原作 高橋良輔、星山博之
テレビアニメ放送期間 1981年10月23日~1983年3月25日
テレビアニメ放送時間 金曜日 18時00分~18時30分 など
放送局 テレビ東京系列
話数 全75話
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テレビ東京で全75話が放送された、日本サンライズ製作のSFアニメ(ロボットアニメ)。
高橋良輔のロボットアニメ初監督作品。
同時期、若者の間で好評を博した『機動戦士ガンダム』や『伝説巨神イデオン』を意識し、子どもたちだけでなく、その父親層までも視聴者に取り込むことを目的とし、単なる勧善懲悪ではなく実際にあり得るのと同じ独立戦争をテーマとし、その発端から終結までを描く。
登場人物たちはそれぞれの政治的使命や信念に基づいて行動し、単純な悪役が存在しないリアルなストーリーを追求している。
そのため、少年向けアニメには珍しく複雑な社会構造を背景とした重厚な政治ドラマや戦略的駆け引きが展開される。
また、喫煙シーンが多かったのも特徴的である。
第1話の冒頭に朽ち果てたダグラムを登場させるショッキングな演出があり、映画版のポスターやチラシも砂漠に放置されたダグラムの残骸のイラストが用いられた。
総話数75話は、サンライズ製作のオリジナル作品としては最長である。
また視聴率は、サンライズのオリジナル作品としては『無敵ロボ トライダーG7』に次ぐ歴代2位を記録している。
ガンプラに始まる当時のアニメプラモデルブームを受け、タカラ(現タカラトミー)がプラモデルを中心とした商品展開を行なっている。
あらすじ (説明はWikipediaより)
植民惑星デロイアでは地球に対する不満が高まり、独立運動が勢いを増していた。
ある日、デロイア星の首都カーディナル市で、地球連邦評議会議長のドナン・カシムら評議会の議員たちを、地球連邦軍第8軍大佐フォン・シュタイン率いる部隊が監禁し、デロイアの独立を宣言するという事件が起こる。
事件の報道を聞いたドナンの息子クリン・カシムは地球連邦軍の救出部隊に志願し、人質の解放に尽力した。
しかし、救出されたドナンはフォン・シュタインを免罪し、デロイアを地球連邦の8番目の自治州に昇格させ、フォン・シュタインをその代表に任命した。
一方、ドナンは事件の首謀者としてデロイア独立を支持した代議員を投獄し、フォン・シュタインに呼応して立ち上がった独立運動家たちを徹底的に弾圧する。
すべては、地球百億の民のためにあえてデロイアの民を泣かせる覚悟を決めたドナンが、デロイア独立運動の「ガス抜き」のため、フォン・シュタインと共に仕組んだ狂言に過ぎなかった。
事件の真相をジャーナリストのディック・ラルターフから聞かされたクリンは苦悩するが、ひょんなことからデロイアの完全独立を求める指導者デビッド・サマリン博士と出会う。
サマリンはクリンをドナンの息子と知りながらあたたかく迎え、独立派が開発した最新鋭コンバット・アーマーダグラムのパイロットとして仲間に紹介する。
だがクリンがサマリンと出会ったことで、サマリンの居場所が地球連邦軍に割れてしまい、サマリンとダグラムは地球連邦軍に奪われてしまう。
責任を感じたクリンは、単身で地球連邦軍の基地に乗り込みダグラムを奪回、デロイア独立運動に身を投じることを決意する。
地球時代の友人ロッキー・アンドルらのグループ(後の太陽の牙)に合流したクリンは、ダグラムによって次々と地球連邦軍を蹴散らしていく。
サマリンも独立派ゲリラの尽力によって救出され、デロイア独立の気運は、ドナンの思惑とは裏腹にますます高まっていく。
そのころ、野心はあれども理想はないドナンの補佐官ヘルムート・J・ラコックは、病を抱えたドナンとフォン・シュタインを排し、自らがデロイアの支配者となるための私欲にまみれた策謀を密かに進めていた。
そして敵味方の人間模様が錯綜する中、クリンはついに病に倒れたドナンと最後の別れを告げ、地球連邦軍との決戦へと向かう。
登場人物 (説明はWikipediaより)
クリン・カシム 声 – 井上和彦
主人公でカシム家の三男。
17歳。
地球連邦軍士官学校の生徒(卒業・任官で少尉の地位が約束されていた)だったが、フォン・シュタインの反乱事件において父ドナンが拉致されたのを知り、独断でデロイアに渡航、レーク率いる救出部隊に強引に加わる。
その後、父の対デロイア政策に疑問を持ち、やがて独立運動の指導者・サマリン博士に接触する。
自身が尾行されたことにより、連邦軍にサマリンとダグラムを奪われるが、その責任を取ってダグラムを奪回、以後ゲリラの一員としてデロイア独立運動に身を投じることとなる。
