原作 葦プロダクション、八田朗
連載・掲載誌 冒険王
テレビアニメ放送期間 1976年7月5日~1977年3月28日
テレビアニメ放送時間 月曜日 19時00分~19時30分
放送局 フジテレビ系列
話数 全38話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”ブロッカー軍団IVマシーンブラスター” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
フジテレビ系列で放送されたロボットアニメである。
日本アニメーションと葦プロダクションの共同製作。
日本アニメーション初のオリジナルロボットアニメ。
実際の製作はタツノコプロから独立したばかりの葦プロダクションが担当している。
他のロボットアニメとの差別化を図ろうとした意欲的な取り組みは随所に見られ、「主役格の人型ロボが複数登場する」「円月廻転などのブロッカー陣形を駆使して戦う」など特徴的な設定、演出がなされている。
しかし大枠においては、製作の葦プロが関わっていたタツノコプロ作品に似ており、敵キャラのデザインが『タイムボカン』シリーズの悪役を彷彿とさせる、敵軍団が用いる固有のかけ声が『新造人間キャシャーン』などの軍団員のかけ声を連想させる、など旧来のアニメ作品と大きくかけはなれるものではなかった。
「番組宣伝用セルなどに何度も用いられた、騎馬戦のようなブロッカー陣形は本編では一度も使われなかった」「敵の熾烈な攻撃は既に始まっているのにパイロットの4人の内1人しかおらず、慌てて探す(第1話)」「主人公が地回りやくざ(天丼組)に殴り込むだけでロボットが一切合切出てこない(第24話)」など、制作側の不手際や演出が本来の意図とは違った受け止められかたをしたために、カルトな作品として記憶されることもしばしばある。
あらすじ (説明はWikipediaより)
海底帝国モグールの侵略に対し、由利博士はボスパルダーら4大ロボを完成させる。
エレパス(超能力)の持ち主にしかそれらを動かせないため、メンバーが選抜された。
少年院出身の不良少年・飛鳥天平はその高いエレパス能力を認められ、モグールと戦っていくことになる。
だが、この戦いが天平にとっては宿命と言えるものであることを、彼自身はまだ知る由もなかった。
登場人物 (説明はWikipediaより)
飛鳥 天平(あすか てんぺい) 声 – 安原義人
本編の主人公。
天涯孤独の身の上で、親の愛情を知らずに育ち、不良少年として少年院に収監されていた所を、由利博士により拉致同然の手段でフリーダム4、ボスパルダーのパイロットにさせられる。
当初は反発ばかりしてモグールとの戦いにも積極的では無かったが、2話で親と慕っていた少年院の舎監である通称・鬼監(おにかん)をモグールに殺された事を機にモグール軍団との戦いを決意する。
表面上は刺々しい物言いをして無愛想に振舞ってはいるが、本当は心の優しい人物。
実は300年前、モグールを脱走して地球人の側についた科学者ノストラーの子孫で、半分は地球人の血が流れている。
その為、ブロッカー軍団中、群を抜いたエレパス能力を持つが当初は自身の出生の秘密を知らなかった。
モグール人の血を継いでいる為、強い陽射しには弱い。
石田 厳介(いしだ げんすけ) 声 – 玄田哲章
ブロッカー軍団のリーダーでフリーダム1、ロボクレスのパイロット。
北条ユカの父、北条博士の助手だったが、北条博士夫妻がモグールの手によって殺害された時、ユカを連れて逃げ延びた。
頑健な肉体と優れた頭脳を併せ持つが、その反面、生真面目過ぎて融通がきかず、人情の機微にうとい面がある。
ひねくれ者である天平の言葉の裏が読めず、額面通りに受け取って激怒したり、命令に従わず勝手な行動をとる天平を叱責し、かえって反発を招く事が多い。
口癖は「貴様ー!」「命令だ!」。
ビリー剣城(ビリーけんじょう) 声 – 津嘉山正種
ドライブ中を拉致されてフリーダム2、ブルシーザーのパイロットにさせられた金髪青眼の青年。
13年前バレリー島沖で父親が消息不明になっている。
天平あしらいが不得意な厳介と異なり、理を説き、情に訴えて天平を戦地に導くなど筋の通った知性の持ち主。
早見 仁太(はやみ じんた) 声 – つかせのりこ
天平と同じく、少年院で拉致されてフリーダム3、サンダイオーのパイロットにされた。
天平の事を「兄ぃ」と呼んで慕っている。
