか、本気で取り合うことがないクールな一面も見せていた。
ミニナイト 声 – 神代知衣
封印の岩そっくりの小岩から生まれた魔竜戦士の幼生?のような小さな竜。
寄生ドラゴナイトを好物とする。
非常に食いしん坊かつエッチな性格。
角から電撃を放つことが出来、時々役に立つ。
誕生して間もなく剣や神代姉妹と出会い、共に生活をしているためか、ドラゴ人でありながらもドラゴ帝国や魔龍戦士を強く嫌悪している。
魔龍戦士の炎で黒焦げになってもすぐに脱皮して復活するなど、体は非常に頑丈なようである。
最終回で本来の人間の姿に戻る。
ドラゴ帝国が邪神ドラゴに滅ぼされたことで、事実上ドラゴ人の最後の生き残りともなった。
人間の姿になって以降は、ゆいが大のお気に入りの女性となったようである。
轟 りえ 声 – こおろぎさとみ
マッドサイエンティスト轟博士の娘。
中学生。
お淑やかを装っているが、その実態は稲妻崩しのリエと異名を取るスケバン。
轟博士のロボット・ロボビタンXを操縦したこと、剣を救わんとしてダンゴと共にバトルスーツ・フラッカー1号機に乗り込んでしまったこと(メタルナイト・ヘルランチャー戦にて)からバトルスーツ隊の隊員として戦いに加わる。
フラッカーではダンゴが操縦担当、りえが射撃担当を務めていた。
大変に惚れやすい性格であり、ロボビタンXでの戦闘で剣に救われて以降は剣を一方的に慕って周囲を困惑させていた。
「剣さま」と慕う剣を手助けすることが戦いの目的であったため、フラッカーのパートナーであるダンゴへの扱いは当初は非常にぞんざいであった。
しかし、最後には負傷しながらも身を挺して自らを救おうとしたダンゴの男気に一方的に惚れ込んでしまっていた。
片桐隊長 声 – 稲葉実
バトルスーツ隊の隊長。
剣からは「おっちゃん」と呼ばれ親しまれている。
派手な活躍は余りないがライガーを堅実にサポートし、ドラゴ帝国の量産メタルナイトと戦う。
恐怖に駆られて帝国にゆいを差し出すことを要求したバトルスーツ隊員や、死の運命を前に眼前の負傷者を救出しようともしない市民を強く叱責するなど、善神アーガマの力の源泉である「人間の良き心」を体現する上で非常に重要な役割を果たした人物でもある。
カミヨ 声 – 本多知恵子
神の末裔。
幽体の姿でドルガに敗れた剣をサンダーフェニックスの元へ導いた。
しかし、本当の肉体はミイラ化していた。
彼女が謡う「鏡の子守り歌」はあずさの「鏡の子守り歌」とは少し歌詞が異なっている。
女帝ザーラ 声 – 有馬瑞香
ドラゴ帝国を統べる女帝にして巫女であり、邪神ドラゴの末裔。
妖艶な美女の上半身と蛇の胴体を持つ魔性のものでもある。
残忍無比かつ狡猾な性格で、人間を心理面から徹底的に攻めて絶望と恐怖に追い込んで惨殺する、という作戦を最も好み、「利用出来るものは徹底的に利用する」が信条。
ドラゴ復活のために人間世界を侵略、その障害となるライガーを倒すべく、ドラゴ神の啓示を受け、魔竜戦士やメタルナイトを送り込む。
24話でドラゴの聖杯の力を得てパワーアップし、蛇腹の中ほどから巨大な魔物の口が出現、異形の姿となる。
これによりドラゴ神の力の一端を得た彼女の肉体に流れる血液は、飲んだ者にドラゴ神の力を分け与える効果を持つ。
物語終盤にて真の姿を現すが、その正体は三つ首竜の中央の頭部からザーラの上半身が生えたグロテスクな怪物。
最終的にドラゴを復活させることには成功するものの、当のドラゴが自分を含めた全てを滅ぼすことは予想だにしていなかった。
そのため「ドラゴ神にすべてを捧げる」と口にしたことが仇となり、復活したドラゴによって握り潰され、頭から喰い殺される最期を遂げた。
立場上、終盤まで自ら前線で戦うことはなかったものの、都市一つを滅ぼすほどの強力な念動力を使う他、相手の影に潜って相手の精神と肉体を乗っ取り、操ることができ、サンダーライガーとドルガが束になっても敵わない程の強さを誇った。
ドル・アーミー 声 – 郷里大輔
四天王の一人で陸戦隊を率いる。
力押しの将軍。
ライガーと最初に戦い、その後も度々刃を交えるが、失敗続きでありなおかつ出たがりであったために見限られ、顔を傷つけられると同時に、将軍の地位を剥奪され生贄として処刑されることとなり脱走。
剣の祖父・龍造の命を奪い逃亡を続けるが、粛清の命を受けたドルクの手により自らの顔面を抉りとられ、最後は陸戦要塞ラウンドヘッドもろともライガーに倒された。
ドル・ネイビー 声 – 戸谷公次
四天王の一人で海戦隊を率いる。
四天王の中では最も地味。
地味ながらもドラゴの聖杯の一つを手に入れるなど手柄を立てたが、メタルナイトの登場後は影が薄くなる。