何事も己の直感を優先して実行する性格で、社会的立場を重んじる兄達の反感を買うことも多かった。
しかし、父のドナンはそんな一途さを評価しており、母もまたクリンは父ドナンに「純粋なところが似ている」と述べている。
士官学校でラウンドフェイサーの操縦訓練を受け、また前述の救出部隊で実戦を何度も経験していたため、奪い返した直後からダグラムを乗りこなすことができ、専任パイロットとして最後まで戦う。
太陽の牙が独自にゲリラ戦を展開し行動していた頃には、士官学校で学んだことを生かし作戦立案を行ったこともある。
後に解放軍のCBアーマー隊が結成された後は、隊長のような立場で指揮を執ることもあった。
デロイア独立戦争終結後は一旦地球に戻ったが、その後はデロイアに戻り、ロッキーらと再会した。
ロッキー・アンドル 声 – 田中亮一
暴走族仲間をもとに結成したゲリラグループのリーダー。
18歳。
情に厚い男であり、地球で知り合ったクリンが政治家の息子と知って当初強く嫌悪していたが、クリンの純粋な心意気に感じて、以後仲間として共に戦い続けた。
平時・戦闘時を問わず、暴走族時代からのリーダー経験によって培われた統率力を存分に発揮し、個性豊かな太陽の牙の面々をよくまとめ、デロイアの動乱を戦い抜いた。
キャナリー・ドネット 声 – 山田栄子
サブ・リーダー的存在である男勝りの少女。
彼女が朽ち果てたダグラムの前にやってきて戦いの日々を回想する所から物語が始まる。
彼女と兄とロッキーは幼なじみ同士で子供時代はかなりの泣き虫だった。
食堂のウェイトレスをやっていたが、兄を連邦軍のゲリラ狩りで殺され、独立運動に身を投じる。
このことをしばらく引きずっており、ロッキーとクリンの和解後もしばらくはクリンを敵視していたが、ガルシア隊との戦いで傭兵隊を裏切り、味方に加わったハックルの苦悩をクリンから聞いて彼を理解し始め、仲間として認めた。
戦闘時は、常に真っ先駆けて敵に突進し活発さと勇猛さを発揮、やや細身な体型ながら怪力を要するビッグEガンを単独で放ったこともある。
ビリーがTOWミサイル(携行型有線誘導弾)を使う時には、装填手をつとめる。
女性ゆえに他のゲリラから侮られたこともあったが、隠密作戦ではロッキーと共に駆け落ちのカップルまたは新婚を装って行動し、その時にロッキー相手に本音を漏らし、女性らしい一面ものぞかせた。
戦闘突入時や手榴弾を投げる時など、自らに気合を入れる時に「やってやる!」と叫ぶ口癖がある他、からかわれたりして機嫌を害するとしばしば「牙剥くよ!」と言う。
チコ・ビエンテ 声 – 田中崇 → 銀河万丈
19歳だが、外見・しゃべり方・立ち振る舞いなどからして到底そうは見えない。
傷跡のあるスキンヘッド、いかつい風貌の巨漢で見かけの通り怪力で度胸もある一方、性格的には意外にひょうきんでちゃっかりした性格でもある。
修理屋の息子でメカにも強く、その怪力を活かしてビッグEガンの使い手となり、敵のCBアーマーなど機甲兵力を相手に一歩も退かず多数を撃破した。
バラフ軍刑務所に潜入しサマリンとゲリラ仲間を救出する作戦では、その心身の頑強さを発揮して活躍した。
ビリー・ボール 声 – 梨羽雪子
年齢以上に幼く見える16歳。
実際に、普段の言葉遣いや、戦闘などで負傷した際に大げさに騒いで痛がるなど、幼さを感じさせる振る舞いが多く、その外見と相まってジョルジュからはやたらと子供扱いされていた。
口は減らないが差別的偏見を持たない性格で、ロッキーやフェスタがクリンの正体を知り差別的な態度を取った時も、その態度を疑問視しクリンの方を心配していた。
戦闘時は主に拳銃を使っていたが、物語中盤以降はTOWミサイルを使うことも多くなり、ヘリコプターやCBアーマーを撃破することもあった。
ナナシ 声 – 緒方賢一
年齢や本名は不詳。
言葉のなまりが強い、陽気だがひょうひょうとした天然ボケ風キャラクター。
服装は、ダグラム奪還時に変装した以外は一貫して半ズボン一枚に裸足でサンダルという軽装である。
非戦闘時には、周囲の行動をよそに何かやっては一人芝居をやらかしてズッコケをかますことも多い。
動物的な勘のようなものを持ち、変に気が利き鋭いところもあるムードメーカーでもある。
主に雑用係兼衛生兵だが、その勘の鋭さで、敵の計略を見破って仲間の窮地を未然に防いだり、作戦中の独断行動で不利な状況打開のきっかけを作るなど意外な活躍を見せることもあった。
地球に居た頃は盗みで生計を立てていたらしく、爆薬の類や連邦軍の制服などをどこからともなく調達していた。
意外にも読書家であり、暇な時は本を読んでいる姿が随所で見られた。
