原案 矢立肇
テレビアニメ放送期間 1987年2月7日~1988年1月30日
テレビアニメ放送時間 土曜日 17時30分~18時00分
放送局 テレビ朝日系列
話数 全48話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”機甲戦記ドラグナー” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系で全48話が放送された、サンライズ制作のロボットアニメ。
本作のコンセプトは「ガンダムをリニューアルする」ということである。
ここに神田が「バイファムのちょっと上の新兵の話をやりたいねえ」という要素を追加し、本作の方向性が決まった。
バンダイは多色成型と共通のポリキャップを使うプラモデルの販売を企図し、本作の登場ロボットはそれを前提としたデザインになっている。
『ZZ』に引き続き、バンダイが企画・スポンサー・商品化を担当している。
登場人物たちの掛け合いや作劇自体をコメディ調になるほどにライトタッチに演出し、意表をつくキャラクター同士を恋愛関係にしたり、終盤では敵陣営に属するライバルが主役顔負けの活躍を見せたりといったパターン破りの描写を行なった。
この時間帯では『戦闘メカ ザブングル』以来リアルロボット路線が続いていたが、当時はファミコンブームの絶頂期と重なっていた時期であり、またリアルロボットアニメの人気も下り坂であったため、本作でサンライズのリアルロボット作品の連作自体が一旦終了し、この時間帯は他ジャンルの、それもサンライズ以外の製作によるアニメ作品が放映されるようになった。
また本作の商業的失敗以後、サンライズはガンダムシリーズ以外のリアルロボットアニメ作品制作に消極的となり、制作作品数は減少した。
ビデオ化されたことがなく、後にLDで発売されているが、DVDの爆発的普及期と発売が重なったためにあまり売れず、廃盤となっている。
しかし、2001年に発売されたシミュレーションRPG『スーパーロボット大戦A』に登場したことをきっかけに『スーパーロボット大戦シリーズ』には2010年現在までに通算4回登場。
そのほか、リアルロボット系アクションゲーム『A.C.E.』にも登場。
これらによって人気が再燃し、2005年冬にはDVD-BOXが発売されるに至った。
あらすじ (説明はWikipediaより)
舞台は西暦2087年。
月に誕生した軍事政権による統一国家「ギガノス帝国」が地球の統一連合「地球連合」に対して一方的に独立を宣言し、宣戦を布告。
戦火はスペースコロニーと地球本土に拡大し、月面のマスドライバーやメタルアーマー (MA) などの兵器によって、地上の7割はギガノスに占拠されていた。
そんな中、スペースコロニー「アルカード」の住人である主人公・ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマンの3人は、ひょんなことから新開発メタルアーマー「D兵器」(ドラグナー)のパイロットとして登録されてしまい、追撃部隊を撃破する。
こうして、彼らはギガノス帝国の追撃艦隊と戦いながら地球連合軍本部を目指すことになる。
登場人物 (説明はWikipediaより)
ケーン・ワカバ 声 – 菊池正美
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。
階級は准尉(当初は三等空士)。
メタルアーマー「ドラグナー1」・「D-1カスタム」のパイロット。
本編の主人公。
日本・TOKYO出身の日系2世。
父は地球連合軍参謀のジム・オースチン、母は中立コロニー「アルカード」入国管理官のアオイ・ワカバ。
ただし両親は離婚し、母と暮らしていた。
母方の祖母はギガノス占領下の青森で暮らしている。
