戦闘メカ ザブングル 【概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優】

原作 富野由悠季、鈴木良武

連載・掲載誌 テレビマガジン、テレビランド、冒険王

テレビアニメ放送期間 1982年2月6日~1983年1月29日

テレビアニメ放送時間 土曜日 17時30分~18時00分

放送局 テレビ朝日系列

話数 全50話

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概要 (説明はWikipediaより)

名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系で全50話が放送された、日本サンライズ制作のロボットアニメである。

日本サンライズ創立10周年記念作品。

富野喜幸が名義を富野由悠季と改め、『伝説巨神イデオン』以来2年ぶりにTVアニメの監督としてこの時間枠に復帰した作品。

本作『戦闘メカ ザブングル』の後、『聖戦士ダンバイン』、『重戦機エルガイム』、『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダムΖΖ』まで1年もののTVアニメとして連続5作品を送り出すことになる。

前番組『最強ロボ ダイオージャ』が放送開始した1981年の春には、リアルロボット作品として『ガンダム』の評価が定まってきており、ガンプラなど関連商品が大ヒットを記録していた。

同年秋にはリアルロボット作品として同じサンライズ制作の高橋良輔監督による『太陽の牙ダグラム』のTV放送が始まり、このプラモデルの販売も好調だった。

ただし『ダイオージャ』の後番組にリアル路線では視聴者の抵抗が大きいと判断されたため、本作はリアルさにおいて『ガンダム』と『ダイオージャ』の中間的な作風となった。

当初は『エクスプロイター』という仮称で鈴木良武・吉川惣司らを中心としたシリアスな宇宙物のロボットアニメ企画として進められていた。

富野が制作に加わってからはキャラクターデザインなどを除いて一新され、「“西部劇のような世界”に“ガソリンエンジンで動き、自動車のようなハンドル(ステアリングホイール)とアクセルペダルで操縦する巨大ロボットウォーカーマシン(以下WM)”が登場する、派手なロボットアクションを前面に出した作品」となった。

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あらすじ (説明はWikipediaより)

「泥棒、殺人、あらゆる犯罪は三日逃げ切れば全て免罪」―それが惑星ゾラの不文律「三日の掟」だった。

ロックマン(ブルーストーン採掘業者)、ブレーカー、運び屋、交易商人といった「シビリアン」達は、この掟を守って生きていた。

しかし、たった一人、この掟に抗った少年がいた。

著名なロックマン「鉄の腕」の一人息子ジロン・アモスである。

両親を殺したブレーカーのティンプ・シャローンを親の仇とし、掟の三日を過ぎても、なお追いかけ続けた。

ジロンと関わった者は知らぬうちに「三日で晴らせなかった因縁は全て忘れなくてはならない」という三日の掟を超えた意思を示し、彼の生き様は周囲を巻き込みやがてゾラの支配階級「イノセント」との全面戦争に発展する。

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登場人物 (説明はWikipediaより)

ジロン・アモス  声 – 小滝進(現・大滝進矢)

本作主人公。

鉄の爪(腕)と呼ばれたロックマンを父に持つ。

両親を殺したティンプ・シャローンを見失い掟の3日以内に仇を討てなかったが、3日経った後もウォーカーマシンを盗んでまでティンプに復讐しようとした。

ウォーカーマシンを盗んで手に入れる、ティンプへの仇討ちに関しては掟を無視するがザブングルは3日の掟で手に入れようとするなど、主人公の割にはお調子者で、仲間からもその点を批判されていた。

しかし「肉親の敵討ちは理屈じゃない。復讐を終えた後はザブングルを返却する。その後はどんな人生でもかまわない」とも言っている。

行動原理は最初はひたすらティンプへの復讐心であったが、エルチがイノセントに拉致された後はエルチを救い出そうという行動理念に変わっていった。

目的のためならシビリアンにとって不可侵および絶対服従とされていたイノセントにも盾つくその行動力は、イノセント支配に不満を持つ者たちの旗印となり周囲を巻き込んでいき、いつしか反イノセント組織であるソルトの中心となる。