頑強なのか、それとも鈍感なのかは不明だが、熱いコーヒーを素手で飲み干したり、厳寒のカルナック山脈や北極でも防寒服を受領することなく前述の軽装のまま過ごしていた。
ハックル・G・トンプソン 声 – 小宮山清
もと地球連邦軍の整備兵。
デロイア人。
24歳だが老け顔。
ダグラムのメンテナンスのためにロッキーらに拉致された。
一時解放されるが、太陽の牙の面々が、かつて上官から聞かされていたゲリラのイメージとは全く違っていた上、ガルシア隊の悪辣さを目の当たりにし、フェスタに散々いじめられたことも気にせず「クリンが連邦軍から受けたひどい仕打ちに比べ、ゲリラは僕に対し何もしなかった」とゲリラ側に寝返り、正式にダグラムの整備担当になる。
性格は気弱でおとなしく、フェスタなどに「おじん」と呼ばれいじめられたり(ロッキーにそう呼ばれたことも)、ジョルジュの言葉に乗じたチコの冗談半分の脅しに本気でびびってしまうなど、他の仲間に「いじられ易い」性格だが、元正規兵なだけに軍事面での知識は豊富で、ダグラムの部品の多くは地球製であることも知っており、射撃の腕も確かである。
リタにからかわれてデレデレになってしまうこともあったが、そんな場合でも冷静さは失わなかった。
フェスタ・ブロンコ 声 – 鈴木清信
当初からロッキーのグループに参加。
陽気だが、血の気が多くいかにも暴走族の典型といった感じのキャラクター。
火薬の香りが好きで、Eガンではなく火薬式のサブマシンガンを使用し、白兵戦に長ける。
ハックルを拉致した時には縛り上げて引き回すなど散々いじめていたが、彼が毒蛇に噛まれたときには血を吸い出すなどして手当てしたこともあって、彼に恨まれることはなかった。
バイクの運転技術は一流で、ガルシア隊を撃破する際に活躍するが、その直後に偶然サイドカーに残された手榴弾の暴発によって非業の死をとげる。
ジョルジュ・ジュールダン 声 – 千葉繁
ボナール市の暴走族。
17歳。
ボナールグランプリのレース会場でフォン・シュタインの演説にヤジを飛ばしたことがきっかけで暴動に発展、混乱の最中、太陽の牙の意気に感じてメンバーに加わる。
千葉繁のアイデアで台詞に九州弁を取り入れ、「常にボナール地方独特の方言で話す」と設定付けられた。
リタに本気で好意を抱いており、彼女の死を知ったときには、後を追うべくミサイルをくくりつけたバイクで連邦軍めがけて特攻を敢行、敵CBアーマーを撃破し味方(合流予定だった他のゲリラ)の窮地を救うが、命中寸前にバイクから落ち爆風で吹き飛ばされて命拾いした事を悔んで泣き喚いた。
リタ・ベレット 声 – 川浪葉子
パルミナの踊り子。
デスタンがまだゲリラだったころ彼に救われ、その理想主義に共鳴して独立運動に身を投じる。
軽いが陽気で純真、常に表裏のない性格。
一時、太陽の牙と行動を共にしていた。
アンディ鉱山でデスタンと再会し、転向したデスタンに利用された事で太陽の牙と仲違いしてしまう。
その後、デスタンの正体を知るも今度は自分が助ける番だと、デスタンがアンディ鉱山行きの列車に兵器を積み込み武器密輸の裏工作を行っている現場に赴き、彼を更生させようと説得する。
しかし、ラルターフが現れた事で裏切られたと誤解したデスタンに射殺されてしまう。
デビッド・サマリン 声 – 宮内幸平
デロイア独立運動の指導者で象徴的な人物。
もとは歴史学者であり、劇中の同志、部下たちからは専ら「サマリン博士」と呼ばれる。
彼の持つ独立運動の理念はデロイアの民族主義ではなく、近代的な「個」の尊厳を信ずる立場である。すなわち、「まやかしの民主主義」ではない「平等への真の解放」である。
それゆえ、「組織や社会を後ろ盾にする人間は軽蔑」し「個人」を信じ、敵の総大将の息子であるクリンに対しても壁や偏見を生ぜず、鋭い洞察力で同志と見なした。
歴史に学ぶことの重要性を認めつつも、それがしばしば過去の歴史にただ従い踏襲することに堕してしまう歴史観に対立的立場をとっており、創造、前進によって未来を構築する歴史性を強調する。
独立運動についても、はじめに独立ありきの民族情緒を抱いているのではない。
「対等の立場に立てるようにする」「どちらが腹一杯食えるか」という観点で、独立を掲げている。
また、「少数の反対意見や不満分子は必ず出るものだが、それを多数の賛成意見に取り入れ、まとめあげられる社会作りをすれば、多数のために少数を斬り捨てる必要はない」という内容の台詞をクリンに語るシーンがあり、ドナンとは正反対の考え方の持ち主であることがうかがえる。
一方で、「少数意見も尊重される社会」が作れればいいが、それはとても困難だ、ともクリンに語っており、またデロイアの独立が成ってもデロイア人皆が幸せにはなれないだろうと、達観しているリアリストでもある。
