愛してナイト 【概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優】

原作 多田かおる

連載・掲載誌 別冊マーガレット

テレビアニメ放送期間 1983年3月1日~1984年1月24日

テレビアニメ放送時間 火曜日 19時30分~20時00分

放送局 テレビ朝日系列

話数 全42話

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概要 (説明はWikipediaより)

多田かおるによる日本の漫画。

関西を舞台に、お好み焼屋「まんぼう」の一人娘・『やっこ』こと三田村八重子とロックシンガー・加藤剛の乙女チックな明るい恋物語を描く。

『別冊マーガレット』(集英社)で連載された。

「愛してナイト」というタイトルは、MBSの深夜ラジオ「ヤングタウン」がきっかけとなっている。

この「ヤングタウン」の月曜日のコーナー(パーソナリティーは笑福亭鶴瓶・中村行延ら)で、リスナーから詞を送ってもらい、シンガーソングライターである中村が曲をつけて番組内で発表するというコーナーがあり、そこで採用された歌詞のひとつが「愛してナイト」だった。

著者と鶴瓶は知り合いだったため、新連載の際にこのタイトルを頂戴したのだという。

原作漫画は関西が舞台であったが、アニメ版は東京を舞台に変えられて設定された。

本放送中期以降、エンドテロップ代わりに「やっこの恋占い」と称し、やっこ(堀江美都子)が「○○座のあなた、今週は…」と星座占いを紹介するコーナーが挿入された。

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あらすじ (説明はWikipediaより)

若さと希望に満ちた朝日野町の商店街にあるシャレたお好み焼屋「まんぼう」。

看板娘の八重子(通称やっこ)は江戸っ子気質の父親と2人暮らしで昼は店を手伝い夜は高校へ通う孝行娘。

その隣町のアパートには、メッシュ髪をした大学生の剛と青いパーマ頭をした5才の橋蔵兄弟と、フテブテしく太った猫のジュリアーノが住んでいた。

或る日、橋蔵とジュリアーノは、剛から行っては行けないと注意されていた朝日野町へ出掛けてしまい、迷子になって挙げ句雨にまで降られてしまった。

橋蔵とジュリアーノを中心に、八重子と剛の乙女チックなラブロマンスが、明るい笑いの中で描かれている。

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登場人物 声優 (説明はWikipediaより)

三田村 八重子  声 – 堀江美都子

主人公。

お好み焼き屋・まんぼうの看板娘で、「やっこちゃん」と呼ばれ、周囲の誰からも親しまれている。

心優しく、純粋な性格だが意地っ張りなところがあり、剛と恋仲になってからも、紆余曲折を繰り返す。

そそっかしいのか、皿を割ったり、返し損ねたお好み焼きを剛や里見にぶつけたりと不器用な一面が目立つが、店の手伝いを積極的にこなす孝行娘であり、親一人子一人で育ったためか、なんやかんやいいながらも口うるさい父との絆も強い。

昼間は店に出ているため、夜間大学の英文科(剛と同じ大学・アニメでは定時制高校)に通っている。

物語当初はアメリカでお好み焼き屋を開くのが夢だった。

このやっこちゃんをめぐり、さまざまな男たちが愛憎劇を繰り広げるというのがストーリーの骨子である。

見た目こそ派手ではないが、妙に男の気を引くタイプらしい。

加藤 剛  声 – ささきいさお

大学生。

ロックバンド「ビーハイヴ」のボーカリスト。

最初は意識しないながらも、少しずつ純粋で一途なやっこに惹かれていく。

白黒マンガではいまひとつわかりづらいが、髪の色は前面が真っ赤でそれ以外は金髪というかなりパンクな髪型をしている(しかしビーハイヴはパンクバンドではない)。

加藤 橋蔵  声 – 三田ゆう子

剛の腹違いの弟で、就学前の児童。

パーマのかかった青い髪が特徴。

やっこと剛を恋人同士にさせるために、里美を遠ざけようとするなど、けなげにもあの手この手で作戦を仕掛ける。

ジュリアーノ  声 – 雨森雅司 → 兼本新吾

剛が飼っている猫で、いつも橋蔵と行動を共にしており、橋蔵が抱きかかえると前が見えなくなるくらいのデブ猫である。

鳴き声が「ふみ~」と「ぶみ~」しか言わない。

目つきが悪く、特に女性に懐くことは滅多にない。

お好み焼きの『ぶた玉』が好物。

八重子の父(三田村 しげまろ)  声 – 青野武

お好み焼き屋・まんぼう店主。

口は悪いが一人娘のやっこを溺愛しており、悪い虫が寄り付かないよう常にやっこを監視している。

人情的な話をされると、無理な頼みも断れなくなってしまう性格である。

大川 里美  声 – 森功至

剛の親友でロックバンド「ビーハイヴ」のベーシスト。

愛称は「サミー」。

初期ではピアノ講師のアルバイトもやっていた。

橋蔵と知り合うずっと以前からやっこに一目惚れして、まんぼうに通い詰めていたが、八重子の父がロック嫌いだったため、オカマバーに務めていると嘘をついていた。

剛とやっこの急接近をよく思っておらず、先に告白し、一度はやっこと交際に至るが、剛への想いを知って、身を引く。

藤木  声 – 麦人

東野 英次  声 – 塩沢兼人

ギタリスト。

いつもサングラスをかけており、強面風だったが、実は可愛い顔をしており、涙もろい。

剛にフラれた五十鈴を慰めているうちに意気投合し、部屋に押しかけてきた五十鈴にプロポーズする。

梶原 芽衣子  声 – 川島千代子

高校生。

「ビーハイブ」の大ファンかつ里美のグルーピー。

なんとか彼に近づこうと里美が講師を務めているピアノ教室にも通い、急ごしらえのバンドを結成するなどするが、結局、彼の目に留まることはなかった。

 

藤田 五十鈴  声 – 間嶋里美

やっこの親友。

地味なやっことは裏腹に派手で美人。

「ビーハイブ」の大ファン。

剛に惹かれ、里美の恋人になったやっこを利用して、自分も剛の恋人になろうと目論むが、二人が惹かれあっていることにショックを受ける。

その上でやっこの人の良い性格を見越して、風邪を引いたと嘘をつき、剛に見舞いに来てもらうが、きっぱりとフラれる。

その後、東野に慰めてもらっているうちに意気投合し、電撃的にプロポーズされ、結婚に至る。

杉  声 – 堀秀行

ベーシスト。

最年長かつ皆のまとめ役。

父親が倒れたのを皮切りに実家の呉服店を継ぐ決意をし、バンドから脱退する。

屈指の実力者であったため、抜けた穴は大きく、剛たちは苦悩することとなる。

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【主題歌 (説明はWikipediaより)】

【オープニング】

【曲名】 恋は突然
【作詞】 藤公之介
【作曲】 小田裕一郎
【編曲】 久石譲
【歌】 堀江美都子

【エンディング】

【曲名】 ぼくのジュリアーノ
【作詞】 藤公之介
【作曲】 小田裕一郎
【編曲】 久石譲
【歌】 平塚たかあき

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