制作 壺田重三
テレビアニメ放送期間 1983年4月5日~1984年1月31日
テレビアニメ放送時間 火曜日 17時55分~18時25分
放送局 テレビ東京系列
話数 全43話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”銀河疾風サスライガー” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
テレビ東京で放送された、国際映画社製作のロボットアニメ。
「J9シリーズ」三部作の第3作である。
J9シリーズ最終作。
ストーリーのモチーフは、ジュール・ヴェルヌの小説『80日間世界一周』。
世界観やファッション、BGMなどは禁酒法時代を舞台にしたギャング映画を意識しており、前2作に比べてアダルトな雰囲気がある。
悲壮感のあるラストで幕を閉じた前作『銀河烈風バクシンガー』とは対照的に、陽気なムードの作風となった。
本編ナレーション、次回予告ナレーションの締め言葉は「Be Happy Good Luck!」で、安原独特のハイテンションな語り口が物語を引き立てていた。
主人公が1年間で回る惑星の数が50個というのは当初の予定放送期間が1年間・全52話となるのを見越した設定で、当初は1話につき惑星を1つ回るペースだった。
しかし、放送期間が2カ月短縮されたために、終盤は1話でいくつもの惑星を巡る展開となった。
なお、前々作の『銀河旋風ブライガー』ではバルカン星が存在する設定になっていたが、本作ではビッグゲームのトライポイントに指定されていない。
シリーズ最終作ということもあり、第43話(最終話)のラストシーンでは、本作のメンバーと前2作品の『ブライガー』及び『バクシンガー』のメンバーが、それぞれ集合カットで登場し、シリーズの終止符を打つ。
あらすじ (説明はWikipediaより)
30世紀の未来、人類は太陽系全体に居住圏を広げ、植民惑星は80以上を数えていた。
大規模な戦争などは収まったものの、ブラディ・シンジケートを始めとする巨大な犯罪組織が暗躍、表面的な繁栄と爛熟、堕落と腐敗の時代を迎えていた。
2911年7月8日、アステロイドのカジノ星・J9ランドで天文学的な大勝ちをした男I・C・ブルースは、現支配人である犯罪シンジケートの大ボス、ブラディ・ゴッドから新太陽: 系の主要惑星50個を1年以内で全て踏破できるかという、世紀の大勝負を持ちかけられた。
ブルースは全財産を賭けてそれに承諾、その場に居合わせた抜きうちロック、おとぼけビート、気まぐれバーディの3人の若者もブラディ・ゴッドのあくどいやり方に反感を持ち、ブルースの大勝負に参加することを決め込んだ。
ブルースとその仲間達は、JJ9(ダブルジェイナイン)を名乗り、シンジケートの妨害と戦いながら、蒸気機関車型自家用宇宙トレイン・J9-III号を駆って賭けに挑む。
登場人物 声優 (説明はWikipediaより)
I・C・ブルース 声 – 曽我部和行
本名、ブルース・カール・バーンスタイン。
JJ9チームのリーダーも兼ねた資金調達係にして宇宙最強のギャンブラー。
22歳。
『ブライガー』におけるかみそり・アイザック、『バクシンガー』における諸刃のシュテッケンに相当するキャラクター。
ICの如き頭の冴えを見せるため、「I・C・ブルース」という通り名が付いた。
なおロック達JJ9の仲間は通常「オーナー」と呼ぶ。
ブラディに乗っ取られたJ9ランドのカジノで勝ちまくったため、ブラディから世紀のビッグゲームを持ちかけられ、それに応じる。
物語終盤、死んだと思われていた双子の兄ヘルムート(声:若本紀昭)との再会を果たしている。
上流階級の出身。
抜きうちロック 声 – 塩沢兼人
本名、ロック・アンロック。
カナダ人。
18歳。
『ブライガー』におけるブラスター・キッド、『バクシンガー』におけるビリー・ザ・ショットに相当するキャラクター。
かなりのガンマニアで、JJ9チームのお抱えガンファイター。
父、ジョン・アンロックは元森林警備隊長。
警備隊を壊滅に追い込み、父を半身不随にした強盗一味を皆殺しにするために宇宙に上がる。
その後、J9ランドでブルースと知り合い、JJ9チームの一員となる。
ビッグゲームを手伝いながらも、強盗一味への報復も成し遂げた。
おとぼけビート 声 – 森功至
本名、ビート・マッケンジー。
18歳。
『ブライガー』における飛ばし屋・ボウィー、『バクシンガー』におけるかっ飛びの佐馬に相当するキャラクター。
J9-III号の運転を主に担当する。
J9ランドでブルースと知り合い、JJ9チームの一員に。
レーサー稼業に身をやつし、家庭を顧みない父、デニス・マッケンジーに反発していたが、後に和解している。
恋人は、ソーラープラネッツポストのカメラマン、プチロッジ。
気まぐれバーディ 声 – 麻上洋子
本名、バーディ・ショウ。
18歳。
『ブライガー』におけるエンジェル・お町、『バクシンガー』における不死蝶のライラに相当するキャラクター。
