SF西遊記スタージンガー 【概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優】

原作 松本零士

連載・掲載誌 冒険王 など

テレビアニメ放送期間 1978年4月2日~1979年8月26日

テレビアニメ放送時間 日曜日 19時00分~19時30分

放送局 フジテレビ系列

話数 全73話

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概要 (説明はWikipediaより)

フジテレビ系列局で放送されていた松本零士原作のテレビアニメである。

東映動画と旭通信社の共同製作。

『西遊記』を基にした石川英輔によるSF小説「SF西遊記」を原案とする。

また、孫悟空の緊箍児の輪といった原作に基づくギミックも細部に取り入れられている。

奇しくも、ほぼ同時期に同じく『西遊記』をモチーフとして、日本テレビではドラマ『西遊記シリーズ』が、TBSではドリフの人形劇『飛べ!孫悟空』が放映されている。

1970年代後半の『宇宙戦艦ヤマト』に始まる松本零士ブームの最中に製作され、前番組『惑星ロボ ダンガードA』に引き続き、松本がアニメ用の設定を描き下ろした。

前作とは異なり、松本自身はコミカライズを行なわず、桜多吾作が「テレビランド」で、池原しげとが「冒険王」で漫画版の連載を行なっている。

また、これまで『マジンガー』シリーズ、『ダンガードA』と続いて来た巨大ロボットものから、本作の主人公クーゴは等身大ヒーローという路線転換が行なわれた。

とはいえ、西遊記の孫悟空も巨大化できるという設定がある影響なのか、『SF西遊記スタージンガーII』になってからは主人公が巨大化して戦う設定が追加されている。

富田祐弘のアニメ脚本家としてのデビュー作としても知られる。

本作の特徴はスポンサーにダイエーがつき、衣料などの関連商品の独占販売をしたことである。

このようなことは日本のテレビアニメ史上初のこととされる。

65話からは、『SF西遊記スタージンガーII』とタイトルを変更。

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あらすじ (説明はWikipediaより)

銀河系宇宙は乱れていた。銀河系宇宙の中心である大王星から放射されるギャラクシーエネルギーが弱まったため、宇宙の様々な星で天変地異がおこり、善良な宇宙生物までもがスペース・モンスターとして凶暴化、暴れまわっていた。

事態の進展を止めるには、太陽系の惑星(地球)に住むオーロラ姫の力が必要だった。

そこでオーロラ姫は銀河系の暴れん坊であるサイボーグ、ジャン・クーゴとドン・ハッカ、サー・ジョーゴを3騎士として従え、宇宙の平和を取り戻すため、スペース・モンスターや凶悪異星人と戦いつつ大王星(=天竺)を目指す旅を続ける。

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登場人物 (説明はWikipediaより)