ウォーカーマシンの操縦技術はなかなかのもので、ブルメらに教えたこともある。

ただし教えられるのは基礎的なもので、実際の操縦や戦闘は力任せなものが多い。「女には優しくしなければならない」という父の教えを守っている。

性格や顔立ちも相まってとても女性にはモテなさそうであるが、筋肉質な体格、型破りな性格や有り余る行動力などから意外に女性からの人気はあった。

愛銃はFN ブローニング・ハイパワー。

砂トカゲの丸焼きが好物。

エルチ・カーゴ  声 – 横尾まり

ザブングルとアイアン・ギアーを所有する交易商人キャリング・カーゴの一人娘。

交易ポイントで目にしたイノセントの文化的生活に憧れており、そのため文化の香りのする色男に目がない。

しかし性格はおてんばで、自分を人質として拉致すべく襲ってきたサンドラット団を単身で手玉にとるなど戦闘力も高い。

投げナイフが得意で、投げナイフをスカートのベルトに常備している。

ジロンに興味を持ち、ジロンと関わりのあるサンドラット団ごと雇い入れる。

物語序盤で父の死に遭遇した際、カーゴ一家の跡目を継がずに文化の普及を志望するが、周囲がそれを許さない状況が続き、成り行きでアイアン・ギアー艦長となる。

やがてジロンに恋心を抱くようになり恋敵となったラグと火花を散らすが、中盤でイノセントにより拉致・洗脳されてジロンたちの敵となった。

粗野な父へは反発していたが、LSエンペラー改級の名前を「優しくて強そうで頼もしくて頑固」として、無意識に父の名前であるキャリングと命名していた。

ジロンらの活躍によりイノセントから奪還され、アーサー・ランクの身を挺した治療により最終決戦直前に洗脳を解かれ、正気を取り戻す。

戦闘に再び参加するが、最終話でカシム・キングによるICBMの暴発の閃光及びザブングルのキャノピーの破片が目に直撃したことにより失明する。

決戦終結後に失明や今までの言動の贖罪として荒野に独りザブングルを駆り飛び出すが、迎えに来たジロンの呼びかけに応え、仲間と共に生きていくことを決意する。

銃はベレッタM84。

ラグ・ウラロ  声 – 島津冴子

少年少女の盗賊集団サンドラットのリーダー。

姉御肌で負けん気が強く腕も立つ。

ロックマンの一団への襲撃中に形勢不利気味だったところをジロンに助けられ、ジロンに興味を持つ。

ウォーカー・マシンを手に入れたいとするジロンに手を貸し、カーゴ一家を襲う。

父に反発するエルチの協力もあってザブングル強奪に成功するが、ティンプの策謀によるキャリングの死から、なし崩し的に形式上は雇われブレーカーとしてサンドラット団ごとカーゴ一家に身を寄せることになる。

ジロンに急接近するエルチとしばしば対立し、恋敵として張り合った。

中盤以降には敵となったエルチを追いかけ留守がちになったジロンに代わりアイアン・ギアーを指揮し、ザブングルに乗って戦う事が多かった。

惚れっぽい性格とよく言われるが、これは普段は気を張っているためか、女扱いをされるとコロリとまいってしまうためである。

愛銃はH&K P7とランチャーマグと呼ばれる拳銃型グレネードランチャー。

チル  声 – TARAKO

サンドラット団最年少の少女。

熊のポシェットがトレードマーク。

チームのムードメーカーでお荷物になることも度々あったが、8歳という年齢ながら大人顔負けの行動力と洞察力を見せて活躍した。

物語後半には、ウォーカーギャリアの下半身であるギャリィ・ウィルの操縦席にチャイルドシートを装着して、パイロットとして搭乗する。

墓石に刻まれた文字を読めるなど、誰から学んだのか高い知能を持つ。

サブマシンガンのスコーピオンが愛銃。

「~だわさ」が口癖である。

ジロンからは恋愛対象として扱われず、信頼できる仲間としてしか見られていなかったが、チルはジロンに好意を寄せ常に慕っており、行動理念は常にジロンのためであった。

そんな一途な想いは成就されたようで、サウンドトラックのイラストでは、成長した姿でジロンに寄り添う様子が描かれた。

なお、TARAKOのデビューキャラである。

ブルメ  声 – 古川登志夫

サンドラットの一員。

皮肉屋だが年上のラグに惚れており頭が上がらない。

射撃は得意だが、身長が低いため格闘は苦手。

やや楽な道を選びたがる新人類タイプである。

アイアン・ギアーに乗ってからは主砲手を務めることが多く、後半はザブングルに乗る時もあった。

第32話でエルチを追い続けるジロンや、カタカムに夢中なラグに愛想を尽かしアイアン・ギアーを降りた時に偶然ビエル司政官を助けたことで、アイアン・ギアー一行がゾラの支配体制の全容を知るきっかけともなった。

