デビルマン 【概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優】

原作 永井豪

連載・掲載誌 週刊少年マガジン

掲載期間 1972年25号~1973年27号

テレビアニメ放送期間 1972年7月8日~1973年3月31日

テレビアニメ放送時間 土曜日 19時00分~19時30分

放送局 NET(現テレビ朝日)系列

話数 全39話

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概要 (説明はWikipediaより)

1972年から1973年にかけて発表された永井豪原作の日本のメディアミックス作品。

漫画の連載とテレビアニメの放送が同時期に行われた。

変身ヒーローもの企画として、永井豪が自作品『魔王ダンテ』(「ぼくらマガジン」連載)をベースに「悪魔をヒーローとした作品」として基本設定を行い、漫画版は永井豪が執筆し、『週刊少年マガジン』の1972年25号(6月11日号)から1973年27号(6月24日号)にかけて全53話で連載された。

同時期に、NETテレビではテレビアニメ版で脚本担当の辻真先がオリジナルストーリーを構成した。

悪魔がヒーローになりデーモンと戦って人類を救うという話は斬新で、1970年代に大きな人気を博して、ストーリーと主題歌共に人気が出た。

空前の「変身ブーム」を受け、NETテレビが「変身大会」と銘打った番組の一つとして、実写番組の『人造人間キカイダー』と組み合わせ制作。

当時「お化け番組」と呼ばれた『8時だョ!全員集合』に対抗しての異例の夜20時台の放送となっている。

「人類滅亡をもくろむデーモン族の妖獣に、デーモン族の裏切り者デビルマンが人間を守るために戦う」という基本線は、漫画版と共通している。

しかし、作者の個性によって設定が拡大し終末テーマの大作SFへと発展していった漫画版に対して、TVシリーズ版は一話完結でデビルマンが妖獣と戦うという基本線を守り続け、ヒーローものとしてのスタンダードな展開は最後まで全うされた。

しかし、ほとんどのエピソードの脚本を担当した辻真先が永井豪作品のファンであり、そのテイストを意識してストーリーを展開したため、「勧善懲悪に終わらない毒のあるストーリー」「ギャグやブラックユーモアも交えた展開」など、永井作品の特色は充分に生かされていた。

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あらすじ (説明はWikipediaより)

ヒマラヤの氷の中に封じ込められた地球の先住民族・デーモン族が復活した。

地球の支配権を手にするため立ち上がった魔王ゼノンは、デーモン族最強の勇者デビルマンを呼ぶ。

ヒマラヤ登山中だった日本人・不動教授と息子の明は、クレパスからデーモン一族の眠る氷の国へと転落し、デーモン族の妖獣たちに襲われた。

不動教授は死亡したが、気を失った息子の高校生・不動明は人間社会へ尖兵として潜入するデーモンの宿主として選ばれてしまった。

デビルマンは、仲間の妖獣たちを倒して自らが尖兵となり、明の体へと憑依した。

孤児となった明=デビルマンは、不動教授の親友である牧村教授の家に引き取られるが、人間として生活する中で主題歌にも歌われるように牧村の娘・美樹への恋愛感情から、次第に「人間界を滅ぼす」という使命に消極的になる。

デビルマンの変心に業を煮やした妖獣ヘンゲが美樹を襲ったとき、明はデビルマンに変身しヘンゲを倒した。

こうして、デーモン族を裏切ったデビルマンは不動明として生活しながらも、美樹を守るために送り込まれる妖獣たちと戦う。

やがてその戦いは、美樹だけではなく牧村家の人々や友人たち、そして美樹の生きる人間界を守るための戦いになっていく。

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登場人物 (説明はWikipediaより)

デビルマン・不動明  声優 (田中亮一)

魔王ゼノンは3人のデーモン族を闘わせ生き残った者に不動明の身体を借りて地上支配の先兵として送り込む事を計画し、勝ち残ったデーモン族一の勇者デビルマンは明に憑依する。

自我はもちろんデビルマンのもので、不動明の意識や記憶はデビルマンに吸収されてしまっているが、美樹に対する恋愛感情などは明の意思がデビルマンに影響している。

当初はデビルマンの意識が作用してるために好戦的な面が強かったが、美樹への愛情に目覚めてから戦うことしか知らないデーモン族に嫌気がさし、人間・不動明として生きていく事を決心する。

自分の生きる人間界を護るためにデーモン族を裏切る事になった。

移動には赤いオートバイを使用。

牧村ミキ  声優 (坂井すみ江)

本作のヒロイン。

デビルマンが人間界に留まる事を決定付けさせた人物。

彼女の優しさ、美しさを護ることがデビルマンの真の目的である。

タレちゃん(牧村健作)  声優 (山本圭子)

ミキの弟で失禁癖がある小学生。

その事から「タレちゃん」と呼ばれるが本人は当初嫌がっていた。

デビルマンから視ても手の掛かる子供であるが彼もかけがえのない家族の一人である。

ミヨちゃん(桃山ミヨ)  声優 (野村道子)

タレちゃんのガールフレンドで少々ませている。

牧村家同様、妖獣の被害にあう事も多い。

実家はタバコ屋。

牧村耕作  声優 (鈴木泰明)

ミキとタレちゃんの父。

考古学者で不動明の父の友人でもあった。

不動明(デビルマン)を引取ったのもそれが所以である。

アルフォンヌ先生(アルフォンヌ・ルイ・シュタインベック三世)  声優 (永井一郎)

明とミキが通う高校の教員。

ミキに言い寄るが現在ではセクハラで免職になる行為も多数行っていた。

しかしどことなく憎めない人気キャラで専用BGMまで製作された。

オンボロなアパートが住居で妻子も登場。

魔王ゼノン  声優 (柴田秀勝)

デーモン族の長。

本作に関してはサタンは未登場で彼が最高実権者となっている。

妖獣ララ  声優 (沢田和子)

無生物を変形させて別の物質を作り出す能力がある。

妖獣と言うにはほとんど人間と変わらない姿をしているが、クシャミをすると顔が崩れる。

ドジでバカであるために作戦に失敗し、結果的にデビルマンに味方する事になってしまった。

デビルマンのパートナー的存在であったが、妖獣マグドラーの魔手にかかり最期を迎えた。

氷村巌 / 妖獣ヒムラー  声優 (井上真樹夫)

不動明のライバルでデーモン族でも一妖獣扱いとなっている。

明の学校にクラスメートとして潜入しデビルマンの関係者を利用する事も度々あったが最期は妖獣ヒムラーとして魔将軍ザンニンと共にデビルマンに敗れた。

明と同様にオートバイを所持している。

ヒムラーは蝙蝠の姿をしている。

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【主題歌 (説明はWikipediaより)】

【オープニング】

【曲名】 デビルマンのうた
【作詞】 阿久悠
【作曲】 三沢郷
【編曲】 三沢郷
【歌】 十田敬三、ボーカル・ショップ

【エンディング】

【曲名】 今日もどこかでデビルマン
【作詞】 阿久悠
【作曲】 都倉俊一
【編曲】 青木望
【歌】 十田敬三

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