原作 美内すずえ
連載・掲載誌 花とゆめ
掲載期間 1976年1号~
テレビアニメ放送期間 1984年4月9日~1984年9月24日
テレビアニメ放送時間 月曜日 19時00分~19時30分
放送局 日本テレビ系列
話数 全22話 + 総集編全1話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”ガラスの仮面” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
美内すずえによる日本の少女漫画作品。
1976年から現在まで長期連載が続いており、2014年9月の時点で累計発行部数が5,000万部を突破した大ベストセラーで、平凡な一人の少女が眠れる芝居の才能を開花させ、成長していく過程を描いた作品である。
テレビアニメの内容は、ヘレン・ケラーの助演女優賞受賞後~テレビの大河ドラマに出演決定するまでである。
第23話の総集編は、月影千草視点であり第1話から第22話までを振り返っている。
連載40周年となる2016年には、HDネガテレシネによりオリジナルでは見えなかった左右の映像が引き伸ばされた、フルHD画角のデジタルリマスター版が制作された。
あらすじ (説明はWikipediaより)
かつて、舞台『紅天女』で主役を演じて大女優と謳われた月影千草も今は芸能界を引退し、横浜で静かな生活を送っていた。
大都芸能の社長令息・速水真澄と演出家の小野寺一は、『紅天女』の上演権を持つ月影から上演許可を得て、女優の姫川歌子主演で『紅天女』の上演を目論むが、月影は、『紅天女』の主演は自分もしくは自分が育てた女優にしか演じることはできないと言い、彼らの申し出を拒絶する。
そして、10年待って自分が育てた女優が大成しなければ、上演権を譲ると言い放つのだった。
そんな矢先、月影は貧しい家庭で育った少女の北島マヤと出会う。
マヤは一見「何の取り柄もない」平凡な少女だったが、一度見た芝居や映画のセリフや役者の動作を正確に記憶するという特技、本能的に役を理解し、役に憑かれたかの如く演じるという、底知れぬ才能があった。
そんなマヤの資質を月影は見抜き、マヤもまた、次第に演劇の面白さに目覚めていく。
そして、演劇を本格的に勉強しようと、マヤは「劇団オンディーヌ」の入団試験を受けに行く。
授業料の高さに入団を諦めたマヤだったが、ふとしたことから、パントマイムの試験を受けることになる。
そこに居合わせた姫川歌子の娘:姫川亜弓は、マヤの演技に衝撃を受ける。
父は有名映画監督、母は大女優という両親の一粒種である亜弓は、美貌と才能と卓越した演技力で、芸能界においてサラブレッドと謳われており、それまで脅威を感じる相手に出会ったことはなかった。
登場人物 (説明はWikipediaより)
北島 マヤ 声 – 勝生真沙子
主人公。
神奈川県横浜市出身。
13歳~。
女優としてはまさに天才。
目標に向かって一心不乱に努力するひたむきさは、時に周囲を圧倒する。
往年の大女優である月影千草にその才能を見出され、母親の反対を押し切り、家出して月影のもとで女優への道を歩む。
劇団の仲間と友情を育み、師匠の元で演技を磨いていく。
決して慢心することなく、演技を磨くためにひたむきに努力する姿が多くの人々の胸をうつ。
演技への激しい情熱で多くの苦難を乗り越えていく。
姫川 亜弓 声 – 松島みのり
もう1人の主人公。
劇団オンディーヌ所属の女優。
幼い時から演技の才能を謳われる才媛。
マヤのライバル兼一番の理解者。
母親の姫川歌子は大女優、父親の姫川貢は有名映画監督。
別名・演劇界のサラブレッド。
美貌と演技の才能に加え、学力優秀、さらに身体能力も極めて高い。
日本舞踊の名取であり、ピアノの腕前は中学生でラフマニノフのピアノ協奏曲で賞を取り、しかも料理上手である。
親の威光に依らず自身の実力で評価されたいと幼いころから渇望し、名声の裏側では人知れず血のにじむような努力を積み、周囲に自分を認めさせてきた、誇り高き苦労人である。
芸の鬼であり、役の本質をつかむためにはあらゆる手段を模索し、どんな苦労や負担も厭わない。
そのため、演技の才能で勝負せず、不正な手段や謀略によって他人を蹴落とし名声を掠め取ろうとする卑怯な役者を嫌い、作中では、策略によってマヤを陥れ、芸能界追放に追い込んだ乙部のりえに、共演した舞台で完膚なきまでに圧倒し、事実上の主役の座を奪うことで制裁を加えた。
マヤの女優としての類稀な才能を誰よりも早く見抜いたという点では、月影千草と同じである。
速水 真澄 声 – 野沢那智 / 森功至
大都芸能社長秘書→社長。
業界には辣腕若手社長として名を知られ、仕事の為なら時に冷酷な手段も厭わない。
父親の顔を知らない。
マヤとは悪態をついてからかう間柄だが、やがて真剣に彼女を愛する。
桜小路 優 声 – 三ツ矢雄二
劇団オンディーヌ所属の俳優。
マヤより2歳上。