物語当初でエルチを拉致しようと襲撃した時に、エルチの投げナイフでトレードマークのヘアバンドを切られたが、その後も縫い直してそのまま使っていた。

愛銃はエンフィールドNo.2、ロケットランチャーも多用する。

ダイク  声 – 山下啓介

サンドラットの一員。

気は優しくて力持ちを地で行く少年。

体格が良く、降雪地帯でも毛皮を羽織るだけで上半身は常に裸。

見た目の割りに器用で、ウォーカーマシンの操縦から砲撃手まで何でもこなす。

典型的なサブキャラでありそれを本人も自認しているが、ジロンに真っ先に共感するなど、ゾラでは特異な方らしい。

初対面の時に、骨折しているジロンの右腕を気遣って握手を左手に換えたように、他人に対する気遣いをどのような場面でも忘れない。

ショットガンのハイスタンダードモデル10-Bを愛用。

ファットマン・ビッグ  声 – 田中崇(現・銀河万丈)

22歳の寡黙な筋肉質の男性。

当初は一言も喋らず、エルチの付き人として画面の端でポーズをとるだけの不思議なキャラだった。

言葉をほとんど話せない。

悪徳ロックマンのもとで奴隷のように働かされていた(ゾラに奴隷制度は存在しない)が、16歳の時に当時10歳のエルチに買い取られ、不遇から助け出される。

そのためエルチに対する忠誠と執着は誰よりも強く、洗脳されたエルチに花を見せて記憶を戻そうとしたり、洗脳が催眠術で解けるかもしれないと聞き及ぶや、正気を失って座り込む彼女に(効果のない)催眠術を涙ながらに何度も唱えたりするなどした。

嗅覚は人並み外れており、エルチのいる方向を臭いで察知することが出来る。

コトセットによると、昔3km離れた場所からエルチの危機に駆け付けて救ったことがあるとのことである。

エルチが誘拐・洗脳されて敵に回ってからは、フル装備したザブングルで飛び出すこともあった。

コトセット・メムマ  声 – 岡和男 / 広森信吾

アイアン・ギアーの整備主任。

最新メカに手を焼く技術者として登場。

ゾラでは壊れた機械は捨てるもの、機械はイノセントから買うものとして認知されており、整備を行なう技術者は不足し技術も未熟である。

彼も扱いづらいアイアン・ギアーには手を焼き、番組当初はアイアン・ギアーのウォーカーマシン形態への変形をなかなか許可しなかったが(「慣らし運転もせず、引き渡し時のテスト一回だけで実戦なんか出来ますか」が理由)、その後の整備により変形を度々成功させ一行を窮地から救った。