視野が広く、敵である地球側の要人の息子クリンの性格を見抜き、差別することなく独立運動に加え、ダグラムのパイロットを任せるという大胆な決断を下した。
一時連邦軍に拘束されるがゲリラ側が全力を挙げ奪回、人民解放政府成立後はその首班となり、強硬派を支持して、解放軍に北極ポート制圧を命じた。
しかし、サマリンの強硬策はカルメルをはじめとする和平派の反発を招くこととなり、人民解放政府内部に微妙な亀裂をもたらす。
そして、解放軍が北極ポートを目前にしたところでカルメルのクーデターによって軟禁状態に置かれ、ラコックとの間に偽りの独立協定を調印させられることになる。
独立記念パーティーの後にJ・ロックと太陽の牙によって救出されるが、戦いを続行しようとする彼らの行動に困惑して虚脱状態となってしまう。
しかし、カルメルの治安軍に包囲されて危機に陥ったときに自らのなすべきことを思い出し、流れ弾で重傷を負いながらもカルメルを説得して治安軍を撤退させる。
その後、太陽の牙のもとに戻って彼等を諭し、「生きろ、生きて未来を作れ」と言い残して息を引き取った。
ヘシ・カルメル 声 – 加藤治
デロイア人民解放政府和平派のリーダー。
ゲリラ時代は地球連邦内の自治州間の対立を利用し、反メドール州の資本家などを、デロイア独立に協力するよう説得するのを任務としていた。
人民解放政府樹立後、サマリンが主張する北極ポート制圧を無謀と考え、地球連邦との話し合いによる独立を主張した。
気弱で優柔不断な一面もあり、次第にその部分をラコックに利用されていき、クーデターによってサマリン派を排除することを余儀なくされた。
さらにラコックに丸め込まれ、その気はなかった(サマリンに任せるつもりだった)にも関わらず人民解放政府の首班に就任するが、北極ポート制圧未達成だった上、交渉術ではラコックに遠く及ばないことから連邦との交渉は譲歩を迫られ続け、実質的に独立前とほとんど同じ状態を余儀なくされた。
しかし、最後の土壇場ともいうべき状況に追い込まれた時、独立運動家としての意地を取り戻し、さらにサマリンに「安易な譲歩を行ったことで、独立が達成出来なかった例は歴史上、数多く存在する」と諭された事を思い出し、デロイアの主権を守るために治安軍を派遣し連邦軍との全面対決を決断する。
最終的にはラコックが暗殺されたのも手伝って、戦闘は発生せずデロイアの主権は守られ、「太陽の牙」を武装解除させデロイア独立の功労者として無罪放免した。
登場人物の誰もが思い描いた理想を現実に打ち砕かれていく中、自分の理想をある程度実現させた唯一の人物である。
J(ジェイ)・ロック 声 – 曽我部和行
隻眼の独立派ゲリラ。
独自の部隊「デロイアの星(通称、J・ロック隊)」を率いて情報工作任務や破壊活動を行い、また度々太陽の牙の危機を救う。
ダグラムの強化パーツであるターボザックと専用トレーラーを届けたのも彼である。
ザルツェフとは宿命のライバルで、失明した片目は彼との決闘の際につぶされたもの。
しかし個人的な恨み以上にザルツェフの有能さ・誇り高さを評価し、失脚した彼をゲリラ陣営に迎えるべきとサマリンに主張した。
最後までサマリンや太陽の牙と行動を共にした後、ダグラムの自爆を見届けて何処へともなく去っていった。
バックス 声 – 細井重之
独立派ゲリラのリーダー格の一人。
各地のゲリラやデロイア独立に好意的な企業などの組織と連絡を取りながら、情報収集や物資調達などに活躍する。
ダグラム奪回後の太陽の牙にEガンなどの武器を調達し、地球主導のデロイア独立後、彼らがダグラムとサマリン奪回に走ったときにも協力した。
ジャッキー・ザルツェフ 声 – 屋良有作
フォン・シュタイン直々にダグラムの掃討を命じられた連邦軍少佐。
優れた戦術家で、フォン・シュタインに「もっとも頼りになる男」と称された。
ラウンドフェイサーの装甲を全て外して運動性を向上させたり、ターボザック装着でダグラムの跳躍力が低下することを見抜き、崖の上に配置したブッシュマンに攻撃させるなどの奇策で、太陽の牙を危機に陥れた。
しかし味方に足を引っ張られたことによる作戦の失敗が重なった上、フォン・シュタインと対立したことから謹慎処分となる。
この謹慎期間中にジェイロックの部下が連邦軍の兵士に偽装してザルツェフに接触し、ゲリラ側への協力を何度か要請するが、ザルツェフはこれを拒否し続けた。
しかしながら、ザルツェフはゲリラから接触があったことを軍に報告していなかったため、後にフォン・シュタインにこれが知られることになった時に軍規違反で咎められて信用を失い少尉へ降格、軍刑務所送りとなる。