劇団オンディーヌの入団試験を受験しに来たマヤに一目惚れし、彼女のためにいろいろと世話を焼く。
朗らかで責任感も強い好青年。
麻生舞の面倒を見つつ、俳優としてのキャリアを着実に積んでいる。
『忘れられた荒野』の舞台でマヤと共演したことを機に、彼女への恋心を再燃させる。
黒沼脚本の『紅天女』では、一真役である。
妹は玉美。
月影 千草 声 – 中西妙子
往年の大女優。
劇団つきかげ主宰兼マヤの師匠。
演劇史に名を残す名作『紅天女』の主役を務めた唯一の人物で、現在の『紅天女』上演権の持ち主。
舞台上での事故で顔に傷を負い、右目を失明した後は表舞台から姿を消す。
その後は常に顔半分を髪の毛で隠しながら、自分の後継者を探し求めていた。
マヤの才能を見出し、自分の後継者として彼女を厳しく教育し、見守っている。
青木 麗 声 – 戸田恵子
劇団つきかげ所属の女優。
東京都出身。
17歳~。
マヤの同居人兼姉的存在兼よき理解者であり、劇団つきかげの中では最もマヤと仲が良い。
長身の美人でボーイッシュな為、劇では美青年役を演じることが多く、女性ファンが多い。
学生演劇コンクールで大臣賞を取った実力者。
父親が事業家で、政界とも関わりが深い。
辛めのインドカレーが好き。
普段は喫茶店でウエイトレスのアルバイトをしている。
水無月 さやか 声 – 佐々木るん
劇団つきかげ所属の女優。
長野県出身。
14歳~。
美奈や泰子と同じく、かつては児童劇団に所属していた所を、月影にスカウトされる。
当初はマヤと役を争うこともあったが、次第にマヤの才能を認め、良き仲間となる。
お下げ髪が特徴であり、控え目で万人に優しい性格。
美奈・泰子と同居している。
麗と仲が良いらしく、マヤ・麗のアパートに遊びに来ている。
自分のおさがりとなった洋服をよくマヤにあげている。
ちらし寿司が好き。
春日 泰子 声 – 羽村京子
劇団つきかげ所属の女優。
福岡県出身。
がっちりした体格で、しっかり者。
16歳~。
さやかや美奈と同じく、児童劇団に所属していたところを月影にスカウトされる。
地元の旧家出身で、なおかつなかなかの資産家であり、劇団つきかげが潰れた際、自分は親からの仕送りを増やしてもらっていた。
沢渡 美奈 声 – 菊池星子
劇団つきかげ所属の女優。
北海道出身。
16歳~。
さやかや泰子と同じく児童劇団に所属していたところを月影にスカウトされる。
しっとりした感じの美人であり、学術優秀。劇団一角獣の団長(掘田)とは恋人同士。
実家が資産家なのか、好きな料理を聞かれて洋食のフルコースを所望している。
劇団つきかげが潰れた際には、学術優秀を生かして家庭教師のアルバイトを始めたことから、演劇を続けるために実家から精神的に自立したか、もしくは勘当されたかのどちらかの様子。
(小林)源造 声 – 緒方賢一
月影千草の(元)付き人。
月光座に在籍していた頃は大部屋俳優だった。
月影が没落した後も、彼女の世話役を務めていた。
演技力は相当なもので、梅の里で関係者を前に上演された『紅天女』では、見事な鼓の演奏と演技で関係者一同を感嘆させた。
小野寺 一 声 – 藤本譲
演出家で劇団オンディーヌ理事→理事長。
『紅天女』の上演権を手に入れようと、次々と卑劣な策略を仕掛ける。
姫川家とは親交があり、亜弓に深く肩入れする。
一方で、マヤの演技力を正当に評価できない小物であり、彼女に会うたびに嫌味を言う。
大都芸能の推薦により、黒沼龍三とともに『紅天女』の演出家候補に選ばれるなど演出家としては本物である模様。
水城(冴子) 声 – 滝沢久美子
真澄の秘書。
一時はマヤのマネージャーを兼ねていた。
時には、真澄やマヤに発破をかけたりするが、本当は2人を心から心配し、共に自分の気持ちに素直になることを願っている。
大学時代、大都芸能でアルバイトをしていたときに速水会長に仕事の才能を認められ、卒業後入社を勧められた。
趣味は、仕事&ゴルフ&映画鑑賞。
父親の仕事の関係で6歳から東京で育ち、15~20歳までアメリカに留学していた。
姫川歌子 声 – 北浜晴子
当代きっての大女優であり、亜弓の母親。
マヤが演技の天才であることに気づいている。
『奇跡の人』ではサリバン先生役を演じた。
かつては月影の内弟子であり、自分も『紅天女』を演じたかった。
国際映画祭では最優秀主演女優賞を獲得。
娘が視力に変調をきたしてからは、彼女の覚悟を知り、厳しい稽古をつけてサポートする。
ナレーター 声 – 北浜晴子
【主題歌 (説明はWikipediaより)】
【オープニング】
【曲名】 ガラスの仮面
【作詞】 売野雅勇
【作曲】 つのごうじ
【編曲】 大谷和夫
【歌】 芦部真梨子
【エンディング】
【曲名】 パープル・ライト
【作詞】 売野雅勇
【作曲】 財津和夫
【編曲】 大谷和夫
【歌】 芦部真梨子
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