密かにオリジナルウォーカーマシンの設計図を描いていたことから、彼もある種のこだわりをもっていた人物であったと言える。

ラグとともにブリッジに常駐し、最終的には艦長補佐まで務める。

アイアン・ギアー・タイプ同士の史上最大の格闘戦を行い、最終回ではアイアン・ギアーを飛ばすという無茶までやってのけた。

思い通りにならないとよくヒステリーを起こし、第33話ではヒステリーのあまりギャグシーンで狼男に変身した。

劇中では、男のヒステリーということで「オステリー」と皮肉られていた。

プロポピエフ・サンドーラ  声 – 斉藤豊治 / 龍田直樹

エルチの文化かぶれにより一座ごと雇われた旅芸人の座長。

カーゴ一家の跡目争いの結果、大量にブレーカーが離反したために一座ごとアイアン・ギアーの戦闘補助にも駆り出された。

洗脳されたエルチに人形劇を見せる、ハナワン族との戦いを避けるためにコトセットに怪物を演じさせるなど小技にかけては一流。

容貌は冴えないが、知識も豊富でちょっとした文化人。

義にも厚く、妻の再三の勧めにもかかわらず最後までアイアン・ギアーを降りなかった。

ローズ・サンドーラ  声 – 石井成子

プロポピエフ一座の花形ダンサーで、プロポピエフの妻。

肉感的な美人で気が強い。

エルチには愛嬌を振りまいており金蔓と思っていた節がある。

しかし不満を口にするものの夫には従順に従う妻であった。

キャリングの跡目争い以降、次々訪れる戦闘で疲弊したアイアン・ギアーから降りることを夫に何度も勧めたが、降りようとしない夫に従い戦闘までこなした。

キャリング・カーゴ  声 – 村松康雄

エルチの父。

ゾラでも3本の指に入る交易商人。

売り渡した商品を雇ったブレーカーに強奪させ、3日の掟によって再び自分のものにするなどしていた。

それ自体はゾラではごく当たり前のことだがエルチには受け入れられず、エルチとは不仲であった。

ティンプが手引きした成り上がろうとするグロッキー一家が突然襲撃してきたことで、アイアン・ギアーの艦橋から甲板に滑落し死亡。

死後、ゾラのシビリアンの間においては非常に珍しい葬式が行われた。

ガルロ  声 – 二又一成

サンドラットの一員。

細めの顔と細い目が特徴。

団員の中でも下級メンバー扱いでハイヤ、マーレと共に行動する事が多い。

ラグ達とアイアン・ギアーに乗り込んだ当初はラグの命令で機関員を務めていた。

これはラグがアイアン・ギアーを乗っ取った後の運用を考えての事だったようだ。

その後は主にトラッド11に乗り込みジロン達への弾薬補給等サポート役が多かった。

愚痴る事が多く、プロポピエフの作る料理が毎日同じ事に不満を漏らしたりしていた。

ハイヤ  声 – 佐藤正治

サンドラットの一員。

かなりの近眼らしく常に牛乳瓶の底のような度入りゴーグルをしている。

団員の中でも下級メンバー扱いでガルロ、マーレと共に行動する事が多い。

やはりアイアン・ギアー機関員を経てトラッド11などでサポートを行うようになった。

自分が番組内で端役である事を自覚しており、戦闘でやられた際「どうせ主役じゃないもんな」と言うのがお約束だった。

マーレ  声 – 大塚智子

サンドラットの一員。

常に泣き出しそうな顔をしている女性。

団員の中でも下級メンバー扱いでガルロ、ハイヤと共に行動する事が多い。

ガルロの恋人らしいが作品中では明確な描写はなかった。

ガルロ、ハイヤと同じく当初はアイアン・ギアーの機関員をしており、「もうすぐ一人で動かせる」くらいまで熟練していた。

後に戦闘サポートとして戦場に出る時はガルロのトラッド11のロールバーに掴まる形で共に乗り込む事が多かった。

カタカム・ズシム  声 – 中村秀利

ゾラの反イノセント組織ソルトの地域リーダー。

カリスマ的存在でソルトのメンバーからの信頼は厚い。

アイアン・ギアーの武勇伝を聞きつけて、仲間に取り込もうと画策した。

演説などによる組織作りの能力に長けているが実戦実務能力は皆無で、言い換えれば口先だけ達者な男である。

そのため傾倒していたラグやビリンらにも離反され、アイアン・ギアー乗っ取りのクーデターを試みたが失敗。

信頼回復の最後の手段として、爆弾を抱えてキッドのランドシップ・ガバリエに突っ込み自爆した。

その勇敢さを見直され、ソルト全体で非常に文化的な葬式が行われたが、実は大爆発にも関わらず本人は生きていた。

しかし岩場の影からこの葬式を目の当たりにして感激して号泣、もはや皆の前に出るに出られず、静かに何処かへと去っていった。

ビリン・ナダ  声 – 間嶋里美

ソルトの連絡員として登場した少女。

はじめはカタカムに心酔していたが、口だけのカタカムから離れていき、後にアイアン・ギアーの主要メンバーになる。

当初はレッグタイプを愛用していたが、本格的な戦闘になるとマリアとコンビで鹵獲したドランタイプでも戦っていた。

最終決戦では再びレッグに乗り、レッグ隊を指揮した。

キャローン・キャルは実姉。

遠目には素足に見えるがタイツを着用している。

ワルサーPPKを携帯。

後半ではラグ、マリアと共にアーサー・ランクの美男子ぶりと聡明さに惹かれてアーサー様親衛隊を結成し、マリアとチームを組むことが多くなった。

マリア・マリア  声 – 能村弘子

ゾラにおいて非常に珍しい非戦平和主義の少女。

ジロンと同じく周囲に流されない強い考えを持ち、身寄りのない子供たちを集めて育て、野菜を栽培して自給自足をしていたが、これらの行為はゾラでは奇異であり、奇人扱いされていた。

