原作 タツノコプロ企画室
テレビアニメ放送期間 1981年3月1日~1982年2月18日
テレビアニメ放送時間 日曜日 7時30分~8時00分 など
放送局 東京12チャンネル(テレビ東京)系列
話数 全52話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”ゴールドライタン” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
東京12チャンネル→テレビ東京で放送された、タツノコプロ製作のロボットアニメ。
当時の番宣ポスターや主題歌シングル、現在のDVD-BOXやBlu-ray BOX、オリジナルサウンドトラックなどの関連商品でも『黄金戦士ゴールドライタン』となっており、こちらが事実上の正式タイトルといえる。
真下耕一の初監督作品。
本作はトランスフォーマーやマシンロボなどに先んじた、意思を持った変形ロボットの群集劇である。
また、後続作品のトランスフォーマーシリーズや勇者シリーズでは、ロボットと少年との心の交流も重視しているが、本作もヒロとの友情が重要なテーマになっており、時代を先取りしているといえる。
企画段階では『わんぱく戦隊アバレンジャー』というサバイバルものだった。
初期の設定でも大まかなキャラクター設定はほぼ完成しているが、ゴールドライタンのようなロボットは影も形もなかった。
ポピーの村上克司によると、ヘビースモーカーだった村上は複数のライターを所持しており、それらを眺めている内に思いついて、ライターに変形するロボットを1枚デザインしたが、特に注目されることはなかった。
ところがある日、唐突に杉浦幸昌が「おい村上、あのライターロボットはどうなった」と言い出した。
村上の仕事をいつも見ていて、しかも後々まで覚えていたのだという。
「次はこれで行こう」の杉浦の一声で企画がスタート。
ライタンは老舗ライター会社が商標登録していたが、交渉して格安で商標を譲ってもらった。
アニメ化企画自体はポピーからタツノコプロに持ち込まれたもので、村上の説得によりタツノコプロは即座にアニメ化を決定したという。
アニメの放送開始とともにポピーから発売された超合金のライタン軍団(アイシーライタンを除く5種)は、亜鉛合金をダイヤモンドカッターで削ったクリスタルカットと呼ばれる彫刻が話題となった。
特にゴールドライタンは、金箔が張り付けられた高級感あふれる仕上がりで、この生産のために日本中の金箔職人が動員されたという逸話がある。
シリーズは定価3500円という高額ながら人気商品となり、5種合計で売り上げ150万個を販売した。
2006年7月にバンダイから、超合金魂シリーズで巨大化プロポーションを再現したゴールドライタンの玩具が発売された。
あらすじ (説明はWikipediaより)
メカ次元から悪のイバルダ大王がこの世界に侵入、侵略行動を開始した。
彼らを追ってきたメカ次元の戦士・ゴールドライタンは偶然、大海ヒロシと出会う。事情を知ったヒロシはゴールドライタンに協力し、イバルダが起こした事件に立ち向かっていく。
最初は他の友達には内緒にしていたヒロシだったが、ある事件によって偶然そのことを知られてしまう。
それをきっかけに、ヒロシたちはライタン軍団と力を合わせてイバルダ大王と戦うことを決意する。
登場人物 (説明はWikipediaより)
ヒロ(大海ヒロシ) 声 – 井上瑤
運動神経抜群だが勉強はまるでダメ。
ライタンとは良き友人であり、妹にとっては頼れる兄であり、わんぱくレンジャーのリーダー的存在で、仲間思いの熱血漢である。
空手の腕前はイバルダ軍団の兵士を破壊する程で、度々仲間の危機を救う。
ゴールドライタンからは「ヒロくん」と呼ばれる。
父親が機械整備士で、ヒロ自身も一応だが、機械を整備できる。
エミー(高倉エミー) 声 – 島津冴子
NASA職員を父(名はジョージ高倉で、コンドルのジョーのパロディ)に持つ。
自宅で無線を扱い、仲間と共にアンテナを自作したりと、ヒロら同様に電子工学が好きなようだ。
タイムライタンと仲が良い。
やや奔放だが、周りに気を使う事ができる。
サム(南条オサム) 声 – 三ツ矢雄二
ヒロと共に自作カート製作に熱中しているメカ好き仲間。
ひねくれ者で人を見下したような所もあるが、それを反省し、友情をより強くすることができるタイプ。
ヒロにとっては良きライバル。
デンジライタンとも仲良し。
トンボ(極楽友和) 声 – 間嶋里美
背が低く、大きな眼鏡が特徴の秀才少年。
UFOを追いかけ山へ飛び出したり、下手であるにも関わらずサッカーに率先して参加したり、子供らしく活発な一面もある。
父親が外科医。
臆病だが芯が強く、鳥を探す様に依頼した老女を鳥から守ったり、父親の友人の娘をゾンビから守った事がある。
スコープライタンとも仲良し。