ジャン・クーゴ(=孫悟空) 声 – 石丸博也

本作の主人公。

地球出身。

孤児という境遇から抜け出したい為に、自らサイボーグになる事を志願する。

就職先では一所懸命に働いたが、成り上がり者であることを嘲笑され、「太陽系一の暴れん坊」になった。

その高い能力をキティ博士に見出されたが、「女の護衛など御免だ」と反旗を翻す。

その後、捕縛されオーロラ姫の大王星への道中の護衛を条件に解放された。

武器はエネルギー・ポリマーの柱を棒に変化させたアストロ棒。

そこから打ちだされる「パライザー・ビーム」、「アストロ・ザンダー」は凄まじい威力の破壊光線である。

他にもアストロ棒を駆使した切断技で「アイアン・キッター」がある。

分身能力もあり身代わりを立てる事も可能。

後に激戦を経て巨大化も可能になる。

性格は短気で粗暴だが、モンスター世界の現実をよく認識している。

よって善意を疑わないオーロラとよく衝突していた。

ドン・ハッカ(=猪八戒) 声 – 富田耕生

泥の惑星を根城にしていたサイボーグ。

オーロラ姫に一目惚れし同行する事になる。

怪力自慢で、武器は腹部から取り出した分銅。

他にシールドを装備し、足指からはミサイルを発射できる。

明るくのんびり屋で食欲が人一倍旺盛。

サー・ジョーゴ(=沙悟浄) 声 – 富山敬

水の惑星の主であるサイボーグ。

こちらも成り行きからオーロラ一向に加わる。

直情的なクーゴ、ハッカとは違い頭脳的な作戦を得意とし、その為オーロラ姫からの信望も厚い。

戦闘力はクーゴに劣るものの、知恵により相手の武器を封じる事も多く、活躍度も高い。

電卓型のコンピューターを所持している。

レーザー銃である「テレポー・ガン」が武器。

他に、両肩にミサイル「ショルダー・ニードル」を装備している。

キザで自信家だが、周囲に気を配る優しい戦士。

オーロラ姫(=玄奘三蔵法師) 声 – 杉山佳寿子

故郷の星・月をスペース・モンスターに破壊され、地球に亡命しキティ博士に養育された月の王女。

大王星のギャラクシーエネルギーを担う女王が年老いて力を失った為に、その後継者に選ばれたのが彼女である。

3人からは「姫」と呼ばれ慕われている。

ギャラクシーエネルギー回復の為にクーゴ達と共に大王星に向かう。

バトルスーツはミニスカートだが、「II」ではレオタード状に変わる。

キティ博士 声 – 増山江威子

ギャラクシーエネルギーの権威でオーロラ姫の養母でもある。

クィーンコスモス号を与えオーロラ達を大王星に向かわせる。

ドッジ助教授 声 – 八奈見乗児

キティ博士の助手でクーゴをサイボーグに改造した人物でもある。

クーゴに良く説教をするが本人からは聞き流されている。

クーゴに「ドジ」と叫ばれると、「ドジじゃない!!ドッジじゃ!!」と言い返すのが癖。

ベラミス 声 – 小原乃梨子

故郷ガリウス星を守るためにサイボーグとなった戦士。

クイーン・ラセツに母の面影を見ており、ラセツ軍団の士官となってオーロラ一行を苦しめる。

クーゴのライバルでもある。

実は女性である。

ギンギンマン(=銀角大王) 声 – 緒方賢一

前半の悪玉。

モンスターの黒幕として、オーロラ一行を妨害した。

基地をクーゴに破壊され、兄・キンキンマンと合流。

ヘリコプター型の巨大メカ「ギンダー」を操りクーゴ達に挑む。

合体不能後も奮起しクーゴに挑むが単体ではクーゴの敵ではなく、アストロ棒により敢え無く倒された。

キンキンマン(=金角大王) 声 – 加藤治

ギンギンマンの兄。

巨大メカ「キンダー」を操る。

弟・ギンギンマンが操る「ギンダー」と合体すれば無敵のロボット「キンギンダー」になるが、ジョーゴにより合体装置を破壊される。

弟を制止するも聞き入れられず、一人逃げ帰る事になる。

キングギューマ(=牛魔王) 声 – 田中崇(現・銀河万丈)

銀河系宇宙の大王を名乗る。

最大の難関、ギララ星系を制圧する後半の悪玉。

ギューマ戦闘空母艦隊からなるギューマ軍団を配下に持つ。

クーゴ達の最大の敵であったが、妻・ラセツの謀反に討たれる。

クイーンラセツ(=羅刹女) 声 – 山口奈々→中谷ゆみ

キングギューマの妻。

オーロラ姫を拉致しギャラクシーエネルギーを狙った。

ギューマ軍団別働隊として、ラセツ軍団を自前に組織している。

その野心は夫であるキングギューマをも葬った。

プリンスガイマ(=紅孩児) 声 – 野田圭一

『西遊記』の原作通り、キングギューマ(牛魔王)とクイーンラセツ(羅刹女)の息子。

ベラミスに取って替わろうとし闇に葬ろうとした野心家。

クーゴと指しの勝負を挑むが生きていたベラミスが駆け付け2対1の不利な状況となる。

最期は噴火したマグマが被弾してサイボーグ回路を破壊され、爆破して果てた。

キャプテン 声 – 間嶋里美

クイーンラセツの部下で宇宙船の操縦を担当する。

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【主題歌 (説明はWikipediaより)】

【オープニング】

【曲名】 スタージンガーの歌
【作詞】 伊藤アキラ
【作曲】 菊地俊輔
【編曲】 青木望
【歌】 ささきいさお、こおろぎ’73

【オープニング】

【曲名】 宇宙の戦士スタージンガー
【作詞】 伊藤アキラ
【作曲】 菊地俊輔
【編曲】 菊地俊輔
【歌】 ささきいさお、神代ユースコーラス

【エンディング】

【曲名】 姫のためなら
【作詞】 伊藤アキラ
【作曲】 菊池俊輔
【編曲】 青木望
【歌】 こおろぎ’73、コロムビアゆりかご会

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