キリスト教の様な宗教を信心していた。

自分の非戦主義が逆に争いを招いていたこと、ギャブレットに襲われた瞬間に咄嗟に暴力を働いてしまったことを後悔し、アイアン・ギアー一行の前で長い黒髪を自ら切ることで詫びる。

再登場後は巡回するメディックの医療キャンプを手伝ってソルトに参加。

初登場時はホバージープも満足に運転できなかったが、再登場後は鹵獲したドランを操縦して敵のドランを撃墜したり、小銃などで戦闘にも参加するようになっていた。

メディック・ヘルト  声 – 佐藤正治

元はバザーを目当てに来る流れ者の医者。

酒を愛するあまりに鼻は赤く、年齢よりも老けて見える。

ジロンの骨折した腕を治療し服も与えたが、受け取った治療代金を代金を立て替えていたラグに盗まれた。

ビッグマンとイノセントに関する会話をするなどインテリである。

再登場した際にはソルトの医療チームを率いており、治療代のことは水に流してソルトと合流したジロンたちの参謀となった。

トレーラーで各地を巡回しているうちにソルトに参加したのか、もともと諜報員的に活動していたのかは定かではない。

キッド・ホーラ  声 – 二又一成

アイアン・ギアーの雇われブレーカーの頭を務める二枚目半の青年。

最初の愛機は専用のカスタムウォーカーマシン・プロメウスA。

タレ目がチャームポイント。

エルチに惚れている。

「趣味じゃない」と嫌っていたザブングルをジロンに奪われてからツキが落ち、キャリング・カーゴの死後、一家の跡目を継げるものだと思い込んでエルチにプロポーズするが拒絶され、力ずくでアイアン・ギアーを乗っ取ろうとするがこれも失敗し、結局アイアン・ギアーから追放される。

その後はイノセントの仕掛け人となって、LSダブルスケールの艦長となって再登場。

アイアン・ギアーとエルチを追い続けるものの、ツメが甘くことごとく失敗に終わる。

ダブルスケール、ガバリエ、エンペラー改と三隻ものLSを乗艦にした「お大尽」で、ゲラバに「兄貴」と呼ばれると「艦長と呼べ」とその都度指摘していた。

ジロンとの掛け合いの際は「タレ目タレ目」と罵られ、「ドマンジュウ」と返すのがお約束であった。

ゲラバ・ゲラバ  声 – 西村知道

カーゴ一家の雇われブレーカー。

ホーラが放逐されたと同時にアイアン・ギアーを去るが、ホーラの片腕として再登場する。

ホーラとはカーゴ一家にいた時はタメ口だったが、再登場以降はランドシップの艦長となった彼を兄貴と呼び、金魚のフンとなって従う。

ウォーカーマシンの操縦技術や潜入技術、騙す演技など一人立ちできるくらいに本人の能力は高く、カーゴ一家のブレーカーの中でも地位は高かったものの、生来の気の弱さ故にホーラの下で働き続けた。

ティンプ・シャローン  声 – 田中崇(現・銀河万丈)