モンキー(木枯紋吉) 声 – 鈴木れい子
機械いじりが好きで、メカニックライタンと仲が良い。
身軽さが特徴のひょうきん者。
父親が警察官で、兄がバイクを良く運転している。
第7話では、父と兄が対立していた事に心を痛めていたが、彼らは最終的に和解した。
ビッグ(水木太) 声 – 稲葉実
仲間の中で最も怪力。
イバルダ軍団の兵士を体当たりやヒップアタックで倒してしまう。
性格は温厚だが、怒ると怖い。
母親が花屋を営んでおり、常連客の少女、ケイの為にコスモスの種を売り、コスモスの種をまいた事がある。
アイシーライタンとも仲良し。
オヒナ 声 – 三田ゆう子
ヒロの妹。
ませた性格で、何かとトラブルを起こし事件に巻き込まれるが、人一倍優しい心の持ち主でもある。
油田八平先生 声 – 村山明
ヒロ達が通う学習塾「油田ゼミナール」(略称アブラゼミ)の経営者兼講師。
幼い頃妹を交通事故で失った為、「良く遊び、良く学ぶ事」をポリシーとしている。
ヒロと仲間達の良き兄貴分であり相談相手である。
ヒロたちの小学校に勤務する秋野もみじに好意を持っている。
公園を開設する費用を賄う為にバイトをしたり、エミーの無線アンテナの製作費に充てる為にカンパを行ったりした事もある。
ゴールドライタン 声 – 二又一成
直方体のライターから変形。
ライタン軍団のリーダーでヒロにとっては兄のような存在。
マンナッカーによれば、愛と人情を持ち合わせている。
通常は掌サイズの小型ロボットだが、異次元空間レインボーロードを通過することにより巨大化。
身長30メートル、体重200トンの巨大ロボットになって戦う。
なお、レインボーロードを通る際には一旦ライター型に戻り、巨大化した後で改めてロボットに変形し直している。
武器の類は原則持たず常に徒手空拳で戦う。
使うのはおもに空手の技であり、敵を殴ったり蹴ったりする際「とーりゃっ!!!!!!」などと叫ぶ。
玩具オリジナルでは下腹部の蓋に「ゴールドライタニックミサイル」と称されるミサイル発射装置(プレイバリューおよび胴体の質量配分バランスの関係での付加)がある。
必殺技は、空手の技である「貫手(ぬきて)」で胸を貫き、敵の中枢回路を粉砕する「(必殺)ゴールドクラッシュ」。
この時のゴールドライタンの手は単一分子(モノポール)と同様の物質となり破壊不能、かつ速度は光速並み、という敵方の解説があった。
この攻撃を防ぐことは不可能に近く、イバルダ大王やミスターメカXと言えど、装甲で防げなかった。
また、敵の体内を貫通後に手首を射出する派生技「ゴールドフィンガークラッシュ」も存在する。
ライタン軍団全員による合体攻撃「G6作戦」では、6体同時に敵中枢を攻撃する。
他にも合体攻撃や必殺技は多数あるが、ほとんどの技は一度きりの使用である場合が多い。
最終話で彼がビッグアイの後継者であることが明かされた。
初期のエンディングクレジットでは「ゴールドライターン」の表記も確認できる。
スコープライタン 声 – 三ツ矢雄二
円柱形のライターから変形。
高性能スコープを内蔵し偵察・索敵に優れている。
透視能力などで軍団をサポートするが、戦闘の際には底面のスコープからレーザーを発射することも可能。
一度だけ、ゴールドライタンのゴールドクラッシュに似た技「スコープクラッシュ」を使ったことがある。
アイシーライタン 声 – 島津冴子
直方体のライターから変形。
盗聴能力を持つ。
電波探知・ジャミングなど電子および情報戦に威力を発揮する。
耳のツマミを使って宇宙人や動物の言葉も翻訳できる。
しかし格闘能力は低く、第24話ではダイヤライトから仲間を逃がすため一人残って敵と戦い内部メカを食われるなどの損傷を受けたこともある。
タイムライタン 声 – 三田ゆう子
円柱形のライターから変形。
30秒時間を止める事ができ、時間旅行も可能だが、その超常能力を見せる場面は少なかった。
デンジライタン 声 – 鈴木れい子
直方体のライターから変形。
電子地図を搭載し、特殊コンパスを内蔵している。
このコンパスは地磁気的ではなく物理的に正確な方位を示し、通常は狂うことが無い。
電子地図との連携であらゆる地域での地理的な情報を提供できる。
メカニックライタン 声 – 間嶋里美
カマボコ形のライターから変形。
両腕に修理機能を装備し仲間のメンテナンスが主な役割。
他の仲間と比べて非力に見えるが、単身でも敵地から脱出したり、要塞の中枢を破壊したりと、実戦でも活躍する。
イバルダ大王 声 – たてかべ和也
メカ次元の独裁者。
メカ次元に歪みが生じ、そこからメカが集って誕生した。
これが自分の正体だと様々な戦争写真を背景に展開しており、コインの裏の存在、いわゆるメカ次元におけるアンチテーゼといえる存在である。
猫のようなロボットペットをかわいがっている。
度重なる部下の失敗に業を煮やしているが、本当は部下思いであるようだ。