成績はそれほどよくはなかったが日系人ということもあってかバイリンガル(青森を訪れた際タップとライトは村の住人とコミュニケーションが全くとれず、ライトは「言葉が通じない」と発言している)である。
元々はアルカードにある民間のアストロノーツアカデミーの生徒。
アカデミー時代はリーゼントに上着はスタジャンというスタイルだった。
輸送船アイダホでドラグナーのパイロットに任命された直後にお目付け役のベン軍曹に髪をバッサリ切られる。
基本的には直情型かつ熱血漢で、後先考えないで突っ走るタイプ。
ドラグナーのパイロットとなってしまったのもアルカードを強襲したギガノスに一泡吹かせようとケーンが言い出したことが原因である。
リンダに一目惚れし、その想いは彼女の秘密を知ってからも変わらなかった。
タップ・オセアノ 声 – 大塚芳忠
ケーンと同じアストロノーツ・アカデミーの学生で、ドラグナー2型およびドラグナー2型カスタムに搭乗。
ニューヨークの大家族の実家に軍の給料から仕送りしている。
一家揃って音楽好きらしく、カセットプレイヤーを常に携帯している。
将来はショウビジネスをやるのが夢で、ミュージカルなどをかける小屋を経営したいと思っている。
自他共に認めるフェミニストで、いつの間にかローズといい仲になる。
ライト・ニューマン 声 – 堀内賢雄
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。
階級は准尉(当初は三等空士)。
メタルアーマー「ドラグナー3」のパイロット。
イギリス出身。
父は地球連合軍欧州統括理事会常任理事。
祖父は元英国下院議員で貴族のバーモント卿という名門の家系。
ただ、本人は特別扱いされる事を嫌っており、家族について話したがらない。
ケーン、タップと同じくアストロノーツアカデミーの生徒。
偶然ドラグナー3に乗り込み、戦いの渦中に置かれてしまう。
コンピューター好きであったため、ドラグナー3の特性を最大限活かしていた。
戦闘中にドラグナー3で分析した情報を元に事態の打開策を立てるなど、ドラグナーチームの知恵袋的存在。
そしてアルカード上の宇宙飛行士のアカデミーに移した。
ジェームス・C・ダグラス 声 – 大滝進矢
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。
階級は大尉(以前は少尉)。
本来はドラグナー1の正式パイロットになるはずだった。
ケーン達がドラグナーパイロットとなってからは、教官として彼らを鍛える任に就いた。
宇宙機動要塞攻略戦において、本来のドラグナーパイロットとしての本領を発揮する機会を得て、自らドラグーンに搭乗し、ドラグーン隊の隊長を務める。
ダイアンに気があったようだが、ケーン達の計らいもあって彼女は部下であるベンと結婚してしまう。
リンダ・プラート 声 – 藤井佳代子
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。
階級は特務中尉。
ソビエト連邦(現ロシア連邦)出身。
父はドラグナーの開発者であるラング・プラート、兄は元ギガノス帝国軍のエースパイロットであるマイヨ・プラート。
本作のヒロイン。
難民として輸送艦「アイダホ」に乗り合わせていた。
かつては電子工学を専攻していた。
父や兄との複雑な境遇から当初は心を閉ざしていたが、ケーンの熱烈なアタックを受けるうち、次第に心を開いていく。
宇宙機動要塞攻略戦においては、ベン軍曹と共にケーンの母親を救出し、ケーンの地球連合軍に対する攻撃を止めさせるきっかけをつくった。
ローズ・パテントン 声 – 平松晶子
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。
階級は特務少尉。
難民として輸送艦「アイダホ」に乗り合わせていた。
戦争で行方不明になった両親を探している身だが、常に明るく振る舞っている。
