赤き血のイレブン 【概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優】

原作 梶原一騎

連載・掲載誌 週刊少年キング

掲載期間 1970年2号~1971年21号

テレビアニメ放送期間 1970年4月13日~1971年4月5日

テレビアニメ放送時間 月曜日 19時00分~19時30分

放送局 日本テレビ系列

話数 全52話

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概要 (説明はWikipediaより)

この物語の主人公・玉井真吾は、後に日本代表や古河電工で活躍した永井良和がモデルである。

物語の舞台となった新生高校のモデルは埼玉県浦和市(現・さいたま市)の浦和市立南高等学校(現さいたま市立浦和南高等学校)。

監督の松木天平は同校監督の松本暁司、GKの大平洋介は福家三男がモデルである。

1969年に創部6年目の同校サッカー部が高校総体、国体、高校選手権の三冠を達成した逸話を基にこの作品は作られた。

この作品は当時のサッカー少年の間で人気を獲得し、1980年代に『キャプテン翼』が登場する以前に影響を与えた作品と評されているが、その一方で常識からは想像し得ない奇想天外なシュートやプレーが描かれた。

また、精神論に重点が置かれ、技術解説が軽視されていたとの指摘もある。

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あらすじ (説明はWikipediaより)

埼玉県の新興住宅地に新生高校が設立され、元サッカー日本代表でメキシコ五輪銅メダリストの松木天平が赴任する。

松木はサッカー部を設立すると部員たちに基礎技術を指導するが、これに反発する玉井真吾と大平洋介は第2サッカー部を設立し、自由気ままなプレーに興じる。

第2サッカー部は松木の不在時にサッカー部を挑発して勝負を挑み16-0と大勝する。

気を良くした玉井は、この試合を記録した映画の上映会を開くが、撮影と解説を担当した明日香涼子は玉井のひとりよがりなプレーぶりを「みにくいアヒルの子のようだ」と指摘。

一方、松木は「本当のサッカーを教えてやる」と宣言し、再戦を挑むと玉井への徹底マークとパスワークにより20-0と第2サッカー部に大勝する。

勝負に敗れた玉井は松木の人柄に触れるうちに「みにくいアヒルの子で終わりたくない」と考え、松木のサッカー部に加るのだった。

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登場人物 (説明はWikipediaより)

玉井 真吾(たまい しんご) 声 – 田中亮一

この物語の主人公。

新生高校サッカー部の1年生。

ポジションはフォワード。

東京の下町出身。

粗野で喧嘩っ早い、頻繁に軽口をたたくお調子者。

身体能力に優れる反面、自己中心的なプレーが目立つが徐々にチームプレーの中で能力を生かす術を見出す。

シュート後に後方に半回転する「サブマリンシュート」、キーパーの面前で鋭くカーブする「ブーメランシュート」、青田とのコンビによる「回転ひねりキック」を得意とする。

松木 天平(まつき てんぺい) 声 – 村越伊知郎

新生高校サッカー部監督。

現役時代のポジションはゴールキーパーで、「ゴールの猛虎」と呼ばれる。

元日本代表でメキシコ五輪銅メダリスト。

デットマール・クラマーに師事し、クラマー譲りの技術指導と精神論を取り入れ部員に友情とチームワークを教えると共に全国レベルの強豪チームに育てることを目指す。

キック力に定評があり、キーパーに転向する以前に上岡猛を練習中の事故で再起不能にしたり、ヤクザと喧嘩になった際に3人を病院送りにした過去を持つ。

大平 洋介(おおひら ようすけ) 声 – 兼本新吾

新生高校サッカー部の3年生。

ポジションはゴールキーパー。

関西弁を話す大柄な男で、同校のボスを名乗っていたが、玉井との決闘に敗れると子分のような存在となる。

明日香 涼子(あすか りょうこ) 声 – 森秋子 / 鈴木弘子

新生高校の2年生。

本作のヒロインで、気丈かつプライドが高い。

当初は放送部員として、サッカー部の活動が軌道に乗るとマネージャーとして玉井らをサポートした。

青田 光(あおた ひかる) 声 – 森功至

新生高校サッカー部員でPTA会長の息子。キザな性格で、親の地位と財力を背景に玉井家に圧力を掛け、高校生ながらキャバレーやバーに入り浸る放蕩ぶりだったが、後に改心すると玉井のアシスト役を担った。