戦闘能力は凄まじく、一度はゴールドライタンを窮地に陥れたこともあるほど。
時折部下たちにイバルダ三原則を復唱させているが、この原則はアイザック・アシモフのロボット三原則を一部変更したものである。
ウヨッカー 声 – 飯塚昭三
右の陣の将。
直情的な性格で日本刀を武器とする。
正攻法を信条とし、最前線で指揮を執ることも多く、自ら剣を振るって闘うこともあった。
同時に機械らしい融通の利かない面も併せ持ち、クリスタマンによる作戦が失敗した際には臆面もなくイバルダ大王にもう30年の時間が必要と言い放ったために叱責されている。
その性格から派生作品ではギャグキャラクターにされることもあり、当時発売された塗り絵ではアイスクリームにされる姿も描かれている。
最終話ではミスターメカXやマンナッカーと共に次元列車スリーXに乗り込んでメカ次元に乗り込み、ミスターメカXを援護したが、ヒロが次元列車スリーXの機銃でミスターメカXの左目を撃った時に爆発が発生し、これによって消滅した。
サヨッカー 声 – 長堀芳夫(現・郷里大輔)
左の陣の将。
白髪にモノクルという出で立ちで知略に優れ、卑劣な作戦で社会生活を混乱させるのが得意。
どちらかと言えば後方で指揮を執るタイプだが、前線で戦うことも多かった。
功を焦ってミスをする傾向がある。第21話ではスペースサンダー作戦の趣旨を無視して、都市爆撃よりもゴールドライタンを倒す事を選んだり、第51話ではマッシュルーム装甲師団を勝手に動かしたりした事が典型例。
特に後者では脱出の際、ヒロまでメカ宮殿に連れ込んでしまい、ミスターメカXの命令でヒロを始末しようとしたが、ヒロに腹を蹴られた際、自分の剣で腹を貫き致命傷を負った。
次元列車スリーXに乗って死のうとしたが、ミスターメカXから、爆発するメカ宮殿と運命を共にする様言われ、事実そうなった。
マンナッカー 声 – 幸田奈穂子(現・幸田直子)
中央の陣の将。
冷静かつ冷徹な性格で、人間社会の仕組み(例えば地下鉄)や人間心理(例えばパズル博士が作った玩具、クリスタルパズラー)、メカ次元の仕組み(例えばレインボーロード)を逆用するのが得意。
サヨッカー同様、社会生活を混乱させる。
ミスコンに参加するため、人工皮膚をつけてマンナカ・メカ子なる美女に変装したことがある。
スパイとしてヒロ達に近づいたこともあった。
忠誠心を自負しており、「誰にも負けない」とイバルダ大王に言った程。
しかし、第48話でヒロの手と自分の手を電子手錠で繋ぎ人質として利用した際、自分が設計したジャイロゲッターの標的となってしまい、一緒に逃亡することを余儀なくされる。
道中でヒロに助けられ、また自身も無意識にヒロを助け返したことから、心の中に迷いが生じ、思いやりや連帯感といった感情が芽生えていく。
最終話ではウヨッカーからヒロを庇った。
その際、彼の刀で腹を貫かれたものの、メカ次元からの侵略者の中では唯一生き残る。
「自分達は思いやりや連帯感がなかったから負けた」と呟き、わんぱくレンジャーやライタン軍団等に別れを告げて、最後はどこかへと去っていく。
なお最終話のサブタイトル「さらばライタン軍団」は彼女のセリフから取られている。
ミスターメカX 声 – 西村知道
変身能力や憑依能力を持っており、イバルダ大王を背後で操っていた真の黒幕。
第30話の最後にシルエットのみで登場し、第49話ではメカペットに憑依し、イバルダ大王が倒された時に出現した。
第50話ではコンピューライタンに化け、捕えたコンピューライタンを囮に使って、ライタン軍団やヒロ達を火山島で始末しようと企んだ。
自ら作戦を立ててマッシュルーム装甲兵団や次元列車スリーXを作戦用に作り、計画を部下に説明する程、果断である。
これだけでなく、イバルダ大王と違って冷酷で、本来マッシュルーム装甲師団をウヨッカーに率いさせるつもりであるにもかかわらず、勝手にこの装甲師団で出撃したサヨッカーに対し非情な言葉を放ち、そのまま見捨てる程。
その正体は龍のような怪物である。
イバルダ大王の影であり、メカ次元が存在する限り再びイバルダ大王とミスターメカXが生まれてくるという。
赤い龍や黒い龍等に変身できるが、特に黒い龍に変身した時、魔方陣を作って残虐な儀式を行える。
目が弱点である。
ナレーション 声 – 稲葉実
再放送時からOPにもナレーションが追加された。
【主題歌 (説明はWikipediaより)】
【オープニング】
【曲名】 黄金戦士ゴールド・ライタン
【作詞】 山本正之
【作曲】 山本正之
【編曲】 チト河内
【歌】 宮内良
【エンディング】
【曲名】 メカニカル・ダンシング・ファイト
【作詞】 山本正之
【作曲】 山本正之
【編曲】 チト河内
【歌】 TOMO
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