普段は渡世人の真似事をして着物にサラシを巻き、褌を着用している。
生き別れの母親がおり、一日違いで会う事が出来なかった。
常に関西弁で喋るが、大阪生まれかは不明。
北条 ユカ(ほうじょう ユカ) 声 – 麻上洋子
宇宙考古学者であり、モグール人の存在と侵略を予想し、彼らと戦うロボット製造の資料を由利博士に託した故・北条博士の娘。
眼前で両親をモグール人の襲撃によって殺された為、モグール帝国に対して深い憎悪を抱いている(この時、ユカ自身は石田に助けられて難を逃れた)。
天平がモグール人の子孫であると知ると、モグール人にとって致命的な武器であるサンレス銃で天平を撃ってしまう。
後にこの行為を後悔して、天平の良き理解者になろうとする。
由利元来博士(ゆりげんらいはかせ) 声 – 加藤精三
ブロッカー軍団を作り上げた科学者。
冷静沈着でかつ豪胆な人物。
ユカの父である北条博士とは親友同士であり、彼からモグール帝国に対抗できるロボット・マシーンブラスターに関わる資料を託されていた。
ブロッカー軍団の基地であるアストロ母艦の総責任者でもあり、対モグール戦略の最高司令官でもある。
アストロ基地が破壊された際、瓦礫の下敷きになり下半身不随となる。
その後は電動車椅子に乗って登場する。
名前の由来はユリ・ゲラー。
ピコット 声 – 小宮和枝
ブロッカー基地のマスコットロボット。
自称、天平のお目付け役。
口癖は「~だコット」。
アンドリュー・ノートン 声 – 富山敬
第35話に登場するオーストラリア空軍出身の元ボスパルダーのテストパイロット。
エレパス能力が必要値の半分程度しか無い事が判明し、 由利博士からパイロットの交代を宣告され姿を消すが、モグールの陰謀で由利博士を家族の敵と思い込み、モグール軍団に寝返る。
用済みとなり殺されかかった所を救われて、天平に代わりボスパルダーに乗り込むが自身のエレパス能力不足を思い知る事になり、戦いの場を去る。
ヘルクイーン五世 声 – 弥永和子
モグール帝国女王。
モグール軍団の地上侵略を指揮する。
玉座に座って部下に指示するタイプでは無く、自ら戦地に立って実戦指揮官としても活動する。
「ヘールヤッターレ!」と叫ぶ帝国独自の敬礼(両手を挙げ、左足を挙げる)を受ける最高位の人物。
一人称が“余”ではなく“あたし”であるなど、悪く言えば威厳に欠けるが、よく言えば親しみのある君主として描かれている。
最後はブロッカー軍団に破れ、誇りある死を選ぶ。
四つ目の仮面の下には本当の素顔があるらしい。
名前の由来は「HELL(地獄)」と「QUEEN(女王)」。
ヘルサンドラ 声 – 弥永和子
第28話から登場するモグール帝国の新女王。
ヘルクイーン五世の妹で剣術、格闘術にも秀でている。
性格は一言で言ってしまえば「わがまま」。
露出度の高いコスチュームを身にまとい、指揮官と言うより女戦士としての行動が目立ち、その為にザンギャックの計画を台無しにする事もあった。
天平にある種の好意を抱いていたが、思いが叶う事は無く、最後は虜囚になるより基地もろともに自爆する道を選んだ。
ゴロスキー 声 – 鎗田順吉
モグール帝国戦斗指揮官。
典型的な猛将タイプで、力押しの作戦しか出来ずヘルクイーンの評価もあまり高くは無い。
自分を馬鹿にするザンギャックといつもいがみ合っている。
名前の由来は「ごろつき」より。
ザンギャック 声 – 野本礼三
モグール帝国戦斗参謀。
参謀と言いつつも実際にはカイブッダーの製造全般を受け持つ帝国一の科学者でもある。
悪知恵が働き、常にゴロスキーを出し抜こうとしている。
地獄警察という監視組織を支配していてゴロスキーの部下を虫けらの如く殺す残酷な性格でもある。
ゴロスキーを無能と馬鹿にはしていたものの、ヘルクイーンが戦死した後、共に自決しようとする等、一定の評価はしていたらしい。
彼もまたヘルサンドラと共に最後を迎えた。
名前の由来は「残虐」より。
【主題歌 (説明はWikipediaより)】
【オープニング】
【曲名】 ブロッカー軍団 マシーンブラスター
【作詞】 とくら清和
【作曲】 小林亜星
【編曲】 筒井広志
【歌】 ヒデ夕樹、東映児童合唱団
【エンディング】
【曲名】 男天平の唄
【作詞】 武者造
【作曲】 小林亜星
【編曲】 筒井広志
【歌】 北原浩一
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