青田 衛吾作(あおた えごさく) 声 – 雨森雅司

青田光の父で新生高校PTA会長。

もともと農業を営んでいたが周辺の土地開発により成り上がった。

玉井 輪吉(たまい りんきち) 声 – 大木民夫

原作版では「玉井吉五郎(たまい きちごろう)」、玉井真吾の父で寿司屋を営む。

職人気質で寡黙な性格だが、喧嘩っ早い。

客の一人だった永田真が肝硬変で死去すると、残された子供を玉井家の養子として引き取った。

玉井 君枝(たまい きみえ) 声 – 江家礼子

玉井真吾の母。

常識人で息子の言動をたしなめる。

森山(もりやま) 声 – 村瀬正彦

新生高校校長。

駒野 次郎(こまの じろう) 声 – 肝付兼太

新生高校サッカー部員。

眼鏡をかけた理論派の選手。

美杉 純(みすぎ じゅん) 声 – 市川治

朝風高校サッカー部のキャプテン。

ポジションは攻撃的ミッドフィールダー。

天才選手と呼ばれる玉井のライバルで、それまで無名だった同校に入学すると県内有数の強豪へと押し上げた。

ワンマンなタイプではなく、中盤ではシンプルにパスを叩き、前線へと飛び出して得点を狙うプレーが持ち味。

ジャンプした状態からの必殺シュート「スクリューシュート」や、鋭角的な「カミソリドリブル」を得意としている。

早瀬 俊二(はやせ しゅんじ) 声 – 池田秀一、他

朝風高校サッカー部員。

地味ながら堅実なプレーで美杉のアシスト役を担う。

山形 豪十郎(やまがた ごうじゅうろう) 声 – 桑原たけし

北埼農林高校サッカー部の副キャプテン。

ポジションはフォワード。

玉井のライバル。

キーパーの面前で鋭く落ちる必殺シュート「フォークシュート」を得意とする。

貧しい農家の出身で7人兄弟の長男。

馬面と大柄な体躯が特徴だが吃音癖がある。

上岡 猛(かみおか たけし) 声 – 納谷六郎

上岡剛の兄で藤江西高校サッカー部監督。

元サッカー日本代表選手。

松木とは代表時代のチームメイトであり息のあったコンビプレーを得意としていたが、「回転ひねりキック」の練習中に事故で再起不能となり義足となる。

日のあたる舞台を歩みメキシコ五輪銅メダリストとなった松木への屈折した感情から、復讐に燃えている。

上岡 剛(かみおか つよし) 声 – 野田圭一

上岡猛の弟で、藤江西高校サッカー部員。

ポジションはゴールキーパー。

目を閉じた状態からボールの気配を読み、直感でシュートを防ぐ。

新生高校との対戦で兄の無念を晴らそうとするが、玉井のシュートを受けるうちに兄が再起不能となった原因が不可抗力によるものだと悟る。

永田 真(ながた しん) 声 – 永井一郎

原作版では「ながた まこと」、玉井真吾の実父。

サッカーの普及に情熱を注ぐあまり体調を崩し、肝硬変により死去。

玉井家には彼が作成したサッカーボールが残されている。

ナレーター 声 – 納谷悟朗(第1話 – 第18話)

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【主題歌 (説明はWikipediaより)】

【オープニング】

【曲名】 赤き血のイレブン
【作詞】 梶原一騎
【作曲】 大沢保郎
【歌】 フォーメイツ

【エンディング】

【曲名】 わが友 玉井真吾
【作詞】 梶原一騎
【作曲】 大沢保郎
【歌】 フォーメイツ

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