後にメタルナイト化し、最後はドルクと戦い、モノアイを剣で貫かれ怯んだところを倒された。
ドル・ファントム 声 – 中村秀利
四天王の一人で空戦隊を率いる。
策略家であるが、策を実らせ手柄を立てることはついになかった。
メタルナイトの登場後は一時は反発するも、ライガーとの戦いに敗れメタルナイト化した後は嬉々としてその力を振るった。
メタルナイト化した姿を嘲笑われたことに怒ってドルク暗殺を企て記憶を失わせることに成功する。
しかし復活したドルクの怒りの刃を受けて倒された。
ドル・サタン 声 – 勝生真沙子
氷の将軍とも称される。
親衛隊を率いる四天王筆頭。
配下の部隊は諜報部隊、特殊部隊的な性格を持ち、デスゲベル、グスタフ、ゾルバなど癖のある強者、ギガメノンのごとき異形の者などが揃っている。
自らも人の心を操る術に長ける。
メタルナイト計画の立案者。
リュウ・ドルクに敵愾心を持っていたが、その一方で彼を愛しており、実際にドルクの窮地を何度も救っている。
後にドルクと共に帝国への叛意を露にするが、かつての側近・ガイストに悟られ計画は頓挫。
最後は、愛していたドルクをガイストの手から護り果てる。
ドル・コマンド 声 – 島田敏
ドル・アーミーの後任になる陸戦将軍。
元々はコマンドロスといい、陸戦部隊の一兵士であったが、アーミーの死後闘技場での戦いを勝ち抜きザーラより将軍の地位(他の四天王でも同様だが、人間の顔がこれを表している)を与えられる。
叩き上げの軍人であり、野心家。
人心を操るなどの策謀にも長ける。
武力よりも謀略を重視するドル・サタンとは着任当初からそりが合わず度々衝突していた。
メタルナイトの登場後は影が薄くなるも、最後までメタルナイト化することなく終わった。
最後はドル・ガイストの策略にかかり、ライガー共々殺されかけて瀕死の姿でザーラの前に辿りつきガイストの背信を告げるも逆に逆臣として斬り捨てられた。
Dr.ガイスト / ドル・ガイスト 声 – 速水奨
魔竜戦士をサイボーグ化させた「獣の心を持った破壊兵器」メタルナイトを開発したドル・サタン配下の科学者。
自身も半機械化している。
その信念は「弱き者に流れる聖なる血よりも、強きメカニックに流れる油の方が尊い」の一言に結実される。
それゆえリュウ・ドルクとは根本的に相容れない。
ドル・サタンとドル・ファントムら三将との指揮権を賭けた戦いにサタンが勝利したことにより、指揮権を掌握したサタンの手によって空戦将軍の地位につけられるが、徐々にその狂気じみた野心を顕にし、上官であるサタンをも恫喝するまでになっていき、サタン失脚後は帝国の実戦部隊を実質的に指揮。
戦闘能力もサンダーファイナルスラッシュに耐え切るなど強力である。
最期は洗脳したメタルナイトを操りザーラを暗殺して帝国の支配を企てるが失敗し、ライガーとの戦いに劣勢となったところに現れたメタルナイトとザーラの手にかかって無残な死を晒すこととなった。
邪神・ドラゴ 声 – 池田勝
100万年の眠りから目覚めた破壊の神。
この世の全てを破壊しつくすことのみが目的であり、行動原理。
それは自身を蘇らせたザーラでさえも例外ではなく、何の躊躇も無く彼女を喰い殺した。
その力の源泉は人間の悪しき心。
最後はドルクとドルガの力で再び封印された。
善神・アーガマ
100万年前に邪神・ドラゴを封印して自らも滅び去った神。
滅びの間際に獣神ライガーを自らの化身として遺した。
100万年後の現代に邪神・ドラゴが復活することを予見しており、神の城やベガルーダ、魔竜王ドルガなども創造していたようである。
最終話でまいを依代にライガーとドルガが合体することで復活を果たす。
その力の源泉は人間の善なる心。
【主題歌 (説明はWikipediaより)】 ●YouTube動画やMP3で紹介●
【オープニング(前期)】
【曲名】 怒りの獣神
【作詞】 安藤芳彦
【作曲】 工藤崇
【編曲】 矢野立美
【歌】 弘妃由美
【オープニング(後期)】
【曲名】 奇跡の獣神
【作詞】 安藤芳彦
【作曲】 工藤崇
【編曲】 矢野立美
【歌】 弘妃由美
【エンディング(前期)】
【曲名】 THE FIRE
【作詞】 安藤芳彦
【作曲】 工藤崇
【編曲】 矢野立美
【歌】 弘妃由美
【エンディング(後期)】
【曲名】 反逆の戦士 ~リュウ・ドルクのテーマ~
【作詞】 安藤芳彦
【作曲】 工藤崇
【編曲】 矢野立美
【歌】 弘妃由美
【挿入歌】
【曲名】 鏡の子守り歌
【作詞】 安藤芳彦
【作曲】 飛澤宏元
【編曲】 飛澤宏元
【歌】 弘妃由美
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