当初は自分に思いを寄せるタップをまるで意識していなかったが、次第にまんざらでもなくなってきたらしく、彼が敵に捕らわれた時には心配する様子も見せた。
ベン・ルーニー 声 – 島香裕
地球連合軍ドラグナー遊撃隊所属。
階級は軍曹。
独身。
妹が一人いる。
終戦後、ダイアン・ランスと結婚する。
輸送艦「アイダホ」にてD兵器(ドラグナー)輸送の任に就いていたが、突如軍人となったケーン達3人を厳しくしごき上げた。
スキンヘッドと厳めしい面構えだったが、意外に人情派なところもあり、ケーン達にとっては頼れる兄貴分でもある。
この関係はケーンたちが昇進し、軍曹の上官となってからも変わることはなかった。
実はケーンの事を特に高く評価しており、酒に酔っていたとはいえ「妹を嫁にやる」とまで言い出したほど。
宇宙機動要塞攻略戦においてはケーンの母親を救出する作戦を上申し、リンダ特務中尉と共に救出にあたった。
ヤム 声 – 戸谷公次
地球連合軍重慶基地所属。階級は少佐。
ドラグーン隊の隊長。
拳法の達人でもあり、ケーンに自身の父親であるラオチュンの修験道場を紹介する。
ダイアン・ランス 声 – 勝生真沙子
地球連合軍情報部所属。
階級は少尉。
難民として「アイダホ」に乗り合わせていたが、実は地球連合軍諜報員でリンダとローズの警護と中国大陸の重慶までの同行の任に就いていた。
重慶到着後は別の任務のため転属となったが、終戦後ベン・ルーニーと結婚した。
ジム・オースチン 声 – 嶋俊介
地球連合軍第2海洋戦域軍参謀。
ケーン・ワカバの実父。
生き方の違いにより妻のアオイ・ワカバとは離婚している。
結婚生活は13年間であった。
息子のケーンからは出世ばかり考え家族を捨てた男として嫌われている。
ギニール 声 – 池水通洋
地球連合軍第1機甲中隊隊長。
階級は少尉。
戦闘ポッドのパイロット。
妹へのプレゼントをケーンに託し、ドラグナーを守ろうと戦死した。
ロイ・ギブソン 声 – 秋元羊介
輸送艦「アイダホ」の艦長。
D兵器(ドラグナー)輸送の任に就いていた。
無断でドラグナーを持ち出すケーン達を警戒しつつも黙認した。
ケニー・ダンカン 声 – 柴本広之
輸送艦「アイダホ」の航海長。
D兵器(ドラグナー)輸送の任に就いていた。
ギルトール 声 – 大木正司
ギガノス帝国軍元帥。
元は某国の将校だったが地球の腐敗を憂い、月面の各基地に駐屯していた地球各国の駐留軍を纏め上げて反乱を起こし「統一帝国ギガノス」の実質的指導者となる。
ラング・プラートとは親友であったが、理念の違いから袂を分かつ。
その子マイヨに対しては全幅の信頼を寄せていた。
マスドライバーを使用して地球連合軍の要所を攻撃していたが、戦争の理念を優先し、全面攻撃には最後まで首を縦に振らなかった。
気高い人物ではあるが、上層部の腐敗を止められず、これによる若手将校の反乱を許してしまっていた。
ドルチェノフ中佐に暗殺され、地球の行く先を憂いながら息を引き取る。
遺言は「マスドライバー攻撃はならんぞ」であり、暗殺の濡れ衣を着せられたマイヨはこの言葉を最後の拠り所にマスドライバーを破壊する。
ドルチェノフ 声 – 飯塚昭三
ギガノス帝国軍総統(以前は中佐)。
傲慢な性格で勝つことに拘り、卑劣な手段を特に好む。
以前から急進派として名を馳せていたようで、ギルトール元帥にマスドライバーによる地球全面攻撃を再三にわたり訴えていたが、全て拒否されていた。
業を煮やしたドルチェノフはギルトールを暗殺(マイヨに罪を着せたのは彼が連れてきた部下である)。
中佐の階級であるにもかかわらず総統の座を引き継ぎ、独裁体制を敷いて念願であった地球への徹底攻撃に打って出た。
しかし、マスドライバーはマイヨに破壊されたため、地球全面攻撃は実現できなかった。
総統就任後は戦局の劣勢を打開すべく宇宙機動要塞の建造を推進した。