イノセントの仕掛け人として暗躍するブレーカー。

したたかな一匹狼。

ジロンの両親を殺害したものの、見込みのある少年としてジロンを見逃したことが物語の発端となった。

一度ジロンに倒されたかのように装って物語から退場していたが、ジロンのギャリア入手後に雪山地帯で再登場した。

イノセントからLSギブロスを任された時には、しきりに艦長であることを強調。

大型艦にふさわしい豊富な戦力を持ってジロンの前に立ちふさがった。

とはいえイノセントにも金で雇われていたにすぎず、形勢が不利になると平気で逃亡した。

ジロンの両親を殺害した理由は最後まで不明だったが、イノセントの命令ではないと発言している。

グロッキー  声 – 飯塚昭三

キャリング・カーゴに対抗していた運び屋一家の頭目で、成り上がるチャンスをうかがっていた。

おだてに弱い。

カーゴ一家はザブングルが強奪され手薄になっているとティンプに吹き込まれてカーゴ一家襲撃を実行するが、変形に成功したアイアン・ギアーの迫力に気圧されて撤退した。

その後も再び襲撃を行うが、共倒れを画策していたティンプの策略に最後まで気付かず、ティンプ操る自分の艦アースサンダーにウォーカーマシンごと潰されて死亡。

ビッグマン  声 – 池田勝

カーゴ一家よりも勢力の強い交易商人の老人。

重武装を誇る最大のランドシップ、デラバス・ギャランを旗艦とする艦隊を所有する。

三日の掟を破るアイアン・ギアー一行の成敗を画策するが、アイアン・ギアーを甘く見すぎて敗れる。

ティンプらブレーカーを使って策略を行っているイノセントのやり方に疑問を持っていたが、イノセントはランドシップやウォーカーマシンの販売を目的としてシビリアンの間で争いを仕掛けていると考えていた。

メディックにイノセントへの疑問を漏らすが口は災いの元と一蹴され、カーゴ一家との戦いによってメディックの言葉通り抹殺された形となった。

ミス・ギャブレット・ギャブレイ  声 – 芝田清子

ビッグマン傘下の女運び屋で、スレンダーなハイミス。

「マダム」「年増」「オバサン」といった言葉が禁句で、そう呼ばれると「ミスと呼べ」と激怒する。

周囲の男を手玉に取っていると自分では思っていた。

貸与されていたLSパープルキャットの譲渡を成功報酬として、ビッグマンからアイアン・ギアー一行の討伐を命じられる。

キャリング死亡直後で不安定なアイアン・ギアー一行を手を変え品を変えて度々襲撃するが、ことごとく敗退した。

それでも一度はアイアン・ギアー乗っ取りに成功したものの、ブルーストーンに目がくらんだ配下のブレーカーに裏切られ、逆に拘束されてアイアン・ギアー一行に売られてしまった。

その後アイアン・ギアーから逃走するが、切り捨てられる形でビッグマン艦隊からパープルキャットもろとも総攻撃を受け、乗っていたクラブタイプWMに直撃弾を受けて死亡。

カラス・カラス  声 – 上田敏也

カラス一家の頭目で禿頭の男性。

自他共に認める大物の運び屋であるが、根っからの商人で戦闘は苦手としており、戦闘はもっぱら妻のグレタと弟のガリーに任せている。

普段はうかがい知れぬが、妻にはデレデレの愛妻家で自分の艦に「グレタ」と名付けるほど。

カーゴ一家とは友好関係にあった商人だったが、弟ガリー・カラスがアイアン・ギアーに殺されたため、カーゴ一家と事を構える決意をして決戦に臨む。

だが最新装備のカーゴ一家に敗れ、妻グレタもアイアン・ギアーの手で死亡したと誤解。

LSグレタをはじめ財産のほとんどを失い、自分の信用を担保に前代未聞のランドシップの前借りをビエル司政官に要請する。

ビエルはアイアン・ギアーの同等戦力に対する戦闘能力を試すために異例の措置として彼の前借り請願を承諾し、アイアン・ギアー級二番艦を与えた。

手に入れた艦に妻と弟の名をとってグレタ・ガリーと命名し決戦に挑むが、慣れないLSと手勢の少なさから苦戦。

更にカーゴ一家の捨て身の体当たりによって、アイアン・ギアーと相討ちの形で敗死した。

グレタ・カラス  声 – 小宮和枝

カラス・カラスの妻。

彼女自身も交易商人である。

豊満な体つきをしており露出度の高い大胆なコスチュームを着用しているが、このコスチューム及び髪型は当時日本でも公開されたカナダのアニメ映画Heavy Metalに登場した女剣士のパロディである。