その移送途中で独立派ゲリラに救出されるが、ゲリラへの参加については暫く態度を保留した。
その後、ゲリラ参加を承諾し、以後はサマリンの参謀として現場の指揮を執る。
独立派ゲリラ上層部からも全幅の信頼を置かれ、その能力を遺憾なく発揮した。
北極ポート侵攻の中止・休戦時に政治的取引の一環として、自ら連邦軍に逮捕される途を選び、禁固30年の刑を受けて投獄される。
尚、独立派ゲリラに参加後は、サマリンをはじめとするゲリラ幹部や太陽の牙のメンバーからは少佐と呼ばれていた。
ガボール・ザナ 声 – 鈴置洋孝
デロイア人のウルナ基地所属の連邦軍中尉。
基地司令官のデロイア人ゲリラに対する、人道に反した戦時条約違反行為を批判、司令官から銃殺刑を宣告される。
しかしこのことが基地のデロイア人兵士の反乱に発展し、その頭目に祭り上げられる。
鎮圧のために連邦軍が攻めてきたときには兵士たちをよくまとめ、その背後から乱入してきた独立派ゲリラに呼応し反撃、敵を追い散らして独立派へ合流する。
解放軍ではザルツェフの片腕として活躍したが、北極ポート侵攻の終盤に戦死。
ドナン・カシム 声 – 山内雅人
クリンの父親で、地球連邦評議会議長(メドール州選出)、メドール州副首相。
57歳。
デロイア独立は、国家間の対立を克服してようやく成立した地球連邦に対する歴史の逆行であり、デロイアの自治権確立も時期尚早でデロイア人と地球人の双方を不幸な結末に導くという観点から、デロイア独立阻止のために尽力する。
しかしその方法が「独立派をあぶり出して一網打尽にする」など、あまりにも高圧的なため、かえってデロイア独立運動を活発化させてしまう。
また、それを息子のクリンにいさめられると、「政治とは最大多数の繁栄のために行うもの、それを実現するための多少の犠牲は仕方ない」という考え方を露わにして一蹴し、結局クリンを敵であるゲリラへ走らせてしまう。
しかし、それでもクリンのことは自分にとてもよく似た一途さを評価し、表にこそ出さなかったが同時にその身を案じていた(ただし、第1話でラコックからクリンのことを「獅子の子はやはり獅子」と警告されている)。
人間の本性を見抜く目を持った視野の広い人物であり、クリンやレークの実直さを評価する一方で、ラコックの卑怯な面も見抜いている。
また、敵ながらサマリンにも敬意を抱いており、会見した際には手錠を外させるなど、対等な立場で話をしようという姿勢を見せた。
しかし、「地球のやり方はいつも同じだ。手錠は外しても囚われの身には変わりはない。まるで立場が違う」と、サマリンから指摘された。
デロイア独立に反対する理由は、私利私欲などではなく、「自分は人の親であると同時に地球人類の親である。親が子の幸せを願うのは当然である」という自覚と信念に基づくものであり、地球人類の生存に必要なデロイアの資源がデロイア人に独占支配されることを避けるためだった。
以前から重い病(一時的な発作の際の描写では頭をかばっているときと胸を押さえているときがあり、病名も全く語られていないため、詳細は不明)を患っており、それが性急かつ強引なデロイア政策を執ってきた最大の理由で、「自分が生きているうちに地球のことを固めておかねばならぬ、死んでからでは手遅れだから」と、主治医にして親友のニールに自身の余命まで問い質すほど強い思いを抱いていた。
ドガ市陥落後に病状が悪化して倒れ、最期はクリンに「自分の信じる道をまっしぐらに生きろ」と言い残した後、妻フィナに看取られながら世を去った。
この遺言はクリンに強い影響を及ぼし、最終的にクリンはデロイアに骨を埋める道を選ぶこととなった。
フィナ・カシム 声 – 山口奈々
クリンの母親であり、ドナンの妻。
50歳。
温厚で誠実な人柄で、ドナンとの夫婦仲は良い。
後妻であり、クリン以外の子供とは血がつながっていないため、ラビンからは疎まれているが、「自分の子供達に対しては、分け隔てなく平等に扱い接してきた」と自負している。
デロイアが独立し、一連の戦いに終止符が打たれた頃までには、家族は皆カシム家を出ており、フィナと執事のワトキンスだけが残っていた。
終戦後にはクリンが一時帰宅したが、「もうどこにも行かないでおくれ」というフィナの願いとは裏腹に、クリンはドナンの遺言に従いデロイアに戻る道を選んだ。
ラビン・カシム 声 – 政宗一成
ドナンの長男で、財務省勤務のエリート官僚。
頑固かつ短気な性格。昔から他の兄弟とは違う行動に走るクリンを快く思っていない。
保身に汲々としており、他人はおろか身内だろうと何だろうと容赦なく学歴・地位や行動などの「表に出ている一面のみ」で判断し、ロイルやレークの窮地にも罵倒するばかりで救いの手を出そうともしなかった。