ドラグナーに対しては、アオイ・ワカバを事実上の人質に取ってケーン・ワカバを投降させた。
ただし人望に関しては低く、ミン大尉の策にはまってギルトール元帥暗殺の真相がギガノス軍内部に暴露されるや、軍の大半はドルチェノフをあっさり見限り地球連合軍に投降してしまった。
MAパイロットとしての能力は非常に高く、反乱軍の鎮圧に際しては自ら先頭に立ち圧倒的な実力を見せつけた。
宇宙機動要塞内の戦闘においても旧世代のダインに搭乗していたにもかかわらず、新鋭機に乗るクリューガーに対しマイヨが「貴様の腕では無理だ」と交戦を止めようとするなど、エースパイロット級の腕前であることがうかがえる。
最期はギルガザムネを駆りケーンやマイヨと戦うが、ギルガザムネの欠陥により敗退する。
この際に脱出装置が作動しなくなり、コクピットに閉じこめられたまま宇宙機動要塞とともに月面へ散った。
マイヨ・プラート 声 – 小杉十郎太
ギガノス帝国軍親衛機甲兵団第一師団所属。
階級は大尉。
メタルアーマー「ファルゲン」のパイロット。
通称「ギガノスの蒼き鷹」と呼ばれるエースパイロット。
高潔な軍人である彼は、多くのギガノス軍人の尊敬を集めていた。
軍人としては模範と呼べる有能な人物であったが、その反面、肉親の情愛よりも国家の大義を選ぶほど家族を省みない一面もあり、争いを望まない妹のリンダからは失望されていた。
ギルトール元帥に心酔しており、彼を裏切った父ラング・プラートを憎んでいる。
D兵器(ドラグナー)追撃でケーン達とは幾度も戦うことになるが、部下の専行や各方面で友軍の協力が得られなかったことなどから失敗を重ねることとなり、遂には追撃の任を解かれ最前線である南部戦線に左遷させられる。
このことが一因でマイヨを慕う親衛機甲兵団の反乱が発生する。
この親衛機甲兵団の反乱騒ぎを裏で主導した疑いをかけられ、月面司令本部へ召還され反乱軍の説得にあたるが、その最中にドルチェノフ中佐によるギルトール元帥殺害の場に居合わせ、ドルチェノフの計略により「ギルトールを殺害した反逆者」という濡れ衣を着せられる。
ギルトール元帥の遺志によりマスドライバーを破壊するが、ギガノス軍の追撃を受け行方不明となる。
その義理堅く、理想を貫こうとする実直な姿勢から、主人公達であるケーン達よりも人気が高く、ストーリーの終盤では主役であるケーンを差し置いての活躍を見せている。
ダン・クリューガー 声 – 柏倉つとむ
ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。
階級は少尉。
メタルアーマー「ゲルフ」のパイロット。
プラクティーズのリーダー格で最もマイヨ・プラートに心酔している。
志は高いが、その「お坊ちゃん」気質が足を引っ張る形となり、度々ケーン達に苦汁を舐めさせられる事となった。
宇宙機動要塞潜入時に、マイヨや仲間達を守るためドルチェノフに機体を蜂の巣にされ、壮烈な死を遂げる。
カール・ゲイナー 声 – 島田敏
ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。
階級は少尉。
メタルアーマー「レビゲルフ」のパイロット。
プラクティーズの中で最も権力志向が強く、権威を笠に着る事を躊躇わない。
ウェルナー・フリッツ 声 – 竹村拓
ギガノス帝国軍親衛隊「プラクティーズ」所属。
階級は少尉。
メタルアーマー「ヤクトゲルフ」のパイロット。
3人共通のプライドの高さに加えて、一番目つきが悪く、気難しい顔をしている。
ホルツ 声 – 島田敏
ギガノス帝国軍親衛機甲兵団所属。
階級は中尉。
反乱軍のリーダー的存在でギガノス上層部の腐敗とマイヨの左遷により帝国に対し反乱を起こす。
マイヨを慕っており、彼が反乱軍の説得に訪れた際には逆に自分達のリーダーになるよう懇願した。
ギルトールを暗殺したドルチェノフが反乱軍の武力鎮圧に向かうとダインに搭乗し、同じくダインを駆るドルチェノフに挑むも技量の差から敗北、戦死した。