小説家のビンセント・ショウと女優のダイアン・ハーシーの娘。
姉にダンサーのシャロン・ハーシーがいる。
両親は離婚し父に引き取られた。
昔はかなりのお転婆だったらしい。
自称占いの権威。
物語終盤ではロックといい仲に。
人を応援する際「ガンバ!」と言いながらJの形のアクセサリーを打ち鳴らす癖がある。
D・D・リッチマン 声 – 八奈見乗児
JJ9チームの情報収集と物資調達、そして経理担当。
J9ランドの前オーナーの依頼でJ9-III号を設計し建造するも、当の依頼人が行方不明になったため、ブルースにJ9-III号を売り払ってしまう。
しかし、ブルースがまとまった現金を全部ビッグゲームの掛け金としてつぎ込んだため、持ち逃げ防止のために同行する。
内心はJJ9チームに入れ込んでいたためか、いつの間にか身も心もJJ9チームの一員になっていた。元海軍将校で、階級は少尉だったらしい。
ジミー見城 声 – 塩屋翼
J9-III号に密航したのが縁でJJ9チームの一員になった駆け落ちカップルの片割れ。
15歳。
JJ9チームのメカニック担当。
父親にかなり鍛えられたらしく、技術屋としては超一流。
駆け落ちの動機は、アステロイドの法律上まだ結婚が認められていない年齢であるため。
顔良し、性格良し、さらに甲斐性アリと、三拍子そろった好青年。
終盤、テレビ中継でJJ9チームの一員になっていることが実家にバレてしまった。
スージー張 声 – 三浦雅子
J9-III号に密航したのが縁でJJ9チームの一員になった駆け落ちカップルの片割れ。
15歳。
JJ9チームの炊事担当。
花嫁修業でもやっていたのか、料理の腕前は超一流。
実家はかなりの豪商。
最終回でジミーと結ばれる。
ちなみに、彼女の父親とジミーの父親は、仲は悪くないのになぜか顔をあわせるたびに口ゲンカを繰り返していた。
ブラディ・ゴッド 声 – 蟹江栄司
ブラディ・シンジケートの大ボス。
自身が経営するJ9ランド内のカジノでブルースが勝ちまくったため、ブルースにビッグゲームを持ちかける。
意外にも潔い一面を持っており最終回では報復に来た部下達を戒めていた。
当初は影で顔が見えなかったが、42話で目の部分、最終話で素顔が判明した。
ジョアンナ・カーライル 声 – 舛田紀子
ソーラープラネッツポスト社長。
ブルースとブラディの勝負の公正を期すために、経過を太陽系のあらゆる報道機関に知らせることを提案する。
両者がこれを受け入れたため、勝負は公然の事実となった。
自身は反ブラディ寄りに傾いており、JJ9に仕事を依頼することもある。
プチロッジ 声 – 山田栄子
ソーラープラネッツポストのカメラマン。
JJ9チームのトライマークと特ダネ集めに日々奔走する。
そのために事件に巻き込まれることも多く、JJ9と多くの関わりを持つことになる。
いつの間にかほとんどお抱えカメラマンとなり、ビートと恋仲になる。
兄はミュージシャンでどちらが先にメジャーになるか競争している。
フルザ・ゲルナー 声 – 四辻たかお
ブラディに雇われた殺し屋で、たびたびJJ9を殺そうと襲ってくる。
ロックの父を半身不随にした強盗一味の1人でもある。
最終回でブルース達を狙撃しようとするが、ひた隠しにていた病から来る吐血が原因で誤ってブラディを撃ってしまい組織に追われることに。
最後はロックとの差しの対決で倒される。
カーメン25世 声 – 山本圭子
初代カーメン・カーメン(大カーメン)から数えて25代目のヌビア教主。
顔や声などが女性的だが、スタッフの証言によると「少年」とのこと。
大カーメンの教えに従い、サン・ノブ・ジュピターを太陽系外に移動させ、全太陽系から集まった教徒と共に、大銀河へとはるかなる布教の旅へと旅立つ。
超能力が使え、冥王星からメッセージカプセルを受け取ったあと、衛星カロンの秘密基地から放たれたブラディ軍の核ミサイルを自身の超能力で跳ね返して、逆にカロンの秘密基地を壊滅させている。
オーガン警部 声 – 徳丸完
300億ボール強奪犯を追う刑事。
40歳。
ビッグゲーム開始の際、ブルースが支払った掛け金の額が、たまたま300億ボールだったため、ブルースを300億ボール強奪犯と断定して追い回す。
しかし第42話で、ブルースの双子の兄ヘルムートが300億ボール強奪事件の真犯人と判明。
ヘルムートが自首して誤解が解けてからはJJ9チームに協力する。
ナレーター 声 – 安原義人
【主題歌 (説明はWikipediaより)】
【オープニング】
【曲名】 銀河疾風サスライガー
【作詞】 山本優
【作曲】 山本正之
【編曲】 久石譲
【歌】 MOTCHIN
【エンディング(第1話~第27話)】
【曲名】 ハピィ ソング
【作詞】 山本優
【作曲】 山本正之
【編曲】 久石譲
【歌】 増田直美
【エンディング(第28話~第43話)】
【曲名】 メイビィ・ベイビィ
【作詞】 山本優
【作曲】 久石譲
【編曲】 中島正雄
【歌】 樋浦一帆
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