原作 矢立肇
連載・掲載誌 テレビマガジン、たのしい幼稚園、冒険王
テレビアニメ放送期間 1981年1月31日~1982年1月30日
テレビアニメ放送時間 土曜日 17時30分~18時00分
放送局 テレビ朝日系列
話数 全50話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”ダイオージャ” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系列で全50話が放送された日本サンライズ制作のロボットアニメである。
『無敵超人ザンボット3』から始まるこの時間帯のシリーズは元々、以前からのヒーロー物ロボットアニメ(『マジンガーZ』や『超電磁ロボ コン・バトラーV』など)のような「ロボット研究所・秘密基地vs世界征服を企む悪の組織」のパターンに捉われない作品作りを目指しており、本作もそれに則っている。
時代劇『水戸黄門』をモチーフとしているが、主人公・ミト王子の衣装や城のデザインなどは中世ヨーロッパ風のデザインとなっている。
江戸幕府の中心地「江戸」をエドン国とみなし、江戸幕府に属する各領地をエドン国に属する同盟星とみなしている。
本来の徳川光圀は老人だが、ミト王子は自由奔放な少年として描かれる。
この特性を生かす形で、各星の悪人を懲らしめて各同盟星に平和をもたらすだけでなく、ミト王子自身の成長をも描く物語となっている。
番組の基本的パターンも『水戸黄門』を踏襲しており、私利私欲のために無力な民衆を苦しめている悪党達に向かって「鎮まれ! こちらにおわすはミト王子なるぞ!」と王子のお供であるスケード・カークスらが一喝するが、悪党達は「ミト王子がこんな所にいるはずがない!」と罵倒するのが常で、「ならば、その目で然(しか)と見よ!」と王子達が乗る三体のロボットがダイオージャに合体、その胸に輝く紋章を見て民衆および悪党の手下達は「ははーっ!」と平伏するものの、悪党の首領だけは開き直って自分のロボットでダイオージャに立ち向かい、最後は雷鳴剣の一撃で凄絶な爆死を遂げるというものである。
本作の放映時には、本作の前々番組の『機動戦士ガンダム』が映画化され、同じサンライズの『太陽の牙ダグラム』も始まっており、リアルロボット系の作品が支持される世相になっていた。
そのため、この枠も次回作『戦闘メカ ザブングル』からはこの時間帯もリアルロボット路線に修正、これは11作目『機甲戦記ドラグナー』まで続いた。
『ダイオージャ』関連の玩具はメインスポンサーであったクローバーをはじめとした様々なメーカーよりエースレッダー、アオイダー、コバルター、ダイオージャ、クロスエイダーが発売され、主にパーツの差し替えと組み替えによる3体合体、クロスエイダーの合体を再現した。
あらすじ (説明はWikipediaより)
エドン国は周辺51星を平定した星間国家である。
エドン国の王位継承者は、16歳になるまでにすべての領地(同盟星)をめぐる視察の旅に出る義務があった。
城での堅苦しい生活が嫌いな王子エドワード・ミトはこのしきたりに従い、身分を隠しての星巡りに大喜びで出発する。
旅の道連れは教育係のスケードと武術指南役のカークスの側近二人。
一見平和に見えた諸国だが、見せかけの平和の裏ではそれぞれの為政者による悪事が横行していた。
ミト王子は合体ロボ・ダイオージャを駆り、領民を苦しめる悪人どもを成敗していく。
登場人物 (説明はWikipediaより)
エドワード・ミト王子(偽名:ミート・エドモンド) 声 – 古川登志夫
モチーフは徳川光圀=水戸黄門。
エドン国王子。
視察の旅では身分を隠すため、“某大会社の社長の御曹司で社会勉強のために旅をしている”と偽り、正体を明かすまではお供の二人にも「坊ちゃん」と呼ばせている。
普段は腕白な不良少年のような口調だが、ひとたび正体を明かせば貴公子らしい毅然とした態度をとる。