グン・ジェム 声 – 加藤治
ギガノス帝国海洋戦域機動軍F軍団グン・ジェム別働隊、通称グン・ジェム隊隊長。
階級は大佐。
メタルアーマー「ゲイザム」のパイロット。
グン・ジェム隊は通称「ギガノスの汚物」と呼ばれ、ならず者の集団として敵味方双方に恐れられている。
「グン・ジェム四天王」を配下に置き、中国大陸の奥地にあるギガノス帝国軍軍事秘密工場の護衛の任に就いている。
右目は失明しているため眼帯を付けている。
これは地球連合軍ヤム少佐の父親ラオチュンとの決闘により負傷したものである。
また服を脱ぐと腹がせり出るが、これは肥満によるものではなく、力士のような筋肉太りである。
常にサーベルを所持しているものの、どういう訳か敵よりも味方や部下に振るう事の方が多かった。
残忍で狡猾、金儲けに目がない一方で、パイロットとしての能力はケーンを遙かに凌駕している。
ドラグナー遊撃隊との戦闘以前のMA撃墜数は17機以上で、グン・ジェムの通った後には雑草も生えないと言われている。
その圧倒的な力は、ケーンが悪夢にうなされるほどであった。
豪胆で敵に対しては非情な反面、部下に対する情は厚く、特に四天王のゴルとガナンが戦死した際は、機体の損傷も顧みずゲイザムで出撃しようとした。
またミン以外の3人が戦死した時には、「ワシにとっちゃ、テメェらは息子みたいなもの」と泣いたほど。
ゴル 声 – 島香裕
ギガノス帝国軍グン・ジェム隊第1中隊長。
階級は大尉。
メタルアーマー「スターク・ゲバイ」のパイロット。
「グン・ジェム四天王」の一人。グンジェムよりも一回り大きい体格を持つ大男。
性格は他の四天王と比べて一番気が弱く、よくグン・ジェムに怒鳴られてその巨体を小さくしていた。
精神構造は子供に近いが、逆にそれが彼の純粋な部分だとも言える。
そのせいか人質となったリンダに一目惚れして、彼女を守ろうとするなど荒くれ者らしからぬ姿も見せた。
感情が高ぶると専用のガトリングガンを発砲・乱射する癖があり、グン・ジェム隊の中でコメディリリーフであった。
ガナン 声 – 笹岡繁蔵
「グン・ジェム四天王」の一人でギガノス帝国軍グン・ジェム隊第2中隊長。
階級は大尉。
メタルアーマー「スターク・ガンドーラ」のパイロット。
殺人犯が軍服を着ているとまで評される凶暴性を持ち、ニヒルな性格で仲間内の殴り合いを余興として観戦するほど血を見るのが好き。
目の下に真一文字の傷を持つ痩せ型の大男で、理由は不明だが、いつも釘を咥えている。
ミン 声 – 島津冴子
ギガノス帝国軍グン・ジェム隊第3中隊長。
階級は大尉。
砂漠の赤いバラと呼ばれ、その勇猛さは本部でも評判であった。
フルネームは「リー・スー・ミン」。
身長は約185センチとグン・ジェム並みで、本作男性キャラの大半よりも大柄で屈強な体格と鉄製のドアを体当たりで半壊させたり、配管パイプを引きちぎるなどの並外れたパワーを持つ。
メタルアーマー「スターク・ダイン」のパイロット。
機体の特徴的な装備であるハイブリッド・サージからケーンには「ノコギリ女」とも呼ばれる。
「グン・ジェム四天王」の一人で、ドラグナー遊撃隊との戦いに四天王で唯一生き残った。
グン・ジェム隊壊滅後は、残存の部下に反旗を翻されるが、ドラグナー討伐の任を受けたハイデルネッケン少佐に合流しドラグナー遊撃隊を追うことになった。
しかし、乗艦がマイヨ・プラートに接収され、彼に命を助けられてからはドラグナーを倒すことを諦めマイヨたちと行動を共にした。
ジン 声 – 島田敏
ギガノス帝国軍グン・ジェム隊第4中隊長。
階級は中尉。
メタルアーマー「スターク・ダウツェン」のパイロット。
「グン・ジェム四天王」の一人で、グン・ジェム隊きっての卑劣漢。
捕虜にしたリンダを我が物にしようと考えたり、協力すると見せかけて味方であったはずのゲルポック隊を裏切り、見殺しにするなど外見の良さに反する凶悪さを見せるサディストでもある。
