原作 高千穂遙
連載・掲載誌 S-Fマガジン
掲載期間 1980年5月~2007年10月
テレビアニメ放送期間 1985年7月15日~1985年12月26日
テレビアニメ放送時間 月曜日 19時00分~19時30分
放送局 日本テレビ系列
話数 全24話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”ダーティペア” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
高千穂遙によるSF小説シリーズ、またそのアニメ化作品。
『S-Fマガジン』1979年2月号に最初の短編が掲載された。
正式なコードネームはラブリーエンゼルだが、事件を解決するごとに、舞台となった星に壊滅的な被害を出すため、誰もその名で呼ぼうとせず、ダーティペア(汚れ屋二人組)というあだ名で呼ばれる。
舞台は22世紀の銀河系宇宙。
銀河連合が「クラレッタ三重星事件」を教訓に設置したあらゆるトラブルに対処する専門機関、WWWAに所属する犯罪トラブルコンサルタント(略して「トラコン」、)“ラブリーエンゼル”、別名“ダーティペア”こと、ケイとユリが活躍するスペースオペラである。
トラコンは彼女達以外にもおり、また犯罪調査以外に経済問題、医療問題など各種専門分野のトラコンもいる。
地元当局の捜査調査結果に納得出来ない利害関係者がWWWAにコンサルティング要請を行なって、その申し立てが妥当と見做された場合に派遣される。
要請を受けた場合に誰を派遣するかはWWWAの中央コンピュータによって決定される。
本作と同じく安彦良和が挿絵を描いている『クラッシャージョウ』シリーズとは、背景世界を共有しており本作の約20年後になる。
1985年に日本サンライズ制作でテレビアニメ化され、テレビシリーズ終了後にOVA、劇場版が制作された。
テレビアニメ化にあたって原作から設定が変更され、その後に展開されたOVAと劇場版に引き継がれていったものも多い。
当初は原作のイラストを担当する安彦良和がキャラクターデザインを行う予定だった。
1984年の秋頃に安彦に対して日本サンライズから『機動戦士Zガンダム』のキャラクターデザインの依頼があったが、自身が監督・原作の映画『アリオン』とダーティペアの作業があるので物理的に無理ということで断った。
しかし日本サンライズの伊藤昌典社長(当時)からアリオンとZガンダムの仕事は至上命令だ、と説得された為にダーティペアの仕事を諦めることになった。
ダーティペアの制作を行う日本サンライズの第4スタジオ(当時)は巨神ゴーグを制作したスタジオであり、そこでの仕事が監督の安彦やプロデューサーにも認められていた若手アニメーターの土器手司がキャラクターデザイナーとして抜擢されることになった。
担当し始めた時点で存在した細野不二彦の原作イラストとは大きく異なるラフデザインを見て、原作とは異なるアニメ独自のデザインでよいと思い至った。
土器手はうる星やつらでは西島克彦や森山雄治らと共に美少女作画で注目を集めていた新進気鋭のアニメーターでもあったため、ダーティペアの2人は当時最先端の美少女デザインが取り入れられたキャラクターにデザインされることになる。
劇場版でユリがつり目にデザインされたのは土器手からの提案によるもの。
元々テレビ版でも初稿はつり目だったがうる星やつらのラムに似てしまうなどの理由もあり採用されていなかった。
コスチュームはなかなか良いデザインが出なかったため、原作者・高千穂遙の推薦で細野不二彦が担当した。
細野のデザインを気に入り高千穂はOKを出したが、テレビ版の監督の意向で襟が開いたデザインに変更されて使われることになった。
高千穂としては納得がいかなかったため、劇場版では細野のデザインをそのまま使うように要求し変更された。
あらすじ (説明はWikipediaより)
トラブル解消請負機関・WWWAで、トラブルコンサルタントを勤める美女コンビのケイ&ユリ。
ウルフカットヘアーのアクティブ直情型のケイと、ロングヘアーで沈思黙考・頭脳派のユリ。
見た目も性格もまるで違う2人だけど、息の合ったコンビネーションで、犯罪者を逮捕し、内戦を終結させ、難事件を易々と解いていく!