いつも口うるさい家老のバルジャンから離れられることを喜び、バルジャンの追跡からも逃げ回っていたが、次第に彼の真心に気付き、受け入れていくようになる。
一年に渡る旅の中で次第に成長していき、シノブと想いを寄せ合っていく。
決め台詞は「その目で然と見よ!」で、劇中や次回予告だけでなく玩具のパッケージなどでもキャッチコピー的に用いられている。
デューク・スケード 声 – 石丸博也
モチーフは佐々木助三郎。
通称・スケさん。
「水戸黄門」の助さん同様に剣の達人で、アフロヘアーが特徴。
王子の教育係を務める。
慎重派で常識人だが、やや口うるさい。
それ故にカークスとの衝突も多い。
“デューク”は公爵から。
バロン・カークス 声 – 西村知道
モチーフは渥美格之進。
通称・カクさん。
温厚で力持ちというタイプで、ふくよかな体躯の持ち主。
王子の剣術指南役を務める。
剣術のみならず格闘等の武術もこなす武芸百般の巨漢。
食いしん坊で王子とともに遊び方向に流れてしまう事が多い。
剣豪としても有名であるらしく、偽者も出てくるほど。
“バロン”は男爵から。
フローラ・シノブ 声 – 高木早苗
明確なモチーフは明らかでないが、「水戸黄門」の風車の弥七に近い(お庭番的)立ち位置にあるしっかりものの少女。
本来は王妃の護衛を務めており、その中でも抜きん出た身体能力と優れた操縦技術を持つ。
王妃の命を受けて1話後半で合流、ミト王子達の宇宙船ポウ号の整備と操縦、情報収集を担当する。
専用の戦闘機スパロウ・ホークで戦うが、途中からクロスエイダーにも乗るようになる。
一年に渡る旅の中で王子と互いに想いを寄せ合っていった。
バルジャン 声 – 永井一郎
モチーフは山野辺兵庫。
エドン国の家老で王子の世話役を務める元気溌剌な老人。
口うるさいのが玉にキズ。
1話冒頭で国王と王妃から王子が自分に内緒で旅に出た事、そして2人が自分に言わなかった事を知らされ、悔しさのあまり大号泣していた。
その後、王子を追って自前の宇宙船に乗り込み、中盤で合流。
一本気な性格で一度言い出したら聞かず、大概は従者のジンナイにムチャぶりをやらかして足を引っ張る事が多いが、その熱血漢な一面は時に仲間達を助ける大活躍に繋がったこともある。
なお、フルネームは「カミシモノカミ・ゴクロータ・アリフレテルド・バルジャン」と非常に長い。
ジンナイ 声 – 滝雅也
バルジャン付きの従者でバルジャンが王子を追うために同行させられた。
宇宙船の操縦手をしているが、主人であるバルジャンのムチャに振り回されるのが殆どの苦労人(ただし、マイペースな態度で受け流すスキルの持ち主)。
自身がミスを犯してバルジャンを振り回したことも数回ある。
愚痴をこぼしたり賃上げを要求したりしつつも職務には忠実で、最終回でもバルジャンに同行させられるも、国王から「ご苦労だが頼むぞ」と王命を下された描写から、従者でありながら国王からの信任は厚いようである。
特技は30秒間だけ筋骨隆々の肉体に変身できること。
【主題歌 (説明はWikipediaより)】
【オープニング】
【曲名】 最強ロボ ダイオージャ
【作詞】 伊藤アキラ
【作曲】 渡辺宙明
【編曲】 渡辺宙明
【歌】 たいらいさお、ザ・ブレッスン・フォー
【エンディング】
【曲名】 ヨカッタネ宇宙
【作詞】 伊藤アキラ
【作曲】 渡辺宙明
【編曲】 渡辺宙明
【歌】 たいらいさお
【挿入歌】
【曲名】 みんなで踊ろうバルジャンロック
【作詞】 兜史郎
【作曲】 渡辺宙明
【編曲】 渡辺宙明
【歌】 たいらいさお
【挿入歌】
【曲名】 HEARTへようこそ
【作詞】 亜蘭知子
【作曲】 渡辺宙明
【編曲】 渡辺宙明
【歌】 古川登志夫
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