武器にサイを持っている。
ブコビッチ 声 – 石塚運昇
グン・ジェム隊第2中隊に所属するガンドーラのパイロット。
モヒカンが特徴。
キャンプから脱走したケーンとリンダをガナンと共に追撃するが、戦闘中にコックピットに乗り込んできたケーンに気絶させられ、乗機を奪われてしまう。
その後の消息は不明。
ゲルポック 声 – 西村知道
ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。
階級は少佐。
メタルアーマー「ゲルフ」のパイロット。
彼らのチームを組んでの戦績は突撃戦功賞授与3回、巡航艦2隻、駆逐艦3隻撃沈、その他中小艦艇撃破多数といった華々しいものである。
ドラグナーを倒すため月面総司令部派遣隊としてグン・ジェム隊に送り込まれる。
重い病を患っているらしく、頻繁に咳き込んで吐血をすることもあり、時々スプレータイプの薬剤を吸引している。
隊の中では指揮・攻撃を担当する。
通常時には銃器は持たず、攻撃時に初めてチェンドルより受け取る。
ドラグナー討伐のためグン・ジェム隊に派遣されるが、手柄を奪われることを嫌ったグン・ジェム隊は非協力的どころか、ゲルポックが任務を遂行した場合には彼を殺害しようとさえ考えており、事実上は孤立無援の状態であった。
それでも独自にドラグナー遊撃隊を誘き出すことに成功し、最初の戦闘ではD-2カスタムの捕獲に成功する。
チェンドル 声 – 千葉耕市
ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。
階級は特務中尉。
メタルアーマー「ヤクトゲルフ」のパイロット。
彼の「ヤクトゲルフ」はプラクティーズ配備の機体とは異なり、武器弾薬収納用のバックパックを備えている。
隊の中では支援を担当し、必要に応じて武器・弾薬をゲルポックに渡すことを主な任務とする。
アデン 声 – 星野充昭
ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。
階級は中尉。
メタルアーマー「レビゲルフ」のパイロット。
隊の中ではレーダー・電子戦を担当。
ラング・プラート 声 – 千葉耕市
D兵器(ドラグナー)及びドラグーンの開発者。
マイヨとリンダの父親。
好物は羊羹。
ギルトール元帥とは同志であったが、理念の違いから袂を分かつ。
元々はギガノス帝国において最新鋭MA「D兵器」を開発していたが、地球連合軍にD兵器を引き渡して亡命した。
亡命後は中国の重慶で地球連合軍の量産型MA「ドラグーン」を開発。
娘のリンダには妻も子も捨てた殺人兵器の設計者だと思われ、息子のマイヨからは裏切り者とされ反目し合っていた。
後にリンダからは理解を得られ、マイヨとは和解することになる。
ドラグーン完成後は地球連合軍に関わりドラグナー遊撃隊の設立やギガノス軍宇宙機動要塞攻略の作戦立案に携わった。
【主題歌 (説明はWikipediaより)】 ●動画やMP3で紹介●
【オープニング(第1話~第26話)】
【曲名】 夢色チェイサー
【作詞】 竜真知子
【作曲】 筒美京平
【編曲】 鷺巣詩郎
【歌】 鮎川麻弥
【オープニング(第27話~最終話)】
【曲名】 スターライト・セレナーデ
【作詞】 森雪之丞
【作曲】 井上大輔
【編曲】 大谷和夫
【歌】 山瀬まみ
【エンディング(第1話~第26話)】
【曲名】 イリュージョンをさがして
【作詞】 竜真知子
【作曲】 馬飼野康二
【編曲】 鷺巣詩郎
【歌】 鮎川麻弥
【エンディング(第27話~最終話)】
【曲名】 Shiny Boy
【作詞】 森雪之丞
【作曲】 井上大輔
【編曲】 大谷和夫
【歌】 山瀬まみ
●
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