ドナンの死後、ロイルとほぼ同時に家を出た。
その後の去就は不明。
サラ・カシム・ボイド 声 – 梨羽雪子
ドナンの長女で、レークの妻。
間に2児。
ラビンと違ってフィナの事は母として尊敬しており、共に弟・クリンの事を心配していた。
ドナンの死後は夫についていく形で家を出て行った。
ロイル・カシム 声 – 塩沢兼人
ドナンの次男で、地球の総合商社RDカンパニーに勤務しているエリートサラリーマン。
25歳。
ラビンと違って怒りっぽくはないが、自己保身的な面ではラビン以上である。
また、困ったときには、最初から他人の力をアテにすることしか考えず、自力でどうにかしようとは少しも考えない典型的とも言うべき他力本願主義な性格で、なおかつ、それをラコックやドナンから露骨に指摘されても意に介さないほどの厚顔無恥。
RDカンパニーにもカシム家とオーセル財閥とのコネで入社した身でありながら、部長止まりの今の地位を不服に思っている。
ロイルを利用して失脚させようと企んだラコックの策略にかかってゲリラに武器を売却し、後にラコックによってその事実をマスコミにリークされたことで社会的信用を失った。
フィナにはそれなりに気遣いを見せているようで、ラビンが夕食の席でフィナをなじったときはサラと共に彼をとがめている。
ドナンの死後はラビンとほぼ同時に家を後にした。
レーク・ボイド 声 – 池田勝
地球連邦軍大尉、行政官就任後は少佐。
クリンの義兄で、サラとの間に2児。
学生時代はラグビーの選手であった。
実の兄以上にクリンのことを考え、親身に思っている。
軍事指揮官として非常に優秀であり、最初のドガ市攻防戦では鮮やかな手腕でゲリラの蜂起を鎮圧し、その軍才の高さを発揮している。
ドナンからは「もともと軍人だから不器用で政治家には不向きかも知れん、しかし人の上に立つのに充分な誠実さがある」と評価され、独立派ゲリラの勢いが強いパルミナ自治州の行政官に任命される。
ゲリラ・連邦の区別なしに負傷者の治療が出来る野戦病院を設立、デロイア人住民や兵士の待遇改善を訴え、独立派との対話路線を模索するなど善政を敷いた。
その方針は、軍部・ゲリラや人民の一部の上層部からは「甘い」と煙たがられ疎まれたが、ほとんどの人民からは徐々に支持されるようになっていった。
しかし、あくまでも職業軍人なので政治的な駆け引きを苦手にしており、その点を突いたラコックに利用されることがあった。
ウルナ基地でデロイア人兵士による反乱が発生した時に反乱軍兵士の説得を行うも失敗に終わる。
その際、ザナの「あなたは地球人で、我々はデロイア人だ」の言葉に大きな挫折感を味わい、周囲に惜しまれながらも行政官を辞任した上に連邦軍も除隊する。
その後は病に倒れたドナンをワトキンスと共に看病した。
ワトキンス 声 – 緒方賢一
カシム家に仕える執事。
温厚な性格で、カシム家の者に忠実に尽くしてきた。
ドナンが倒れた際は、デロイアまで来訪して看病に当たった。
ただ、気弱な性格で、ラコックからドナンの考えを問いただされた時には、ドナンのラコックとレークに対する評価を、ドナンの言葉そのままで答えてしまい、ラコックの野心の火に油を注ぐことになった。
また、病床のドナンに対するラコックの横暴な言動にも、うろたえるばかりでほとんど対処出来なかった。
最終回では一人残されたフィナを案じつつ、地球に(一時的ではあったが)帰って来たクリンの姿に嬉し泣きを見せた。
ヘルムート・J・ラコック 声 – 仁内達之
ドナンの補佐官としてカシム家に出入りしている青年。
25歳。
博識で機転が利くが謀略と奸智に長けた策略家であり、ドナンから「能力的には政治家向きだが、残念ながら人徳がない、補佐官が分相応だ」と評価され疎まれていた。
そのことをワトキンスから聞いてからは、野心を表に出し独自に行動を起こしはじめる。
ドナンが病に倒れると、反ドナン派に寝返り、連邦政府のデロイア駐在弁務官の肩書きを獲得、事実上デロイアにおける地球連邦側最高実力者となる。
非常に権力欲が強い人物で、謀略によって他人を陥れることや、用済みになった人間を容赦なく切り捨てることも躊躇せず、己の利益のためなら事の善悪問わず何でもやり、時には自らの手を汚すこともいとわない性格である。
デロイアを実質的に支配することを狙い、人民解放政府和平派のリーダーであるカルメルを利用し、デロイアに地球主導の独立を認めることで、解放軍を解散に追い込んだ。
