マグネロボ ガ・キーン 【概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優】

原作 東映動画プロジェクトチーム

テレビアニメ放送期間 1976年9月5日~1977年6月26日

テレビアニメ放送時間 日曜日 18時00分~18時25分

放送局 テレビ朝日系列

話数 全39話

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概要 (説明はWikipediaより)

NET→テレビ朝日系で全39話が放送された、東映動画製作のロボットアニメ。

『鋼鉄ジーグ』に続く『マグネロボシリーズ』の第二弾。

マグネロボシリーズというのは本作のタイトルから取っている。

また、スポンサーのタカラのマグネモシリーズ第三弾である。

なお、同シリーズの第二弾は『ゴワッパー5ゴーダム』である。

まだ「男尊女卑」的な風潮が色濃く残る当時にあって、男と女が力をあわせないと敵(イザール)を倒せないという、当時としては異色の作品だった。

また、物語の中で「マグネマンダミー」と呼ばれるメカが登場するが、その結果、ガ・キーンのメンタルバランスが取れなくなってピンチに陥る、という場面が見られた。

そのことは、『ガ・キーン』が、男性なら力強さ・たくましさ、女性なら優しさ・可憐さなど、男女のメンタル部分を併せ持たないとまともに戦う事ができないロボットである事を強調している。

視聴率は前作より苦戦し、後半の数々のパワーアップ劇をもってしても上げることができなかった。

なお、わずか一話しか登場しなかった武装もあった。

ただし、武道家の生き様や男女関係の描写には気を遣われており、男性が持つ女性的面や、女性が持つ男性的側面を描く事で、男女の基本的平等を謳っていた点が特徴的である。

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あらすじ (説明はWikipediaより)

イザール星人の地球侵略が開始された。

花月博士率いる地球システム研究所は、秘密裏に移動要塞研究所ゴッドフリーダムとマグネロボ・ガ・キーンを開発、イザールの侵略に備える。

しかしガ・キーンを起動させるためにはマグネマンが二人必要だった。

花月博士は自分の娘である舞をマグネマン・マイナスに選んだが、もう一人のマグネマンであるプラスの資格を持つ人物は未だに見つからなかった。

花月は友人である北条徹の息子であり、人並み外れた耐電能力を持つ猛に目をつけ、彼をマグネマンとしてスカウトしようとするが……。

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登場人物 (説明はWikipediaより)

北条 猛(ほうじょう たける) 声 – 古川登志夫

北条流武道という武道家の家に生まれ父も武道家。

17歳。

その身体能力は高く、自らも武道家になるべく武者修行をしていた。

幼少時に落雷事故に遭いその時に母親を失っている。

その時発覚した電気に強い体質とその格闘能力を見込まれマグネマン・プラスとなる。

マグネマン・プラスに変身すると変身前よりも凛々しくなるが、舞ほどの表情の劇的な変化はない。

当初は協調性に欠け、独りよがりな部分も目立ったが戦いを通じて成長してゆく。

花月 舞(かづき まい) 声 – 杉山佳寿子

ガ・キーン開発者、花月 守の娘。

16歳。

イザール星人の侵略を警告する父のためにマグネマン・マイナスとなる。

特に体質的に有利というわけではなくマグネマンになるための電撃特訓など血のにじむような努力の成果として変身可能となる。

人当たりもよく暴走しがちな猛を支えた。

マグネマン・マイナスになると眉毛は釣り上がり狐のようにやや細めの目つきになり表情も変わり、化粧をした感じの大人の顔になり凛々しくなる。

身体能力と柔軟性が高いため、水泳と新体操が得意。

花月 守(かづき まもる) 声 – 内海賢二

地球システム研究所の所長にしてガ・キーン開発者。

イザール星人の侵略を早くに察知するも誰にも取り合ってもらえず、私財を投じてガ・キーンとゴッドフリーダムを建造する。

パイロットとして必要なマグネマンの一人に自分の娘を選んだ。

北条 徹(ほうじょう とおる) 声 – 柴田秀勝

猛の父。

花月博士とは友人同士。

北条流武術師範。

猛を幼少時より過剰に厳しく鍛え上げ、物語開始時には、猛とは事実上の絶縁状態となっている。

北条 琴江(ほうじょう ことえ) 声 – 北浜晴子 / 吉田理保子(幼少時)

猛の姉。

母が夭折した北条家の母親代わり。

小松 独(こまつ ひとり) 声 – 野田圭一

ゴッドフリーダム所属。

戦闘要員。

デリバリー号のメインパイロット。

孤児ということもあって、仲間意識を大切にしており、物語当初、協調性がない猛とは対立していた。

肥前 太(びぜん ふとし) 声 – 増岡弘

ゴッドフリーダム所属。戦闘要員。

デリバリー号のガンナーおよびサブパイロット。

辻 天才(つじ てんさい) 声 – はせさん治

ゴッドフリーダム所属。

分析・整備要員。

デリバリー号のレーダー、データ解析担当。

チックタッカーを開発するなどメカにも強い。

肥前 カオル(びぜん カオル) 声 – つかせのりこ

太の妹。

兄を頼ってゴッドフリーダムにやってきた活発(というよりおてんば)な少女。

天才とともにチックタッカーを開発し戦闘に加わろうとした。

ブレーン総司令官 声 – 柴田秀勝

イザール帝王腹心の部下。

イザールの地球侵略軍総司令官。

部下よりもふた周りほど体が大きく、肥大化した脳のような頭部を持つ。

第35話で自ら出撃し、巨大化してガ・キーンと直接戦った。

地底将軍コックロー 声 – 増岡弘

地底での作戦を指揮する将軍。

功名心にあふれ、利己的。

海底将軍スタッフィー 声 – 北浜晴子

海での作戦を指揮する将軍。

海洋生物をモチーフとした姿をしている。

情報長官デバイス 声 – はせさん治

地上での作戦を指揮し、情報収集と諜報活動を行なう。

頭部が透明なドームで、耳がレーダーという機械生命体。

シャドー隊長 声 – 野田圭一

デバイスの部下。

変装の名人。

義手である右手に銃を内蔵している。

イザール帝王 声 – 内海賢二

イザール星の支配者。

イザール星は星としての寿命がつきかけており、移住先として地球を侵略しようとした。

ブレーン亡き後、自ら指揮を執るために地球に降り立つ。

最後は巨大化しガ・キーンとの戦いを繰り広げた。

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【主題歌 (説明はWikipediaより)】

【オープニング】

【曲名】 たたかえ!ガ・キーン
【作詞】 浦川しのぶ
【作曲】 渡辺宙明
【歌】 水木一郎、堀江美都子、こおろぎ’73

【エンディング】

【曲名】 猛と舞のうた
【作詞】 浦川しのぶ
【作曲】 渡辺宙明
【歌】 水木一郎、堀江美都子

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