しかし仕事ぶりは優秀だが、何故か様々な災厄が巻き起こる。
事件は解決するものの、建物は倒壊し、犠牲者はうなぎのぼり、時には惑星が消滅するなんていう大惨事も起きてしまう。
そんな彼女たちをラブリーエンゼルという可憐なコードネームで呼ぶ者はいない。
人々はケイとユリのコンビを、恐怖に怯えつつこう呼んだ。
「ダーティペア」と・・・
登場人物 (説明はWikipediaより)
ケイ 声 – 頓宮恭子
“ウルフカット”の赤毛の情熱的な美女。
目はブラウンで肌は小麦色。
惑星ニオーギ出身。
2121年11月27日生まれの19歳。
身長171cm、体重57kg、スリーサイズは91・55・91のグラマラスなボディが自慢。
バストはユリよりも大きいが、ボーイッシュな外見とおおざっぱな性格から男性の人気がユリに集中することを気にしている。
身体を動かすことが好きで、考えるより先に行動してしまうことも多い。
大のギャンブル好きでもあり、休暇の時はカジノに入り浸っている。
惑星メズイルの総合大学を16歳で卒業。
大学卒業間近にWWWAにスカウトされて1年間の訓練後にトラコンとして任務に就く。
愛銃は大型の熱線銃(ヒートガン)。
専用の宇宙船「ラブリーエンゼル」では主に兵器による射撃手を担当する。
ユリ 声 – 島津冴子
ロングストレートの黒髪が自慢のフェミニンな外見とぶりっ子な性格で、ケイの言では世渡りがうまい。
肌は色白。
惑星ヨーチャ出身で2122年3月18日生まれの19歳。
身長168cm、体重55kg、上から88・54・90のサイズは十分グラマーと言える。
どちらかと言えば冷静な性格で、猪突型のケイをなだめる役割が多いが、実は気の短いところがあり時折暴走をみせる。
惑星メズイルの大学ではケイと同じ講座の同じ研究グループに所属していた。
愛銃は小型のブラスターまたはレイガン。
特殊武装として、超硬度金属「テグノイド鋼」製の鋭いエッジをもつカードをイオノクラフトで飛翔させ、専用コントローラーによる操作で自在に対象を切り裂く「ブラッディカード」を愛用している。
コスチュームはケイと同じで、原作初期では色も同じだったが、後にサンシャインゴールドに変えている。
子供の頃、辺境の惑星マリーネに住んでいたことがあり、昔馴染みとは東北弁に近いマリーネ訛りで会話することもある。
専用の宇宙船「ラブリーエンゼル」では主に操縦を担当する。
腕は良いが荒っぽい操縦を見せる場合も多い。
ムギ 声 – 巻島直樹
外見は黒豹に良く似た異生物。
完全な真空中でも生きていける一種の完全生命体「クァール」であり、銀河でも貴重な生命体。
人間並み、もしくはそれ以上の知性と数々の特殊能力を有している。
背中の一対の触手を用いて機械やコンピュータの操作を行う。
耳の代わりに生えている巻きひげからはあらゆる波長の電磁波を送受信することができ、電子錠の解除やコンピュータへのハッキング、宇宙船ラブリーエンゼルの操縦まで難なくこなす。
メカに弱い2人のためにメカニックも担当している。
グーリィ主任 声 – 沢木郁也
WWWAの部長で、ラブリーエンゼルの上司。
毎回、大被害をもたらす2人の存在に頭を抱えており、任務を命じるたびに嫌味を言っている。
【主題歌 (説明はWikipediaより)】 ●動画やMP3で紹介●
【オープニング】
【曲名】 ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット
【作詞】 中原めいこ
【作曲】 中原めいこ
【編曲】 佐藤準
【歌】 中原めいこ
【エンディング】
【曲名】 宇宙恋愛(スペースファンタジー)
【作詞】 中原めいこ
【作曲】 中原めいこ
【編曲】 佐藤準
【歌】 中原めいこ
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