ブレーカーへ謝礼として濃厚なキスを度々行う。

手料理を作れるなど意外と家庭的で、劇中カラスは「久々に母ちゃんのカンガリアンのソテーを食べたい」とリクエストしていた。

夫や義弟ガリーとはLSアースハリケーンで別行動をとっており、夫と共同でアイアン・ギアーをすり鉢谷へ追い込むが返り討ちに遭う。

この戦闘で彼女を死んだものと誤解したカラス・カラスは妻の弔い合戦を行なうが死亡。

グレタはアイアン・ギアーを「父ちゃんの仇」として仇討ちを誓い、イノセントの雇われブレーカーにまでなって一行を最後まで苦しめた。

その執念は、ナレーションで「後家の一念恐ろしや」「後家パワー」などと表現されている。

三日の掟を超えたこだわりを持っていた一人。

シビリアン対イノセントの最終決戦の中で、エルチの「新しい恋を見つけろ」という助言を受け入れ、和解した。

ガリー・カラス  声 – 屋良有作

カラス・カラスの実弟。

カラスが「俺の強い弟」と太鼓判を押すほど戦闘に長けた上、やり手の交易商人らしく小規模ながら艦隊(アースサンダー級を旗艦にバッファロー級二隻)を持つ。

兄と合流するための旅先で、カラスをアイアン・ギアーにけしかけるためにアイアン・ギアーに成りすましたホーラから先制攻撃を受け、その策略に掛かってアイアン・ギアーと交戦してしまうが、ラグに旗艦のブリッジを狙い撃ちされて重傷を負い、兄カラスに敵はカーゴ一家だと告げて息を引き取った。

イノセントに利用されてカーゴ・カラス両家の遺恨のきっかけを作ってしまった人物。

ビエル  声 – 森功至

イノセントの1級司政官。

美男子で、ビエルに文化の香りを見出したエルチは「ビエル様」と慕う。

アーサーの意思そしてイノセントの目的を重んじ、人類再生計画の一環としてティンプらブレーカーを通してシビリアンの間に騒乱を起こしていた。

ジロンらアイアン・ギアー一行を知るとシビリアンの新しい世代として注目し、重点的に様々な試練を与え続けた。

最終的には自ら立案した洗脳実験を行うためにアイアン・ギアーの主要な女性としてエルチもしくはラグの拉致をホーラに指示、エルチを拉致し洗脳を実行する。

しかしジロンらによって3箇所のポイントの襲撃を(故意に)許したためビラムから3階級降格を告げられ、エルチを取り上げられた後行方不明となる。

アーサー・ランク  声 – 塩沢兼人

イノセントの最高指導者。

本名ではなくイノセントの指導者として襲名される名前である。

当代は17歳のはかなげな美少年。

人類再生計画を快く思わないカシム派によりヨップ・ポイントに軟禁されていたが、マツミ・クラムの手引きによりアイアン・ギアー一行に救出された。

外気に抵抗力をほとんどもたないためにドラム缶を改造したクリーンルームに入れられ、抗生物質などの薬物を投与することで外界に出た。

カシム・キング  声 – 緒方賢一

イノセントの長老。

イノセントではアーサー・ランクに次ぐ地位を持つ。

支配階級であるイノセントの現在の地位と権力を維持しようと、人類再生計画を支持するアーサー・ランクを軟禁していた。

劇中最大の黒幕として描かれているが、その行動原理は自らの地位の維持とイノセントという種族の保護という人間の行動原理としてはごく普通のものであり、イノセント解体を恐れて別な予防策を持ち出すのも政治的思考では間違いとはいえない。

ナレーター  声 – 田中崇(現・銀河万丈)

あらすじ紹介と次回予告とで本編の前後に登場する。

往年の紙芝居のような独特の語り口や言い回しなどで、登場人物でないながらも視聴者の注目を集めた。

時折自身が「ナレーション」であることに自覚的なセリフも聞かれた。

2話以降の予告では、48話と49話を除き、タイトルの後に「…さて」と合いの手が入る。

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【主題歌 (説明はWikipediaより)】

【オープニング】

【曲名】 疾風ザブングル
【作詞】 井荻麟
【作曲】 馬飼野康二
【編曲】 馬飼野康二
【歌】 串田アキラ

【エンディング】

【曲名】 乾いた大地
【作詞】 井荻麟
【作曲】 馬飼野康二
【編曲】 馬飼野康二
【歌】 串田アキラ

【挿入歌】

【曲名】 HEY YOU
【作詞】 井荻麟
【作曲】 馬飼野康二
【編曲】 馬飼野康二
【歌】 MIO

【挿入歌】

【曲名】 わすれ草
【作詞】 井荻麟
【作曲】 馬飼野康二
【編曲】 馬飼野康二
【歌】 MIO

【劇場版イメージソング】

【曲名】 GET IT!
【作詞】 井荻麟
【作曲】 馬飼野康二
【編曲】 馬飼野康二
【歌】 MIO

【劇場版イメージソング】

【曲名】 Coming Hey You
【作詞】 井荻麟
【作曲】 馬飼野康二
【編曲】 馬飼野康二
【歌】 MIO

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