しかし、最後の最後でカルメルが独立運動家としての意地を取り戻し、自分の思い通りに動かなくなったため、カルメルたち新政府の丸め込みにかかろうとした時、散々利用してきたデスタンが現れ、更なる報酬を無心してきたことを「寄生虫」呼ばわりして冷たくあしらった結果、そのデスタンに背中から撃ち殺されるという、自業自得を絵に描いたようなあえない最期を遂げた。
ディック・ラルターフ 声 – 兼本新吾
ジャーナリスト、47歳。
反権力志向の中年記者。
APU通信の特派員としてデロイア中をまわっている。
心情的にはクリンらに近く、デロイア独立運動を、メディアの面からサポートした。
デロイアで身寄りのないデイジーにも好意的に接し、助手というかたちで自分の仕事に同行させることで、彼女の成長に一役買った。
「太陽の惑星デロイアの持つ鋭い牙」との意味を込めて、クリンらのグループを「太陽の牙」と命名したのも彼である(ただし、最初に面と向かって「太陽の牙」と呼んだのはJ・ロック)。
ジャーナリストの立場上、様々な勢力の人物と太いパイプを持ち、デロイア独立運動の真実を追い続けた「影の主役」とも言える人物である。
ちなみに、彼が所属するAPU通信の名称は『ダグラム』のアフレコを行ったAPUスタジオから取られている。
デイジー・オーセル 声 – 高島雅羅
クリンの恋人で16歳。
オーセル財閥会長・モレアの娘。
世間知らずのお嬢様だったが、単身クリンを追ってデロイア星に渡航する。
旅の途中でジャーナリストのラルターフの助手として同行し、様々な体験を経て目覚しく成長する。
そのラルターフの勧めで野戦病院を訪れた彼女は、現実を目の当たりにし、そこの看護婦に志願、やがてクリンとの再会も果たす。
野戦病院閉鎖後は、野戦病院で上司だったダロウェイが設立し運営する孤児院で働き、休戦後もデロイアに残り孤児達の世話を続けた。
なおクリンは最終回で地球に一時帰郷する際、ラルターフに「半年経ったらデロイアに戻ってくる」とデイジーへの伝言を託して旅立った。
モレア・オーセル 声 – 藤城裕士
地球のオーセル財閥会長でデイジーの父。
富裕層にありがちな、横柄かつ人を見下すような人格ではなく、むしろ篤実な性格である。
デロイアで最初に娘と再会したときは、父に甘えることなく意思を持って行動する姿を見て、その成長を認める。
その後、財閥系企業によるゲリラへの武器横流しを知り、少しでも罪滅ぼしになればと、デロイア独立パーティーの会場で再度再会した娘に、頼まれるまでもなく孤児院への寄付を申し出た(当時、孤児院は貧窮しており、デイジーも『こればかりは父を頼ってみるしかない』と、意を決して会場へ出向いていた)。
コール・デスタン 声 – 広瀬正志
元は独立派ゲリラ組織の一つのリーダー格。
かつては真摯に理想を追求する真面目な人間であり、酒場の客のいかがわしい注文に応じようとするリタをひっぱたいて止めたこともある。
彼の真面目な性格はその場の酔客が彼の説く理想に共鳴するほどであり、リタに至ってはその理想に賛同して独立運動に身を投じている。
ただ、持論に関し頑固であり、太陽の牙の面々とは意見の相違でもめることが多く、途中で別れてしまう。
実戦においては物陰に隠れ震えるばかりで、自ら人を手にかけてしまった直後には錯乱するなど、戦闘指揮官の器ではなかった。
その後ボナール市でのゲリラ弾圧を機に転向し、ラコックの情報屋となる。
その後、アンディ鉱山で自分を慕っていたリタと再会、一度は彼女を利用し太陽の牙を罠にはめようとしたが、昔と変わらず慕ってくる彼女の姿にかつての自分を思い出し、「(情報屋稼業は)次で最後にしよう」と改心を考える。
しかし、その「最後」の仕事の現場で、誤解から彼女を射殺してしまい、罪悪感から一時情報屋稼業から手を引く。
その後、常連となったレストランの女主人・オレナと懇意になったのをきっかけに情報屋稼業を再開し、ラコックとカルメルとの交渉にも一役買い、ラコックからまとまった金を手にした後はオレナを愛人として田舎で暮らす。
さらに、ラコックが対デロイア政策のトップに昇りつめたことを知り、オレナの制止を振り切って更なる富や社会的地位をも手にしようと画策するが、ラコックに散々罵倒された挙句最後に叩きつけられた「寄生虫」という言葉に逆上して彼を背後から射殺した(尤も、強請同然で公然とラコックに金の無心をしたデスタン自身にも非が無い訳でも無い)。
この結果、地球主導に傾きかけていたデロイアの主権は一気にデロイア人の手に委ねられることになり、奇しくもかつて抱いていたが既に忘れていた理想の実現を、自身も気付かずに成就させることになった。
ダロウェイ 声 – 尾崎桂子
レークが設立した野戦病院の看護婦長。
連邦軍兵士がゲリラの負傷兵を強引に連行しようとしたときは、軍人相手でも恐れることなくしかり飛ばした上、ひっぱたいて阻止したほどの女傑である。
仕事に際しては迅速で的確な判断力を発揮、デイジーの成長にも大きな影響を与えた。
野戦病院閉鎖後はドガ市で孤児院を開設、デイジーとともに戦災孤児の救済に努める。
ニール 声 – 村松康雄
ドナンの主治医を務める医者。
ドナンとは学生時代からの親友で、公私の別なく何でも語り合える仲であった。
ドナンに問いただされて余命が半年であることを伝えたときは、「真実を伝えることが、これほどつらいと思ったことはない」と苦悩をにじませていた。
ドナンの病気が悪化して倒れてからは、デロイアに渡航し最期まで治療にあたった。
フォン・シュタイン 声 – 蟹江栄司
地球連邦軍第8軍大佐。
デロイア自治州代表。
デロイア出身だが、地球で教育を受け長く暮らしたため、考え方は地球人とほとんど変わらない。
かつては「最も信頼していた」ザルツェフをはじめ多くの兵士に尊敬されていたが、デロイア自治州の代表に就任しドナンの傀儡となった頃から、現場を無視した政治的配慮優先の命令を下すことが多くなり、ザルツェフからは「背広が着たくなったか」と嘆かれ、一般兵からも「あんな人じゃなかった」と酷評されるようになった。
しかし軍事面では「追い込まれた時の方が彼は強い」とザルツェフは評価しており、事実、度重なる敗戦で第8軍が弱体化後、北極ポートに進軍する解放軍に対し特殊部隊を編成し連邦軍がゲリラ戦を行うという奇策を実行、多大な戦果を上げたりもした。
ドナンが病に倒れた後、ラコックの悪辣さを痛感してデロイア人としての誇りを取り戻し、サマリンとの直接会談に向かうが、これに怒ったラコックのなりふり構わぬ妨害行動でヘリコプターを撃墜されて死亡、その死はラコックの陰謀により事故死として片づけられた。
ダーク 声 – 佐藤正治
地球連邦軍曹長。
CBアーマー隊の隊長で、その操縦の腕前は一流と呼ぶにふさわしいものを持っている。
統率力や指揮能力に長ける叩き上げの下士官で、命令には素直に従い、任務に忠実であることをモットーとする、職業軍人の典型。
反面、故郷に残した妻子のことをいつも気にかけ、懐に写真をしのばせていた。
ドナン救出作戦時にラウンドフェイサー小隊を率いる。
基地のラウンドフェイサーをトレーラーごと盗み出し追いついてきたクリンを、ラコックとレークの「戦時特例法205号が適用される」との進言で、臨時に配下に加えた。
その後、ゲリラ追討戦で過去の恩により反撃をためらうクリンを翻弄し、援護したビリーとキャナリーをも追い詰めるが、眼前の仲間の危機に吹っ切れたクリンの攻撃を受け戦死する。
ヴルドラン・ガルシア 声 – 玄田哲章
地球連邦軍大佐。
ゲリラ狩りを得意としている、荒くれ者の傭兵部隊、通称「ガルシア隊」の隊長。
残忍かつ横暴な性格で、金が全てであり、勝つためには手段を選ばない。
その上、正規軍との連携を命じられても従わずに手柄を独占しようとし、そのせいで自分達が敗れると今度は正規軍に連絡を取って任せっきりにするなど、身勝手でもある。
配下の兵士達も「規律というものは一切持ち合わせていない」という言葉がぴったりな者ばかりで、行軍中に平然と民間人を蹴散らすことなど日常茶飯事、規律正しい行動を取る連邦軍兵士を茶化すことさえあった。
太陽の牙追討のために送り込まれ、得意の砂漠戦と新型CBアーマーデザートガンナーで彼らを窮地に追い詰めた。
しかしハックルの裏切りが引き金となり戦況は逆転、部隊は壊滅する。
撤退命令が出た後、自分たちの面目を丸つぶしにした太陽の牙に激しい復讐心を燃やし、連邦軍士官を殺してデザートガンナーを奪いなおも執拗に単身追撃するが、結局敗死する。
オッペ 声 – 千葉繁
ガルシア隊の副官。
性格はかなり悪く、ごろつきや私兵集団の隊長の典型ともいえる人格。
コイン占いが趣味でよく当たると自負しており、実際その通りになるというケースが多かった。
しかし、ハックルの芝居に対しては、コインの出目の読みを誤ってガルシア隊を壊滅に導いてしまった。
最後の力を振り絞って、手榴弾をクリン達に投げようとしたところをハックルに射殺される。
しかし、その手榴弾は不発弾となってフェスタのバイクに入り込み、その命を奪ってしまう事になる。
【主題歌 (説明はWikipediaより)】
【オープニング】
【曲名】 さらばやさしき日々よ
【作詞】 高橋良輔
【作曲】 冬木透
【編曲】 武市昌久
【歌】 麻田マモル
【エンディング】
【曲名】 風の行方
【作詞】 高橋良輔
【作曲】 冬木透
【編曲】 武市昌久
【歌】 麻田マモル
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